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あの店の、あの味にまた会いたい!を叶える「まぼろし商店」プロジェクト始動

buono読者の皆様なら、必ずや「わが心のあの店の、あの味」を一つや二つ持っているだろう。もう一度食べたい、あの街の、あの店の、あの一皿。そうした名店が、新型コロナウイルスの影響だけでなく、経営者の高齢化や設備の老朽化など、さまざまな理由で、多くのファンに惜しまれつつ一店、また一店と終わりを迎えているのは確かだ。そんな中、幻となった名店の味を蘇らせるプロジェクトが始動しているという。

レシピを保存、再現して再び商品化

神田・紺屋町の伝説的な洋食店「キッチンビーバー」は、20年10月いっぱいで創業60年の歴史に幕をおろした。

外の赤い庇と、レトロなタッチのビーバーのイラストがトレードマークの「キッチンビーバー」

昭和35年に創業し、親子二代にわたって店を切り盛りしてきたが、昨年6月に店主の高木章さんが倒れ、その後、ひとりで店を開け続けた店の名物ママのカヅ子さんも体調を崩したことから廃業を決意した。「店はなくなっても、せめてビーバーの味は残したい。常連さんに、またこの味を届けたい」そんなママの願いが形になったのが「まぼろし商店」プロジェクトだ。

このプロジェクトの起点は、まず蘇らせたい思い出のメニューや店(できれば店主も)を専用ウェブサイトに投稿すること。自薦・他薦は問わない。その投稿を受けて、店主から直接レシピを受け継ぐ。

「キッチンビーバー」名物メンチカツのレシピをカヅ子さんから受け継ぐ
これが幻のメンチカツ!厚みは約3cmでボリューム満点。玉ねぎと脂の甘みが口いっぱいに広がる。

思い出の味を忠実に再現したら、店主から受け継いだレシピをもとに再現したメニューを通販・デリバリー・店舗で活用するという。それが “いつでも、どこでも食べられるまぼろし商店” というわけだ。そしてこの「まぼろし店」収益の一部は引退した店主に還元されるという。

現時点で、この「キッチンビーバー」メンチカツ復活プロジェクトの応援購入金額は目標達成度1200%超。350人以上のサポーターのもとに、復活したメンチカツが届けられる。

Makuake「まぼろし商店」プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/maboroshi/

「キッチンビーバー」のメンチカツを紹介した元常連客の川端崇嗣さん(左)と、気風のよさが人気だった名物ママのカヅ子さん。

さて、ここまで読んで「ぜひあの店も復活してほしい!」と思った方は、ぜひ「まぼろし商店」Webページより幻の味へのラブコールをぶつけてみてほしい。閉店前に顔を出せなかったあの店に、熱い思いを届けるなら今でしょ!

まぼろし商店
https://maboroshi-shop.jp/

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buono 編集部

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使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。

buono 編集部の記事一覧

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