ソロキャンプのおすすめクーラーボックス16選|容量・サイズ別のおすすめを紹介!
FUNQスタッフ
- 2023年06月28日
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少しずつ気温が上がり、冷たいドリンクがおいしい季節になりました。電化製品を気軽に持っていけないキャンプ場でも、冷たいドリンクや食材を楽しみたいですよね。でも、大きくて重たいクーラーボックスは持ち運びが不便だし、簡易すぎる保冷バックでは食中毒の原因になる細菌が増えてしまう心配も。
そこで今回は、ソロキャンプのおすすめクーラーボックスや使い方に応じた選び方、冷たさを持続させる技までたっぷりご紹介します。
ソロキャンプ用クーラーボックス選びのポイント3つ
キャンプ以外にも、釣りやお買い物など幅広い用途に使えるクーラーボックスは、メーカーもモデルも豊富なので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
デザインや価格も気になるところですが、保冷力や使い勝手にかかわる以下の3つの点をチェックしましょう。
- 容量・サイズ
- ソフトかハードか
- 素材
ソロキャンプで使うときは、移動手段や季節の違いで、どの項目を重視するかは少しずつ変わるでしょう。各項目の解説をするので、あなたのクーラーボックス選びのヒントにしてくださいね。
1.容量・サイズ
結論からお伝えすると、ソロキャンプで使うのに適したクーラーボックスの容量は15Lです。なぜなら多くの人にとって、ちょうどよい容量だからですね。
メーカーによって少し異なりますが、どれも自転車のかごに収まるほどのサイズです。1泊2日分の食材やドリンクなら、十分に入ります。
もちろん2泊以上なら、容量は15L以上がいいでしょう。しかし大きくても、ソロなら30Lまでが目安と考えてください。大きすぎると運びにくいだけでなく、スペースが空いてクーラーボックスの保冷力が下がります。
2.ソフトかハードか
クーラーボックスには、ハードタイプとソフトタイプの主な2種類があります。以下で、2つのタイプのメリットやデメリットを確認しましょう。
ハードタイプ
高い保冷力がメリットである一方で、重たいというデメリットがあります。またコンパクトには、折りたためません。幅を気にしないと、積み込み時にドアが閉まらない、なんてことも…。
持ち運び方法は、付属のバンドを肩にかけたり大きなハンドルを握ったり、さまざまです。できるだけ重さを感じにくく、疲れにくいモデルを選びましょう。
ソフトタイプ
「ソフトタイプは保冷力が劣る……」というのは一昔前のこと。なかには最新の技術で、数日間氷が溶けない保冷力を誇るモデルもあります。
軽さやコンパクトさが魅力なので公共交通機関や徒歩の移動でも苦痛にならず、使用後も折りたためば場所を取りません。ハードより低価格のものも多く、カラーバリエーションやデザインも豊富です。
ただし耐久性の面では、ハードタイプに劣ります。また保冷力が高いものは増えているものの、平均的にはハードタイプのほうが保冷力が高くなっています。
3.素材
素材の違いは、それほど気にしなくてOKです。なぜなら工夫次第で、保冷力は高められるからです。しかし素材の違いが、保冷力に影響するのも事実。クーラーボックスを比較するときの知識として、主な素材の特徴をチェックしましょう。
真空断熱パネル
真空断熱パネルは、空気の流れを遮断することで高い保冷力を発揮します。しかし、その分価格が高くなる傾向にあります。
発泡ウレタン
発泡ウレタンは、軽量でありながら良好な保冷力を持つ素材です。コストパフォーマンスに優れています。
発泡スチロール
発泡スチロールは、最も一般的な保冷材料で、価格が安いのが特徴です。しかし、保冷力は他の素材に比べてやや劣ります。
【容量別】ソロキャンプ用ハードクーラーボックス8選
国内海外メーカー含め多種多様なモデルが販売され、保冷力に優れた新素材を使った最新モデルも続々と出ています。その中でも今回はソロキャンプにおすすめのコンパクトなクーラーボックスを8つ紹介します。
Coleman(コールマン) エクスカーションクーラー/16QT【容量15L】
アウトドアの有名ブランドである、コールマンを象徴するレッドカラーのクーラーボックス。ハンドル付きで持ち運びしやすく、軽量ながら保冷性能にも定評があります。耐久性も高く、コスパも良いので、ガシガシ使いたい人など幅広くおすすめできます。
