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ロードバイク初心者が揃えるもの16選! これがあれば長距離ライドも安心

ロードバイクに乗るためには、自転車以外に揃えないといけないものがたくさんあるのをご存知でしょうか?

ライトやベルなど、道路交通法で装備が必要なものから空気入れ、ヘルメット、工具など実際の走行やサイクルライフに必要なアイテムを最初に、あるいは徐々に準備する必要があります。

とはいえ初めてロードバイクを手にした人は、何から揃えればいいかわからないですよね。そこで今回は安全で快適なバイクライフを送るうえで、ロードバイク初心者が「揃えるべきもの10選」+「あったらいいもの7選」として計16選を紹介します。

快適なロードバイクライフを送るために揃えておきたいもの

ロードバイクに乗るだけなのに、なぜ自転車以外にも準備が必要なのでしょうか。

ロードバイクは基本的には「速く走るための機材」なので、その目的以外の不要なものは装備していません。よって、道路交通法で装備が定められているベルやライトも、購入したばかりのロードバイクには装備されていません。別途購入して装備する必要があるのです。

購入すべきモノやコトを簡単に分類してみると、1.ヘルメットやグローブなどのライダーの安全を守る装備、2.いざというときのトラブルに備えた携帯工具やパンク修理キット、3.実際のライドに出かける際の必要あるいは便利アイテム、4.空気入れやケミカル類など自宅で使用するメンテナンス用品など。これ以外にもまだまだたくさんあります。

「いっぺんにすべてを揃えなければダメ」というわけではないのですが、安全かつ快適にロードバイクを楽しもうとすると、思いのほか多くのものを揃える必要が出てきます。

ロードバイク初心者が揃えるもの10選! 走るために必要なもの

ここではロードバイクに乗る際に必要となるアイテムのうち、揃える優先度の高いものを紹介します。

1.ヘルメット

自転車事故による死者の56%は頭部損傷によるもの。ヘルメットを着用しない人の死亡率は着用した人の約3倍になるというデータがあります。

ロードバイクはかんたんにスピードが出せるため、事故にあった際に頭にヘルメットをかぶっていないと命にかかわるケガを負ったり、後遺症が残ったりする可能性があります。頭部をしっかり守るためにヘルメットは必ず着用しましょう。現行の道路交通法において、ヘルメットは着用努力義務が課されています。

おすすめのヘルメットや選び方はこちらのページで詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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2022年07月28日

2.サイクルグローブ

サイクルグローブはハンドルを握った際の滑り止めや振動の吸収、転倒した際に手を守るなど非常に大切な役割があります。

人間は転倒時にとっさに手をついてしまいがちで、このときグローブを着用していないとケガを負う可能性が高まります。もし手を損傷してしまうとその日のライドや日常生活にも悪い影響を与えます。

また夏に汗でハンドルが滑ってしまうことや冬の寒さで手がかじかむことを防ぐなど、さまざまな環境下で正確な操作を可能にしてくれます。

3.ペダル

ロードバイクは自転車なのにペダルが付いていないの?と戸惑う人も多いのですが、多くのロードバイクにはペダルが付属していません。

その理由は、ペダルにはフラットペダルとビンディングペダルの2種類があり、ライダー自身がそのどちらかを選択・装着してから乗り出すためです。フラットペダルとはいわゆるふつうのペダル、スニーカーで踏む平たいペダルのこと。はじめてロードバイクに乗る人なら、まずはフラットペダルから始めるのがおすすめです。

ビンディングペダルについては後述にて説明していますので、そちらをそうぞ。

4.ライト

ライトは自分の視界を確保する役割と、他者から自分を認識してもらう役割があります。

前方を照らすフロントライトと後方を照らすリアライトがあり、リアライトは道路交通法上で装着が義務付けらており、フロントライトには装着義務付けはありません。しかしながら、現実的には夕方や夜間においてフロントライトは必須であり、日中でもトンネル内や濃霧発生中ならば点灯する義務があります。なお、リアライトは反射機材でもOKです。

法律上の装着義務にかかわらず、他の車両に気づいてもらいやすくして事故のリスクを減らせるためライトは装着することを強くおすすめします。また自転車に付けるフロントライトの代わりに、ヘルメットに取り付けるヘルメットライトを付けるという選択肢もあります。自分の視線に合わせて視界を照らすため、こちらもおすすめです。

