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ツール・ド・ポローニュ第6ステージ個人TTはカヴァニャ勝利、アルメイダは個人総合Vへ王手

ポーランドが舞台のUCIワールドツアー、ツール・ド・ポローニュは現地814日に第6ステージを実施。19kmの個人タイムトライアルで争われ、レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ、フランス)がステージ優勝。13秒差の2位に個人総合首位のジョアン・アルメイダ(ポルトガル)が続き、総合リードを広げることに成功。残り1ステージで大会制覇をかけることになった。

ドゥクーニンク・クイックステップ勢がワン・ツー

今大会のヤマ場となるであろう第6ステージの個人タイムトライアルは、カトヴィツェを発着とする19kmの個人タイムトライアル。序盤・中盤・終盤にそれぞれ上りと下りが控える。ところどころテクニカルなコーナーもあり、変化もあるコース。

ここまで、個人総合成績ではアルメイダがトップに立ち、マテイ・モホリッチ(チーム バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)が2秒差で追う。そのほかにもアルメイダが見える位置を多くの選手が走っており、タイムトライアルで挽回または逆転あるかが焦点に。このステージが終わると、残り1ステージは平坦基調のため、総合での逆転を狙うなら実質このステージが最後のチャンスとなる。

まず、前半スタートの選手で好タイムをマークしたのが、マキシミリアン・ヴァルシャイド(チーム クベカ・ネクストハッシュ、ドイツ)。平均時速50.896kmで走破して2231秒をマークし、当面の基準となった。

これを上回ったのが、ミッケル・ビョーグ(UAEチームエミレーツ、デンマーク)。ヴァルシャイドの記録を3秒上回ってトップに立つ。ここからしばらくはビョーグがホットシートに座り続けるが、後半スタート組に入って地元ポーランドのマチェイ・ボドナル(ドゥクーニンク・クイックステップ)が好走。ビョーグを2秒上回って、2226秒のフィニッシュタイム。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

さらに、その数人後に出走していたカヴァニャも快調に飛ばし続けて2210秒をマーク。その後はこのタイムを塗り替える選手が現れず、結果的にカヴァニャのステージ優勝となった。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

注目の個人総合争いは、2位のモホリッチが先にコースへ。安定した走りでトップからは31秒差の暫定8位でフィニッシュ。そして、個人総合首位で最終走者のアルメイダ。こちらはタイムトライアルを得意とするだけに、ライバルとのタイム差を広げるには絶好のチャンス。2223秒で走って、カヴァニャに続く二番時計。狙い通り総合リードを拡大させ、最後の1ステージに向かうことになった。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

ドゥクーニンク・クイックステップ勢がワン・ツーを決めたタイムトライアルステージ。アルメイダは個人総合首位をキープすることに成功。モホリッチとのタイム差を20秒とし、最後の1ステージで大会制覇を決めるところまできた。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

着々とステージを進行してきた別府史之(EFエデュケーション・NIPPO)もステージ114位で走り切っている。

大会最終日、15日はザブジェからクラクフまでの145km。序盤に2級山岳があるほか、中盤までは細かなアップダウンが続くが、クラクフの周回コースに入る終盤は平坦基調。主催者によればスプリンター向けのステージ。スピード感のあるレースが大会の最後を飾ることになりそうだ。

ステージ優勝 レミ・カヴァニャ コメント

©Bas Czerwinski / Getty Images

「タイムトライアルは私の専門分野であり、これで勝つことは常に大きな満足感を得られる。得意な領域で全力を尽くし、このステージで勝つことができたので本当にうれしい。自信をもって臨めたことがよかった。この勝利は、次の目標である9月のヨーロッパ選手権につなげていけそうだ」

個人総合首位、ポイント賞 ジョアン・アルメイダ コメント

©Bas Czerwinski / Getty Images

「私自身、さらにはレミの走りに満足している。とても良い走りができた。われわれは勝利し、リーダージャージもキープできたので、本当に素晴らしい1日になった。テクニカルなコースだったので、リスクを冒さないよう心掛けた。多少ナーバスにはなったが、最終的には調子のよさが勝り、今日のステージ結果と最終日を前にした総合成績に満足している」

ツール・ド・ポローニュ2021 第6ステージ 結果

ステージ結果

1 レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ、フランス)22’11”
2 ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)+13″
3 マチェイ・ボドナル(ボーラ・ハンスグローエ、ポーランド)+16″
4 ミッケル・ビョーグ(UAEチームエミレーツ、デンマーク)+18″
5 ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ、ポーランド)ST
6 マキシミリアン・ヴァルシャイド(チーム クベカ・アソス、ドイツ)+21″
7 ニキアス・アルント(チームDSM、ドイツ)+27″
8 ミッケルフレーリク・ホノレ(ドゥクーニンク・クイックステップ、デンマーク)+28″
9 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)+31″
10 マティアス・ブランドレ(イスラエル・スタートアップネイション、オーストリア)+32″
114 別府史之(EFエデュケーション・NIPPO、日本)+2’23”

個人総合成績

1 ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)23:17’07”
2 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)+20″
3 ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ、ポーランド)+27″
4 ディエゴ・ウリッシ(UAE・チームエミレーツ、イタリア)+37″
5 ミッケルフレーリク・ホノレ(ドゥクーニンク・クイックステップ、デンマーク)+53″
6 ティム・ウェレンス(ロット・スーダル、ベルギー)+57″
7 ジャイ・ヒンドレー(チームDSM、オーストラリア)+1’06”
8 ディラン・トゥーンス(バーレーン・ヴィクトリアス、ベルギー)+1’25”
9 ベン・トゥレット(アルペシン・フェニックス、イギリス)+1’28”
10 パスカル・エーンコーン(チーム ユンボ・ヴィスマ、オランダ)+1’30”
120 別府史之(EFエデュケーション・NIPPO、日本)+36’06”

ポイント賞

ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)

山岳賞

ルカシュ・オーシャン(ポーランドナショナルチーム)

チーム総合成績

ドゥクーニンク・クイックステップ

ツール・ド・ポローニュ公式ウェブサイト
https://www.tourdepologne.pl/en/

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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