- メーカー参考価格:4,290円
- サイズ(外寸):39×31×29cm
- 重量:1,800g
- 断熱素材:ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン
STANLEY(スタンレー) ランチクーラー【容量15L】
創業100年を超える歴史と伝統を誇るアメリカの老舗ブランドで、高い耐久性とシンプルでかっこいいデザインが魅力です。付属のロープでボトルやマグをフタに収納したり、フタ部分がフラットで強度が高いため、イスとしても使用できます。
- メーカー参考価格:16,500円
- サイズ(外寸):42×28.5×31cm
- 重量:3,000g
- 断熱素材:高密度ポリエチレン、ポリプロピレン
CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ) モンテ ハンディクーラー【容量13L】
アウトドアの定番キャプテンスタッグの中でも「保冷力」「収納力」そして「ルックス」の良さを兼ね備えたモデルです。アウトドアに便利なロック方式のクーラーボックスで、フタが取り外しできるので、中身が出し入れしやすく便利。
- メーカー参考価格:17,600円
- サイズ(外寸):34.5×23.5×36cm
- 重量:2,900g
- 断熱素材:ウレタンフォーム
CHAMS(チャムス) キャンパークーラー18L【容量18L】
500mlペットボトルなら12本、350mlの缶なら18本収納できる収納力のあるクーラーボックス。フタの裏にドリンクホルダーが付属しているのも、うれしいポイント。機能性とCHUMSらしいカラーを兼ね備えた、おしゃれなアイテムです。
- メーカー参考価格:9,680円
- サイズ(外寸): 33.5×42.5×31cm
- 重量:約3.4kg
- 断熱素材:ポリウレタンフォーム
DAIWA(ダイワ) ミニクール S850【容量8.5L】
釣具メーカーならではの高い保冷力が魅力。断熱材はスチロールです。ポップで可愛らしいデザインで、スポーツや釣りなど幅広い用途に使用できます。上フタが両開きになるのでお手入れも簡単です。
- メーカー参考価格:7,920円
- サイズ(外寸):22×33×31cm
- 重量:1,700g
- 断熱素材:スチロール
IRISOYAMA(アイリスオーヤマ) クーラーボックス CL-7【容量7L】
無駄がなく、とてもシンプルなデザインのクーラーボックス。ショルダーベルトがついているので、持ち運びが容易になっています。本体の内側には、抗菌加工が施されているので、長く使っても清潔さをキープ可能。フタが取り外せるので、お手入れも簡単です。
- メーカー参考価格:1,630円
- サイズ(外寸):約27×21.7×27cm
- 重量:800g
- 断熱素材:発泡スチロール
YETI(イエティ) ローディ 24【容量24L】
YETIのローディ24は、とても頑丈なクーラーボックス。独自のワンピース構造であり、耐衝撃性と耐久性が優秀。接着剤の劣化やパーツの破損の心配がなく、5cmの厚いインシュレーションと密閉性の高いシステムにより、高い保冷力を実現しています。
- メーカー参考価格:50,600円
- サイズ(外寸):41.91×35.56×44.45cm
- 重量:5.81kg
- 断熱素材:ポリウレタン
SHIMANO(シマノ)ホリデークール【容量26L】
500mlペットボトルが、17本収納できる容量のクーラーボックス。ちょっと多めの食材を運びたいソロキャンパーにおすすめです。堅牢な設計のおかげで、人が座っても大丈夫なほど。フタが取り外せて、汚れやニオイが付いてもお手入れが楽なのも、釣具メーカーのシマノならではの強みです。
- メーカー参考価格:11,000円
- サイズ(外寸):465×292×316mm
- 重量:2.9kg
- 断熱素材:発泡ポリスチレン
【容量別】ソロキャンプ用ソフトクーラーボックス8選
ここでは、ソロキャンプにおすすめのソフトクーラーボックスを、容量別に8つ選びました。軽くて収納性も高いので、普段のお買い物にも最適ですよ。
THERMOS(サーモス) ソフトクーラー15L【容量15L】
