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岡本選手がアメジストジャージをキープ、バトルマリンジャージは宇田川選手が獲得|大磯クリテリウム

11月20日(日)、神奈川県の大磯プリンスホテル特設クリテリウムコースで「大磯クリテリウム第2 戦」が開催された。Qリーグは前シリーズ戦の大磯クリテリウム第1戦でポイントリーダーを奪還したブラウ・ブリッツェン岡本選手がアメジストジャージをキープ。Nリーグ中学生男子Nのポイントリーダーは、ポイントランキングで地道にポイントを積み上げてきたラバネロ宇田川選手が初ポイントリーダーの座を得て、念願のバトルマリンジャージ獲得を実現した。以下、プレスリリースよりレースレポートをお届けする。

開催10周年を迎える人気の大磯クリテリウム

今大会は株式会社ウォークライドの主催で大磯プリンスホテルの敷地内に特設した約1 ㎞の周回コースを設定し、今シーズン2022-2023で開催10周年を迎えた。当日の天気予報によると、午後からの雨の確率が高くなっていたこともあり朝から曇り空。しかし風は比較的穏やか。地元に密着したレースの2戦目ということもあり、今回も多くのロードレーサーが参戦した。

朝から参加者や観戦者で賑わう会場には、ブース出展やフードトラックも(photo:QNリーグ事務局)

大磯クリテリウムは、この日のほか12月18日・翌年1月22日、2月19日、3月19日の全6戦の開催が予定され、リーグは10月開催の第1戦と今大会の第2戦、そして年明けの第5戦2月19日がシリーズ戦。対象クラスはQリーグが「女子スポーツ」、Nリーグ中学生男子Nは「中学生男子」、そしてNリーグ中学生女子NWは新設クラス「女子age10-15」に設定。今回もそれぞれのレースでリーグポイント獲得のため熱いレース展開が繰り広げられた。

先行する皆木を追うNリーグの⻄⼭(photo: k.kazuma)

まずは11時11分からNリーグ中学生女子NWの対象レースとなっている新設クラス「女子age10-15」が、マトリックスのサイクルロードレース協会東日本とウォークライドが小学生選手の強化と普及を狙いタッグを組み運営している「小学生チャンピオン」クラスと同時スタート。今回はシリーズ第9戦の「大磯クリテリウム第1戦」でのNリーグ選手達の健闘や表彰式を見て、シリーズ後半戦からにも関わらずリーグ登録をした⻄⼭千智が出場。シリーズ第10戦の「ツール・ド・はなわ2022」でも5位に入り、リーグトップポイント28ポイントを獲得した⻄⼭。このレースでは、さまざまなロードレースで活躍する皆木海音(AVENTURA)も出走し、スタート直後は皆木選手のリードで大きく離れてしまう。

ゴールに向かうストレートで最後の⼒を振り絞る⻄⼭(photo: k.kazuma)

しかし5周回でのレース後半、残り2周回目でスタートから同時出走していた小学生チャンピオンに付いて走っていた皆木選手が⼒尽きたか失速。一方で脚を温存していた⻄⼭が盛り返し、大きく離されたリードを徐々に詰めて、ラスト1周でついに皆木をキャッチ。ゴールスプリントで先着し、レース初優勝を決めた。これにより、今大会でもリーグトップポイント28ポイントを獲得し、一気に現リーダーの大矢が持つポイント差を埋めた。この後の残り2戦、もしも連続してリーグトップを果たすとシリーズ最終戦で決定する総合ポイントリーダーの座も見えてくる。これからの活躍に期待をしたい。

スタートを待つ女子age10-15クラスと小学生チャンピオンクラス(photo:QN リーグ事務局)

「女子age10-15」クラスは女子の10歳から15歳まで、ちょうど小学5年ぐらいから中学生までが男子と一緒のクラスだと男子のスピードにかなわない状況が多かったためにセパレートし、新しく設けたクラス。前回は初設定ということもあり参戦が1人と寂しかったが、戦いやすさが広まれば、もっと参戦選手が増えてくるクラスのはずである。この年代の女子選手は将来につなぐうえでも非常に重要な人材となるので、次回以降もぜひ、多くの対象女子選手たちにチャレンジしていただきたい。

