波に巻かれた時の対処法って? |サーフィンの基本
FUNQ NALU 編集部
- 2021年08月01日
テイク・オフに失敗して波に巻かれてしまうのは誰もが通る道。辛い思いをなるべくしないために対処法をマスターしておこう。
◎出典: サーファーになる本 改訂版
波に巻かれても仕方ない。それはテイクオフへの登竜門だ
テイク・オフの練習をしていると、どうしても波に巻かれてしまうもの。これはテイク・オフをマスターするために、誰もが通る試練として諦めるしかない。なるべく苦しく痛い思いをしないように、テイク・オフを失敗して波に巻かれた際の対処法をここに挙げていこう。
①ボードと一緒に巻かれない
ボードと一緒に洗濯機に放り込まれるようなもの。自分にヒットする恐れがあるため、巻かれると思ったらボードからなるべく離れるようにする。水中では顔や頭を両腕でガードして最悪の事態に備えよう。
②水面がどちらかわからなくなったら、リーシュコードを引っ張る
ひどく巻かれるとどちらが水面かわからなくなるもの。水中を慌てて漕いだらより深く逆方向の海底まで行ってしまい、余計に苦しい思いをすることもある。そんな時は慌てずリーシュコードを辿ればボードは浮いているので、どの方向が水面かが判断できる。
③水面から顔を出す時は慎重に
苦しいからといって、勢いよく水面から顔を出すのは危険。自分のボードが頭に降ってくることがあるので注意する。
photo: Takashi Fujino
白いスープが分厚い時は波に巻かれるとシンドイ。波が割れた後の白いスープが分厚いのは、波にパワーがあって海底が浅いため。こんな海で巻かれるのはご遠慮願いたいものだ。
波に巻かれることを恐れて、テイク・オフの練習を躊躇してしまわないように、対処法をしっかりと身に付けておこう。
photo: Pedro Gomes
SHARE
PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。