サーフィンへ行くときの音楽選び、どうしてる?
FUNQ NALU 編集部
- 2021年07月29日
サーフィンへ行く時と帰る時ではテンションが変わる。ともに車内でチョイスする音楽で気分をアゲよう。
◎出典: サーファーになる本 改訂版
テンションに合わせた音楽を選ぼう
サーファーの朝は何せ早い。日の出前の暗いうちから家族を起こさないよう、そ〜っとクルマに荷物を乗せていざ海へ出発! なんてこともざら。なぜ朝が早いかというと比較的風が弱いため波への影響が少ないうえ、少しでも早く海に入れば人が少ない可能性も。さらに早起きして早く帰ってくれば一日を有効に使うことができるという点からも、朝早く海へ向かう利点があるのだ。
とはいえ眠い目をこすってハンドルを握るので脳内に何か刺激を与えて頭をシャキッとさせたい。そんな行きの道中はアップテンポな音楽を。逆に帰りの道中は思う存分波に乗り、ほどよい気怠さが残る体を癒すかのように、メローでスローテンポな音楽で安全運転を心掛けたい。音楽にはメンタルを整える効能があるのだ。
そう、クルマも車内で聴く音楽もサーファーにとってはスタイルの見せ所。海近くで見掛ける「あ、オシャレかも……」と思わせるようなクルマに乗るサーファーは音楽にもこだわりを持っており、スタイルを持ったクールなサーファーに違いない。
だが、車外に聞こえるような大音量は決して出してはならない。音楽には好き嫌いがあるし、そもそも迷惑だしカッコ悪い。スタイルのある大人サーファーはサーフィンも運転も音楽もガツガツすることなく、すべてにおいてスマートなのだから。
サーファー達の音楽選
サーフィン業界でもスタイルマスターとして知られるプロサーファー2人は、車内でどんな音楽を聞いているのだろうか?
進藤 晃
「海に向かう車内では“4つ打ち”ハウスのアーティスト、ジョー・クラウゼルがDJする時の選曲や彼がプロデュースするCD、他にはテクノのリッチー・ホゥティンなど、アップテンポの音楽がいいですね。帰りはチルアウト系アーティストや、サウンドのみの音楽をかけてでクールダウンしてます」
進藤さんおすすめ!「Joaquin “Joe” Claussell|ホアキン・ジョー・クラウゼル」
進藤プロの話に登場したジョーは90年代初頭、本格的にアンダーグラウンド・ハウスシーンに頭角を現わす。ミュージシャン、DJ、そしてアートと三つの才能に長けた天才だ。Joaquin “Joe” Claussell
市東重明
「その日の気分次第でなんでも聞くけど、最近は50 〜60年代のオールディーズが好みです。サーファー的に言うとゆるいレゲエやジャック・ションソンみたいなアコースティック系が、やはり海上がりにはピッタリじゃないですかね。ほかにはハワイアン・レゲエなんかも、結構おすすめですよ」
市東さんおすすめ!「Jack Johnson|ジャック・ジョンソン」
いまや言わずと知れたサーフミュージックの代表格となったジャック・ションソン。アコースティックでやさしさのある音楽は、アフターサーフにぴったりな選択だろう。Jack Johnson
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。