クロスバイクをレストア! 眠っていたスポーツバイクを編集部員がきれいにして復活
Bicycle Club編集部
- 2022年01月16日
消耗パーツを交換して組み立てる
ケーブルやチェーン、ブレーキシューなどは、消耗パーツなのでレストアの際に新品に交換しよう。タイヤも程度によるが、古いものはトレッドが残っていても、ゴムが劣化しているのでこちらも交換したほうがいい。
せっかくなので、ここはちょっとアップグレード。ちょっと上のグレードのブレーキシューに交換すると、ブレーキの効きが改善することもあり、タイヤも元より軽く性能の高いものに交換すると、走りの変化が顕著に感じられる。
ヘッドベアリングを装着する
ヘッドのベアリングを確認。ベアリングが傷んでいたら、同規格のものに交換する。回転もスムーズで大丈夫そうなら洗浄して再利用する。
タイヤを軽量モデルにアップグレード
タイヤは新品のパナレーサーに交換。クロスバイクには、低価格なのに高性能なコンフィがオススメだ。軽量設計で軽い走りに。
▼「アーバン用タイヤへの交換方法」はこちら
ドライブトレインを装着する
ここからは、フレームに装着できるパーツを付けていく作業だ。まずはクリーニングしたチェーンホイールやスプロケットを装着する。
▼「ハンガー部のBB着脱方法」はこちら
▼「チェーンホイールの着脱方法」はこちら
ブレーキシューを装着する
Vブレーキを装着する。ブレーキシューのサイズは規格化されているので、ブレーキ自体はシマノ製でなくても、シマノのシューを装着できる。
チェーンを交換する
変速機用チェーンは11速以下の場合、6・7・8速用と9速用、10速用に分かれる。このバイクは8 速なので、6・7・8速用のチェーンを使用。シマノ純正パーツは青いパッケージが目印だ。
▼「チェーンの着脱方法」はこちら
シフト&ブレーキケーブルを張る
メカ類を装着し、ハンドル&サドルをつけたら、ケーブル類をつけてバイクは完成だ。アウターケーブルを最適な長さに合わせてカットしたりと、ポン付けではすまされない部分。メンテ初級者には最後の難関。
買ったときのようにリフレッシュ!!
フレームやパーツの汚れが落ち、購入時のような輝きを取り戻した。通勤用バイクはもちろん、子どもへのおさがりにもおすすめだ!
※この記事はBiCYCLE CLUB別冊「自転車サビとり再生術」からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
出典
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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