汚れを拭き取りやすい生地を採用しており、アウトドアにもってこい。5層の断熱構造で長時間冷たさをキープしてくれます。シンプルで洗練されたデザインはタウンユースにもおしゃれですね。ポケットがついていて使い勝手もよく、ウーバーイーツの配達で使う人もいるんだとか。
- メーカー参考価格:2,200円
- サイズ(外寸):25×19×34cm
- 重量:400g
- 断熱素材:ポリウレタン・発泡ポリエチレン・ポリプロピレン不織布
Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー) クーラーキューブ15【容量15L】
ショルダー、トート、ホックを止めてキャンパーと3つのスタイル(形状)で使用できる、ユニークな3WAYソフトクーラーバッグ。長いものを収納したい場合は、フルフラットの形状にすれば2Lのペットボトルも入ります。シンプルなデザインで、アウトドアだけでなく日常のお買い物でも使い回せます。
- メーカー参考価格:5,720円
- サイズ:フラット時/42×幅50cm・キューブ時/24×30×23cm
- 重量:560g
- 断熱素材:TP-700POLYESTER(ポリエステル)
AO Coolers(エーオークーラーズ) 12パック キャンバス ソフトクーラー【容量11L】
水産業や食肉業界に向けたクーラーを生産していたエーオークーラーズの人気の定番モデル、キャンバス ソフトクーラーのコンパクトサイズです。インナーには縫い目がなく、汚れてもさっと掃除ができお手入れも簡単。カラバリも多く、おしゃれな柄で目を引くクーラーバッグです。
- メーカー参考価格:10,560円
- サイズ(外寸):30×36×18cm
- 重量:905g
- 断熱素材:ポリエチレン、ポリエステル
CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ) ソフトクーラーバッグ デリス【容量10L】
アウトドアブランドの定番キャプテンスタッグ。ハードクーラーボックスのイメージが強いブランドですが、お手頃価格のソフトタイプも人気です。コンパクトで収納用のバンドもついているので、お買い物の際にカバンに忍ばせておくと便利。
- メーカー参考価格:2,750円
- サイズ(外寸):21.5×21.5×29.5cm
- 重量:320g
- 断熱素材:ポリエチレンフォーム
TITAN(タイタン) ディープフリーズ【容量8L】
カナダの老舗ブランド。独自の断熱素材で氷を最大3日間キープできます。メイン開口部はジッパーレスのワンタッチ開閉で片手でもノンストレスで開閉でき、中板で上下2段に分かれているため用途に応じて分けて収納したりと便利なアイデアがつまっています。
- サイズ(外寸):31.1×20.3×31.1cm
- 重量:1,000g
- 断熱素材:ポリエステル
LOGOS(ロゴス) ハイパー氷点下 クールマスター【容量6.5L】
ロゴスの保冷剤「氷点下パック」と一緒に使えば、アイスクリームを最大9.5時間も保冷可能です。とてもコンパクトなので、冷やす食材が少ない人にはジャストサイズでしょう。サイズも豊富なので、あなたのニーズに合わせて選べるのも素敵なポイント。
- メーカー参考価格:10,500円
- サイズ:27.5×23×21.5cm
- 重量:730g
- 断熱素材:EVA・PP・PE・PVC・ナイロン・ポリエステル
DOD(ディーオーディー) ソフトくらお【容量23L】
買い物カゴの8分目ほどの食材やドリンクが、ちょうどよく収納できるサイズのソフトクーラーバッグです。調整できるパーテーションがあり、中身が仕分けやすくなっています。厚みのある断熱材には、氷を31時間残存できる性能があります。
- メーカー参考価格:7,240円
- サイズ(外寸):40×29×29cm
- 重量:1.3kg
- 断熱素材:発泡ポリエチレン
BUNDOK(バンドック) クーラーバック【容量30L】
ソロキャンプ用としては十分すぎるほどの容量があるので、連泊する方におすすめのクーラーバックです。折りたためば軽量コンパクトになるので、キャンプの帰りは楽チン。小物が入る便利なポケットやループがあるので、使い勝手もいいですよ。
- メーカー参考価格:3,850円
- サイズ(外寸):36×31×31cm
- 重量:0.71kg
- 断熱素材:発泡ポリエチレン
ソロキャンプにクーラーボックスはいる?いらない?
