サーフボードのクルマへの積み方講座【中積み・屋根積みのポイント】
FUNQ NALU 編集部
- 2017年06月16日
屋根積みで最も注意しなければならないのが、ボードの向きである。 ボトム(裏面)を上にして、ノーズ(先端)はクルマの後ろ側に向けて積むことが大切だ。逆にすると風の抵抗を受けやすく、飛ばされる恐れがある。実際、キャリアから外れて飛ばされたボードが、後続車にぶつかるという事故も発生している。特に高速道路では凶器になりかねないので、くれぐれも気をつけたい。
キャリアの上にボードをセットする時、フィンはあえて付けたままにしておくのがポイント。フィンを固定ベルトの前に出しておくことで、ストッパーの役目を果たしてくれるからだ。ボードを2枚、3枚と重ねていく時は、下のボードのフィンに上のボードのテール(末端)を当てるイメージで重ねていこう。積み終わったら固定ベルトで緩みなく締め、グラつきがないかしっかりと確認してから出発しよう。
屋根積みのボードは、固定したつもりでも走行中に緩みが出ることがある。スピードを出し過ぎないのはもちろん、パーキングなどでこまめにチェックしながら走行しよう。
フィンが前側、上を向けてセット
屋根積みの時は、フィンは付けたままにしておく。フィンが前、そして上を向くようにして、ルーフキャリアにセットする。
固定ベルトはフィンの真後ろに
クルマ前方の固定ベルトは、フィンの真後ろで締める。こうすることで、フィンがストッパーの役目を果たしてくれる。
後方の固定ベルトも緩みなく
クルマ後方の固定ベルトもしっかりと締め、ボードにグラつきがないかどうかチェックしておく。
こまめにチェックしながら走行を
確実に固定できたら出発!ただし、走行中にベルトが緩む可能性もあるので、パーキングなどでこまめにチェックしよう。
“中積み派”も“屋根積み派”も安全に、確実に、を心がけよう。車載が完了したら、いよいよドライブを楽しみつつ、いい波を求めて出発しよう。
出典
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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