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筆とまなざし#207「高校生のころ買ったアッセンダーで、ひとりトレーニング」

高校生のときにひとりで練習するために買ったアッセンダー。再び出番がきた。

初雪が降りました。遠くに見える中央アルプスや恵那山も真っ白に雪化粧し、日に日に寒さが厳しくなってきました。ここ数年は暖冬でしたが、今年は昔らしい冬の寒さを感じています。

最近のマイブームは、フィックスロープを張ってひとりでクラックのトレーニングをすることです。冬になると暖かい瑞浪の岩場で講習会を行なうことが多くなります。講習会が終わってから暗くなるまでのわずかな時間、瑞浪の看板ルート「イヴ」にフィックスロープを張ってひとりで連登し、フィンガージャムの練習をしています。このルートはすでに登ったルートなのですが、フェイス部分のホールドを使わないという限定を設けると核心部分でテンションがかかってしまいます。最近はあまりクラックを登っていないのでホールドを使わずに登ることでジャミングテクニックを磨くことができるし、指を強化するいいトレーニングにもなります。上まで登ったら懸垂して休まずにまた登ります。何度か登るうちにいいムーブが見つかり、ワンテンになりました。次はテンションをかけずに登りたい。

フィックスロープで登る際に使っているのが、高校生のときに買ったアッセンダー。ロープにセットすると上には動くけれど落ちたときはカムがロープを抑えて止まるという仕組みです。瑞浪の岩場は電車でも行けるし、終了点に回ることができるのでフィックスロープを張りやすい。高校時代、何度かひとりで出かけて登っていたのでした。ずいぶん昔のものですが、まあ、まだ十分使えそう。念のため、バックアップをセットして登っています。リードではないのでスタイルとしては微妙ですが、トレーニングとしては効率が良い。これまでパートナーがいないときはボルダリングばかりでしたが、この冬はひとりでトレーニングに出かけようと思っています。

それにしても、この年齢になって高校生のころと同じ道具を使って同じことをするようになるとは思っていませんでした。けれど、ひとりで気ままに岩と向き合うのはとても楽しいし、そうやってテクニックを磨くことはトレーニングしているなぁという感じでとても新鮮です。このひとりトレーニング、なにか新しい扉を開けてくれるような予感がしています。

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PROFILE

成瀬洋平

PEAKS / ライター・絵描き

成瀬洋平

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

成瀬洋平の記事一覧

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

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