ヘルメットライトについてはこちらのページで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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2022年05月29日

5.ベル

道路交通法で取り付けが義務付けられており、指定されている場所を通行する場合は鳴らすことが定められています。限られた場面でしか使用することはありませんが、必ず取り付けておきましょう。反対に、無暗に鳴らすと法律違反になる場合もあるため使用には注意が必要です。

ベルを鳴らす必要がある場所についてや、おすすめのベルをこちらのページで詳しく紹介しています。

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2022年07月22日

6.ロック

愛車を盗難から守るためにロック(鍵)は必ず必要です。ライド中のコンビニで一時的に駐輪する際など、自転車から降りてどこかに立ち寄るときは必ずロックしましょう。完璧な防犯というものをありませんが、ロックを持つことで不安なくライドを楽しめるはずです。

ロックには長さや大きさ、セキュリティレベルなどさまざまなタイプや基準があるので、自分の用途やスタイルに合ったものを選びましょう。

7.ボトル・ボトルケージ

ロードバイクによるサイクリングはとても汗をかきます。昼間の強い日差しのなかはもちろん、朝夕の涼しい時間でも思った以上に汗をかくので、熱中症や脱水症状に陥らないために水分補給が絶対に必要です。

もちろんペットボトルでも水分補給はできますが、両手を使って蓋を開けるために一度止まる必要があります。専用のボトルとボトルケージを使えば、片手で走りながらの水分補給が可能になります。

ボトルとボトルケージがなくても走行自体に問題はありませんが、あえて「必要なもの」としておきました。

8.パンク修理キット・携帯空気入れ

ロードバイクにパンクはつきものです。もしライド中にパンクをした場合、その場でパンク修理をする必要があります。

チューブの穴を塞ぐパッチとのり、予備のタイヤチューブ、タイヤをホイールから外すためのタイヤレバーなどのパンク修理キットや、パンク修理後に空気を入れるための携帯空気入れが必要になります。携帯空気入れのなかには一瞬で空気を入れられるCO2ボンベタイプもありますが、手でピストンするタイプのミニポンプが標準的でしょう。

パンク修理の方法をきちんと学んでおくとともに、これらのアイテムをライド時に携行しておきましょう。

9.携帯工具

ロードバイクのパーツのほとんどは六角レンチ(アーレンキー)を使うボルトで取り付けられており、調整も六角レンチでおこないます。

そのため、もしものときに備えてドライバーや六角レンチが一体になっているマルチツールと呼ばれる携帯工具を備えておくといいでしょう。ライド中でも大きなトラブルでなければこれひとつで対応することができます。

もちろん正しく使う使うためには、基本的な知識や技術がいるのでトラブルに遭う前にしっかり学んでおきましょう。

10.パーツ洗浄グッズ・チェーンオイル

ロードバイクの一部パーツ、とくにチェーンには摩擦や摩耗を低減する目的でオイルが塗布されています。走ることにより、徐々にチェーンは黒く汚れていきます。その原因はオイルに砂やゴミが付着したり、チェーン内部で金属同士が擦れて微細な金属カスが発生したりするためです。

この汚れがチェーンを摩耗させて耐久性を落とす原因にもなるため、定期的に洗浄をしてチェーンオイルを注す必要があります。ただオイルを追加で注すだけではダメで、パーツ洗浄グッズで一度チェーンをきれいにして乾燥、その後オイルを塗布する必要があります。

つまりパーツ洗浄液とチェーンオイルはセットで準備しておくのがベストです。もちろんチェーン以外のパーツもきれいに保つことで安全性を高め、さらに見た目もよくすることができます。

ロードバイク初心者が揃えるもの6選! あったらいいもの

ここからは、ロードバイクに乗る際にあったらいいものや、乗り始めたら後々必要になってくるアイテムを紹介します。

1.ビンディングペダル

より本格的にライドを楽しみたい方にぜひ使って欲しいのがビンディングペダルです。ビンディングペダルは専用のビンディングシューズと併用することで、スキーのように足をペダルに固定できるやや特殊なペダルです。ペダルを引き上げることも自転車の推進力として使えるようになるため、ロングライドや坂道での走行を楽にしてくれます。

