エース・メイダーが暑さで体調不良、ツール・ド・スイスを走る新城に試練|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年06月16日
UCIワールドツアー、ツール・ド・スイスに出場中の新城幸也。第4ステージはグレンヘンからドイツ側に向け東へアップダウンを繰り返しながら進み、ラスト20km地点の2級山岳を越え、スイスで4番目に大きな湖であるルツェルン湖の街、ブルネンにフィニッシュする190km。
チームは序盤から集団をしっかりとコントロール。新城も先頭でチームを牽引するが思わぬ暑さがこの日も選手を苦しめ、何度もチームカーからボトルを運ぶために集団の後方から先頭を往復するという新城にとって負担の大きな一日となった。
リーダージャージのスティーブン・ウィリアムズ(イギリス)は最後の上りで遅れだすがチームメートのサポートでメイン集団に戻り、トップと同タイムの集団でフィニッシュ。リーダージャージを守り、新城は107位で無事にレースを終えている。
ただし、バーレーン・ヴィクトリアスのエース、ジーノ・メイダー(スイス)とヘイマン・ペロルシュタイナー(オーストリア)が脱水や熱中症の症状があり、第5ステージはスタートしないとチームから発表があり、新城はじめ4人でリーダージャージを守る厳しい状況となった。
新城幸也のコメント
『今日もなんとか無事にリーダージャージのスティーブン(ウイリアムズ)を守ることができた。彼は最後の上りで少し遅れたみたいだが、下りで先頭集団に復帰できて良かった。とにかく暑かった! 補給所だけでは足りずに、自分は何度もチームカーを往き来してボトル運び。初日から暑い中、全開でプッシュし続けたツケがまわってきたのか、上りでは苦しんだ。第5からハードな3日間が待っている。しっかりとサポート頑張らないとね!』
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