冬など気温が低い季節のソロキャンプには、クーラーボックスはいらないとの意見もあります。しかし食材を新鮮に保つためには、必須です。
冬でも暖房を使えば、テントや車の中は温度が高くなります。買い出しをして、キャンプ場に行く間に食材が傷む可能性もあるので、クーラーボックスに入れて鮮度を保ってください。
食材や季節によって、クーラーボックスに求める性能は変わるでしょう。しかしキャンプ中に”食材の調理を一切せず、ドリンクも常温で飲む”というケース以外は、クーラーボックスを利用しましょう。
ソロキャンプでクーラーボックスの保冷力を保つ技5つ
ここでは、クーラーボックスの保冷力を最大限に保つテクニックを紹介します。5つの技を活用することで、食材や飲み物の冷たさを長時間キープしましょう。
1.保冷剤を使う
保冷力を高めるなら氷を使うのもアリですが、できれば保冷剤で保冷力を高めましょう。一度だけでなく何度も使えますし、高い保冷力があります。おすすめのアイテムは、以下で紹介します。
LOGOS(ロゴス) 倍速凍結 氷点下パックM
1日かけて事前に凍らせておけば、一般的な保冷剤の約8倍もの保冷力を発揮します。内容物は植物性天然素材なので、安心して使えますよ。
- メーカー参考価格:1,280円
- サイズ:約13.8×19.6×2.6cm
- 重量:600g
As-1(アズワン) 保冷剤ネオアイスソフトケース 550mL
ソフトタイプの保冷剤で、冷凍庫で凍らせることで、繰り返し使用できます。-16℃の温度を、最大16時間持続させられる優れものですよ。
- メーカー参考価格:1,540円
- サイズ:16×22×2cm
- 重量:580g
2.食材を凍らせておく
クーラーボックスに入れる前の段階で食材を凍らせておけば、食材自体に保冷効果が生まれるため、内部の保冷力をキープするのに役立ちます。
ただし使用する食材は、適切なタイミングで解凍しないと、火の入りに時間がかかるので注意しましょう。連泊や滞在時間の長いキャンプをする場合に、とても有効な技ですよ。
3.クーラーボックスを2つ使用する
クーラーボックスを2つ使用することで、それぞれの保冷力は長持ちさせられます。なぜなら、クーラーボックスは開け閉めするたびに外気が入り、少しずつ温度が上がるからです。
具体的には1つは飲み物専用、もう1つは食材専用としましょう。そうすることで、それぞれの開け閉めの回数が減り、保冷力の低下が避けられます。
多くの人にとっては、荷物が増えるデメリットになります。しかしバイクツーリングでソロキャンプに行く人などは、大きなものを1つ持っていくより、小さく2つに分けるほうが積載しやすいメリットもあります。
4.クーラーボックスを2重構造にする
クーラーボックスは2重にすることで保冷力を高められます。できるだけ外気に触れないことが保冷力の低下を防ぐために大事だからです。
たとえば大きなクーラーボックスのなかに小さな発泡スチロールの箱を入れて保冷する方法なら、誰でも挑戦しやすいでしょう。内部の発泡スチロールの箱の中にも、その外側にも保冷剤を入れると、かなりの保冷力になります。
冷たさを必ずキープしたいものがあれば、このマトリョーシカ方式を採用してみてください。食材の整理整頓にも一役買いますよ。
5.クーラーボックスの設置場所に気をつける
キャンプ中にクーラーボックスの保冷力を下げないためには、設置場所も重要。なぜなら、どんな断熱素材にも、限界はあるからです。クーラーボックスを置く場所は、直射日光が当たる場所よりも、涼しい日陰のほうが良いでしょう。
保冷効果やクーラーボックスの上手な使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
さらなる保冷力を求めるなら、クーラーボックスではなくポータブル冷蔵庫が最強。以下の記事では、アウトドアで使用できるポータブル冷蔵庫について紹介しています!
かっこいいクーラーボックスでソロキャンプに行こう!
ソロキャンプに出かける際に億劫になるのは、なんといっても荷物が多く重たいこと。しかし最近は、軽量・コンパクトながら保冷力を期待できるクーラーボックスも販売されています。
そんなスマートなクーラーボックスを手に入れれば、ソロキャンプはもちろん、バーベキューや日常のお買い物でも役に立つでしょう。ぜひこの記事で紹介したクーラーボックスからお気に入りを見つけて、身軽に手軽にソロキャンプを楽しみましょう!
これからソロキャンプの道具を集める人は、テントやタープなどにお金がかかるはず…。クーラーボックスのコストを抑えたい方は、以下の記事も要チェックですよ。
ソロキャンプで使う道具は、あなたの理想のキャンプサイトを作る大事な要素の1つ。おしゃれクーラーボックスを探しているなら、以下の記事もおすすめ!
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