焼いてる間の沈黙はこれでつなげ! 焼肉店で役立つ雑学5本勝負!!
buono 編集部
- 2015年05月15日
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肉もあの子も美味しくいただきたい。「肉食系」男子ならマスト・インプットの肉雑学。
あなたは今、焼肉デートに来ています。今日こそ目の前に座るその子を落としたいあなた。
さてここで質問です。肉が焼けるまでの間、しばし訪れる沈黙。その間、あなたはどうしていますか?
A. とりあえずだんまりは雰囲気と肉の味が悪くなるので、天気の話をする。
B. とにかく網の上の肉がおいしく焼きあがるよう、念を送り続ける。
C. 彼女を笑顔にするためなら、なんだってする。昨晩部屋の鏡の前で練習した一発芸を披露。
……さて、あなたは何番だっただろうか?
正解はひとそれぞれだが、「“シチュエーション”を読める」か否か、これ、デキるオトコか否かを分けるターニングポイント。ここで私がイチオシしたいのは、以下のアクションだ。
D. 焼き肉店でよく見かける肉の部位にまつわる小ネタを小粋に披露
場所とのマッチング良し、「物知りな俺」アピール良し、なんならその子を落とせなくっても、上司・同僚・先輩・後輩・取引先・友人・家族・親戚……etc.との焼肉の場でも使える汎用性の広さ。まさにベストアンサー!
覚えておけば、人生バラ(肉)色まちがいなし。ぜひ1度のデートの失敗になんかくじけずに、何度でも使いまわそう。ちなみに、披露するときはあくまでもナチュラルに嫌味なく。これ、鉄則です。
イチボ[牛肉]
H形をしている臀の骨を意味する「H born」という英語が、エイチボーン→イチボーン→イチボとなった、と言われている。
4種類あるモモ肉のうち、サーロインへとつながるラムに属す、臀部の骨周りの部位。
センマイ[牛・ホルモン]
幾重にも重なる薄いひだが千枚もあるように見えるのが、この名前の由来。牛の第3胃。なかなかグロテスクな見た目に反して、味は意外にあっさり。コリコリした食感を楽しむ。ちなみに、千枚(仏語:mille)の葉っぱ(仏語:feuille)が重なるように見える外見から名づけられた「ミルフィーユ」とは、なんの関係もない。
バラ[豚肉]
元々ついているアバラ骨の“ア”を抜いたことが名前の由来のひとつとして云われている。そのとおり、アバラの下の肉で、脂と赤身が層になって交互になっている。骨付きバラとして流通することもあり、その一部がスペアリブだ。別名、カルビ。
ハラミ[豚・ホルモン]
豚の横隔膜の周囲についていて、膜を収縮させる筋肉。肉と内臓の中間的な性質をしていることから、「腹身」と呼ばれる。牛の場合はさらにハラミとサガリに分けられるが、豚は小さいので区別はされない。
シビレ[鶏肉]
子牛の胸腺やすい臓を意味する英語「sweetbread(スイートブレッド)」が“スイーブレ”と聞こえることから命名。食道のまわりにある胸腺部分を指す。
ちなみにシビレの別名である「おたふく」は、胸腺がリンパ系のひとつであり、同じリンパ系の器官であるうリンパ節が腫れると「おたふく風邪」になる、ということから付けられた。
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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