スタートを待つ中学生男子クラス(photo:gg_kasai)

11時24分スタートのNリーグ中学生男子Nの対象レースとなる「中学生男子」。今回は23名のエントリーでNリーグからは現在のポイントリーダーであるブラウ・ブリッツェンの工藤健太をはじめ、そのリーダーの座を僅差のポイント差で狙う面々がスタートラインに出そろった。8周回のレースの最初の周回はローリング。コントロールラインを越えて2周回目に入った瞬間からレースが動いた。まとまっていた集団から住田悠人(スミダ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)が飛び出し、その後を追う形で集団のスピードも上がる。

単独先行した住田を追う、バトルマリンジャージ工藤(写真中央)を含むメイン集団(photo:k.kazuma)

そのため、次の周回では再び集団は1つになるも、また次の周回ではNリーグの稲葉恵人と井上湧心が飛び出し、また吸収を繰り返す。

集団の先頭を引く稲葉(写真左)と井上(左より2番目)が動きをチェック(photo:gg_kasai)

そのうちにメインとなる先頭集団は5周回目で9人にまで絞られた。この集団にはNリーグ登録選手が全員含まれており、そのメンバーはNリーグ・ポイントリーダーの証「バトルマリンジャージ」を着用する工藤を狙う動きとなる。9人の集団となるとお互いを確認できる状態になるためか、しばらく動きがない。その状況を打破したのが、ラスト1 周回の途中でアタックをした宇田川瀬那(スミダ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)。

ラストの決定的なタイミングでアタックした宇田川は最後に白鳥に差されるも2位に(写真中央)Photo:k.kazuma

そのまま宇田川が先行したままゴールスプリントへ。集団からブリッジをかけた白鳥彰吾(FASTLANE Racing)が宇田川を捉え優勝し、その直ぐ後に続いた宇田川が2位でゴールとなった。これにより宇田川はリーグトップの28ポイントを稼ぎ合計153ポイントで自身初のポイントリーダーとバトルマリンジャージをつかみ取ることに成功した。

思い切った走りで念願だったNリーグ・リーダーの座を引き寄せた宇田川(左写真 photo:gg_kasai)
工藤は⼒を出し切ったものの一歩及ばず、目の前でリーダーから陥落(右写真 photo:gg_kasai)

ゴール直後に宇田川は「アタックした後は、そのまま行けるかな?と思ったけど、(白鳥選手に)捕まってしまったので、そのあたりは今後改善したいと思います。ただ(後続の3位争いとなった集団には)追いつかれなかったのは良かったと思いました。やっと目標にしていたリーダージャージを獲れたのでうれしいです! この後のシリーズ戦に向けて高校受験の合間にメチャクチャ練習を積み込んでおきたいと思います」と笑顔でコメント。

最後まで3位争いの集団に残るもリーグでは4番手のゴールとなってしまい目前でポイントリーダーを奪われたが、トップとはわずか5ポイント差の148ポイントである工藤からもゴール後に「最後の小田原コーナーでは、目の前で落車がありストップして立て直すのに手間取り、脚を使ってしまった。ここから2カ月間、リーグシリーズ戦がないので、しっかりと仕上げてリーダージャージを取り返したいを思います!」と⼒強いコメントをくれた。

ゴール後にQNリーグ事務局のインタビューに答える新ポイントリーダーの宇田川と前リーダーの工藤。真剣勝負にかける彼らの素晴らしいコメントは動画でもぜひご覧いただきたい(photo:gg_kasai)

そして今レースで3位入賞した稲葉恵人は136ポイントでランキング3位、4位が宮嵜博己で128ポイント、5位に井上湧心が99ポイントと続き、Nリーグのポイントリーダー争いは残り2 戦、ますます目が離せない展開となっている。

宇田川は少し緊張した面持ちで授与式に臨み、ポイントリーダーの証・バトルマリンジャージを手に入れた実感をかみしめていた(photo:gg_kasai)

