楽器をおいて空と飯|5品目 シラスと大葉とミョウガの和風リゾット
Keishi Tanaka
- 2022年10月06日
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる新連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
意外と簡単!?な絶品リゾット
文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆
キャンプで忙しく過ごすのは本末転倒だと思っている。人それぞれの楽しみ方で良いと頭ではわかっているが、大自然のゆったりとした時間の中で慌ただしく動き続けるのは、やはり少しミスマッチだろう。できるだけ楽をしながら、それでも美味しいものを食べたい。そんなわがままを叶えてくれるシェフのキャンプレシピを、今回も楽器をおいて紹介しよう。
「シラスと大葉とミョウガの和風リゾット」
材料(2人前)
コンソメ顆粒……5g
水……400mℓ
玉ネギ……1/4個
しらす……80g
ニンニク……1片
オリーブオイル……大さじ2
米……2/3合
白ワイン……適量
ミョウガ……2個
大葉……2束
バター……8g
粉チーズ……適量
塩……適量
コショウ……適量
1、スープを作る
水とコンソメを合わせて温める。これをせずに米のなかに水を入れると、ベチャベチャとした仕上がりになるので、このひと手間は大事である。
料理はひと手間の連続ではあるが、この連載では最低限のひと手間だけをシェフが選んでくれている。できるだけ楽をしながら、キャンプで美味しいものを食べられたら、そんなにうれしいことはないだろう。
2、米とシラス、食材を炒める
みじん切りにしたニンニク、玉ねぎをオリーブオイルで炒める。オリーブオイルを多めにして、その後に入れる米と馴染ませるのがポイント。米を入れたら弱火にして、塩コショウを少々。
3、白ワインとスープを合わせる
米が透き通ってきたら、白ワインと1で作っておいたスープを入れて10分炊く。普通に米を炊く場合は、水に漬けておいたり、蒸らしたりといった工程も必要だが、それよりも早く完成するので、その点もリゾットの魅力である。
4、チーズとバターを混ぜ、薬味をのせたら完成!
米が炊けたら、火を止めてからバターとチーズを混ぜる。水分がとろっとしてきたら、塩コショウで再び味を整えて、千切りにした薬味と、半分残しておいたシラスをのせたら、見た目も美しい絶品のリゾットが完成!
今回使用した調理道具は「アブソリューダッチ」
フリットを揚げる鍋として選んだのは、現在発売中の『CAMP TOOLS 2022』の付録。底がラウンド型の両手深鍋で、フライパンとしても使えるフタがセットになったダッチオーブン!
重量は2.1kg。直径約18cm、深さはたっぷり5cmで1〜2人分の調理に最適です。
Keishi Tanaka | 田中啓史
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。12月7日にニューアルバム「Chase After」のリリースと、東名阪のリリースツアーが決定!現在は全国で弾き語りツアーを開催中!
Akira Yotsumoto | 四本 晶
下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。9/14にNEW EP「oshigoto_01-EP」をリリース。
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PROFILE
ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/