ビンディングペダルとシューズはクリートというパーツで固定され、使用するビンディングペダルに合ったものを使用します。

ロードバイクに乗るときや信号で停止するときにペダルとシューズを着脱する必要があるので慣れが必要ですが、きちんと扱えればロードバイクの本来の性能を発揮できるようになるはずです。フラットペダルで安全に走れるようになったら、次のステップとしてチャレンジしてみましょう。

2.サイクルジャージ・パッド付きパンツ

ロードバイクに慣れて少し長めのライドができるようになってきたらサイクルジャージを着てみましょう。夏用なら通気性や速乾性に優れ、冬用なら防風性や防寒性に優れる、そんなサイクルジャージを着れば長時間のライドも快適に走れます。特にロード用ウェアはバタつきがなく空気抵抗を軽減できるため、速度の維持しやすさにも影響があります。

またパッド付きの専用パンツやタイツを履けば、初心者が抱えやすいお尻の痛みが軽減できる可能性が上がります。ライド時間が長くなればなるほどその恩恵は大きいです。

サイクルジャージついてはこちらのページでも詳細に解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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2022年08月20日

3.レインウェア・ウィンドブレーカー

ライド中の急な天候の変化や山の下り、朝夕、夜間などの気温低下時に持っておくと重宝するのがレインウェア・ウィンドブレーカーです。雨に身体が濡れたり、汗が冷えたりして急激に体温が奪われることを防ぎ、パフォーマンスの維持や安全な走行に役立ちます。走行中だけでなく休憩時に羽織って体温を下げないようにすることもおすすめです。

こちらのページではおすすめのレインウェアを紹介しています。自分に合ったピッタリのレインウェアを探してみてください。

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2020年06月19日

4.輪行袋

輪行袋はロードほかスポーツバイクを公共交通機関(主に電車)で運ぶ際に使用する専用の袋で、この袋を使用する場合に限り、手荷物として車内へ持ち込むことが許されています。

輪行袋を使うことによってサイクリングのフィールドは一気に広がり、自宅からの自走では行くことができなかった場所でライドを楽しむことができます。また、ライド中に自走ができない状態になった場合でも、輪行袋があれば公共交通機関を使って自転車を自宅まで運ぶことができます。

こちらのページでは複数の輪行袋を紹介しています。自分に合ったピッタリのレインウェアを探してみてください。

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2022年11月26日

5.サイクルコンピューター

サイクルコンピューターはスピードや走行距離をリアルタイムで確認したり、アプリと同期して走行距離・走行時間・走行ルートなどを記録に残せる便利なアイテム。心拍数やケイデンス(ペダル回転数)を表示したり、目的地までのナビゲーションができるなど、非常に多機能なサイクルコンピューターもあります。

ライドの結果を振り返ったり仲間と共有したりもできるので、ライド中だけでなくライド後も楽しむことができます。また、データが可視化できるためトレーニングにもピッタリです。

サイクルコンピューターの基本機能や選び方はこちらで紹介しています。検討する際はぜひ参考にしてください。

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2022年06月30日

6.スマホホルダー

地図や天気、連絡の有無をチェックするのにその都度ポケットやカバンからスマホを取り出すのは面倒です。スマホホルダーは自転車のハンドルまわりにスマホを固定して画面を確認できるのでとても便利です。専用のアプリをインストールすればサイクルコンピューターと同じようにスピードや走行距離を確認できるため、とても便利です。

スマホホルダーの選び方はこちらのページで詳しく解説しています。

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2022年06月05日

まとめ 最初から必要なものか?あとから欲しくなるものか?を知る

■ロードバイク初心者が揃える「走るために必要なもの」

  • ヘルメット
  • グローブ
  • ペダル
  • ライト
  • ベル
  • ロック
  • ボトル・ボトルケージ
  • パンク修理キット・携帯空気入れ
  • 携帯工具
  • パーツ洗浄グッズ・チェーンオイル

■ロードバイク初心者が揃える「あったらいいもの」

  • ビンディングペダル
  • サイクルジャージ
  • レインウェア・ウィンドブレーカー
  • 輪行袋
  • サイクルコンピューター
  • スマホホルダー

このようにロードバイク以外にもロードバイク初心者が揃えるものはたくさんあります。とくに「走るために必要なもの」は初めて公道を走るときに最初から必要になるものばかりなので準備しておきましょう。そしてその後ライドにたくさんするうちに必要なものがでてくるはずです。そうしたら「あったらいいもの」を参考にしながら少しずつアイテムを増やしていくといいでしょう。

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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