午後からは高校生以上女子のQリーグ対象レースの「女子スポーツ」。こちらはローリングを含めて15周回のレースが4名の出走でスタート。Qリーグ登録選手の根本香織(Team 一匹狼)と岡本彩那(ブラウ・ブリッツェン)を含む集団は1つのまま、しばらくはレースが進行。途中で現Qリーグのポイントリーダー岡本が何度か集団を先行したり、仲谷あい(E-WORKS@PINKY)が先行するも、動きのないまま最終周回へ。

Qリーグポイントリーダーの証・アメジストジャージ姿が板についてきた岡本(左写真photo:gg_kasai)
積極的に動きたいが集団の人数が少ないため難しい展開となった女子スポーツ(右写真photo:gg_kasai)

とうとう雨が降り出すなか、ゴールに先着し優勝を決めたのは仲谷。その後に続いて岡本が2位でゴールしポイントリーダーの座とアメジストジャージを防衛することに成功した。「なかなか動きづらい展開で、何度か前に出てみたが決まらなくて難しかった。ただリーダーを守れて良かったです。明日から試験で忙しいですが、次のシリーズ戦までシッカリと準備しておきます」と安堵の表情でコメントした。

photo:gg_kasai

なお現在、Qリーグは岡本が155ポイントでランキングトップ、その後に根本が144ポイントでランキング2位に続いている。こちらもシリーズ最終戦までぜひご注目いただきたい。

女子スポーツのレーススタート前には、午前開催の各レース表彰式とNリーグのポイントリーダー授与式は実施できたが、途中から雨が激しくなり夕方におこなわれる午後の部の表彰式とQリーグポイントリーダー授与式は残念ながら中止となった。しかしレースは予定どおり全ておこなわれ、熱い戦いで会場は盛り上がった。

小雨の降るなかでの中学生男子クラス表彰式。左より2位・宇田川、優勝の白鳥、3位の稲葉(photo:QN リーグ事務局)
女子age10-15クラス表彰式。左より2位の皆木、優勝の⻄⼭。今後の活躍が期待される2人!(photo:gg_kasai)

今大会のポイントリーダー授与式においても、QNリーグ・各ポイントリーダー賞として「アメジストジャージ」「バトルマリンジャージ」の各リーダージャージご提供は Bioracerさま、副賞ご提供は武田レッグウェアー株式会社さま、株式会社 隼さま、アイリス株式会社さま、そしてリーグ登録選手全員に試供品を株式会社アミックグループさまからご提供いただいている。改めて厚く御礼申し上げます。

初めてポイントリーダー副賞の数々を前にして「手に入れたかった品物ばかりなので、これから使うのが楽しみです!」と宇田川(photo:gg_kasai)
雨のためQリーグポイントリーダー授与式は中止となってしまった岡本だが「いつも素敵な副賞をありがとうございます!」とゴール後に急遽、撮影に応じてくれた(photo:QN リーグ事務局)

 

須藤むつみ(スドウムツミ)プロフィール

ミュージシャンを目指すなかで自転車と出会い、のちに実業団チーム所属選手となりレース活動を本格化。1997年1月、オランダで開催されたシクロクロス女子ワールドカップ「CYCLO-CROSS HEERLEN」に参戦、完走。1999年、第6回全日本シクロクロス選手権大会・優勝。2003年に現役を引退後、NPO法人および女子レースチームを設立。その後、2014年から自身のチーム所属として選手活動に復帰。
現在は女子エリート選手として、国内外のシクロクロスレース活動をおこないながら、「MC牛」としてもレースMCや大会運営活動を通して、シクロクロスを中心とした自転車レース普及を実施。2020年からは女子とジュニアのための自転車リーグ「Qリーグ・Nリーグ」を発足した。

PHOTO:Takashi Saito

Qリーグ・Nリーグ公式サイト
http://www.jbrain.or.jp/q-n-league

わたらせクリテリウム併催で「スキルアップ!オフロードスクール」を実施

12月10日(土)、宇都宮ブリッツェン主催「第4 回わたらせクリテリウム」と併催で、QNリーグが「スキルアップ!オフロードスクール」を実施します。シクロクロスの乗車スキルをロードレースでも応用するためのスクールでは芝生やパンプトラックも走って、集団走行などスキルアップを目指します。どなたでも、どんな車種でも参加可能!女性や中学生以下、QNリーグ登録選手は参加無料です。

スクール要項・お申込みはこちらから

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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