2Xチャンピオン・浜瀬海がサーフィンを科学する!GARMIN「INSTINCT DUAL POWER SURF」
FUNQ NALU 編集部
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NALU編集部が長年温め続けてきた壮大な企画『Garmin SURFING LAB』supported by JPSA。Garmin「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」の登場により実現した、サーフィンがサーファーにもたらすあらゆる事象をデータ化する実験だ。
INDEX
期待高まるGARMIN「INSTINCT」のサーフエディション
今やアクションスポーツ愛好家にとってのマストアイテムともいうべき Garmin のアウトドアGPSウォッチ。中でも「INSTINCT/INSTINCT DUALPOWER」シリーズは、過酷な環境下でもハードに使い込めるアクションウォッチとしてあらゆるシーンで大活躍してきたが、今回満を持して待望の「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」が登場した。
INSTINCT DUAL POWER SURF
GARMIN「INSTINCT DUAL POWER SURF」の詳細はコチラから。GARMIN
INSTINCT DUAL POWER SURF
サーフィンを科学する『Garmin SURFING LAB』supported by JPSA
そんな吉報をいち早くキャッチしたNALU編集部は、親交の深いGarminアンバサダーの牛越峰統プロと連絡を取り、リリース前の「INSTINCT DUALPOWER SURF EDITION」の手配とX2チャンピオンの浜瀬海を招集。SURF EDITIONに搭載された様々な機能を使って、今まで解き明かされてこなかったサーファーの身体に起こる様々な事象をデータ化するミッションに挑む。名付けて『Garmin SURFING LAB』supported by JPSA。
あらゆる横乗り系アクションスポーツで天才的な実力を発揮し、ロングボードでは浅い経験にも関わらず2度のグランドチャンピオンを獲得した浜瀬海に、いろんなボード、いろんなフィンでサーフィンしてもらい、「INSTINCT DUAL POWER SURF EITION」によって測定されたあらゆるデータを記録しサーフィンを科学してゆく。
浜瀬海(はませ・かい)
普段からGarminnのアウトドアGPSウォッチである「INSTINCT」を愛用する浜瀬海。今回の「INSTINCT
DUAL POWER SURF EDITION」登場を心待ちにしてきた一人でもある。
3本のボードで様々なデータを解析する
今回用意したボードは、浜瀬プロが普段使用している9’2”のロングボード、6’3”シングルフィン・ショートボード、5’4”ツインフィン・フィッシュの3本。波のコンディションはコシ〜ハラの弱いサイドオンショア。タイドは
引きいっぱいから上げにかけての一番波のコンディションが良くなるタイミングを選んだ。
この環境の中で、それぞれライディングスピード、距離、ライディング時間、心拍数を測定し、サーフボードやフィンの違いで、データ的にどれだけの違いが現れるのか、そして心拍数を測ることでどれだけの運動量の違いがあるのかを検証する。
前代未聞のサーフィン実験
方法は、浜瀬プロがライディングを終えプルアウトする時に自らデータを保存する操作を行い、「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」から同期させたスマホへとデータを送信。ビーチで待機する牛越プロがライディングごとに集計し最高値と平均値を割り出す。この前代未聞のサーフィン実験を前に、浜瀬プロも牛越プロも、そしてサーフィン研究所のスタッフ一同も打ち合わせ段階から興味津々の様子だった。
視界3mのモヤから一転、最高のコンディションへ
実験当日の朝は、まるで我々の実験を翻弄するかのような深いモヤが立ち込め、視界3mという実験開始不可能な状況に、我々はただただ焦る気持ちを抑えながら、入念なミーティングとシミュレーションを繰り返していた。発売前ということで、まずは全員が「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」の使い方や機能の特徴を徹底的に頭に叩き込み、待ち時間の間に少しでもこの最新デバイスを使いこなせるように努めていた。集合時間早朝5時30分。ようやくモヤが薄れ波が目視できるようになったのが午前10時過ぎ。5時間近い待ち時間の末に出現したコシ〜ハラほどの波は、ピークから綺麗にライト方向へとブレイクする、ここ最近では一番のコンディションだった。
ホームブレイクがずっとフラット状態だった浜瀬プロは待ちきれないとばかりにロングジョンに着替え、その行動を合図に全員が速やかに準備を整えビーチへと向かった。「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」のタイ
ドグラフは、丁度ロータイドいっぱいからの上げ始めを示していた。
フィンをセットして実験スタート
まずは9’2”のロングボードにDRD4 CRITTER10.25”のフィンをセットしてスタート。テストライドとなる1本目の波はミドルサイズをチョイスして、フェイドターンからすかさず綺麗なウォーキング、そしてハングファイブ、ハングテンをキメて無駄無くインサイドまできっちりとライド。これで距離28m、最高速度9.2km、ライディング時間9秒、平均心拍数90bpmというデータが採取できた。
詳しいデータは下記に詳しく掲載しているが、その後も順調にライディングを重ね、ロングボードでは3タイプのフィンをテストしてフィンによるスピード性能の違いを立証することに成功。また、ロングボード、ツインフィン、シングルフィン・ショートボードでどれだけスピードとライディング距離に差ができるのかも実証することができた。
LONGBOARD 9’2” SINGLE FIN
- 今回使用するボードは試合用のスタビでは無く、50/50のレールにシングルフィンという、まさにスタイルを重視したクラシックログ。3本のフィンを使い分けてどれだけライディングの変化がデータとして収集できるのか!
距離 [m] |
最高速度 [km/h] |
時間 [s] |
心拍数 [bpm] |
|
---|---|---|---|---|
1 | 28 | 9.2 | 9.0 | 98(※1) |
2 | 34 | 10.1 | 9.4 | 98 |
3 | 14 | 5.6 | 4.0 | 97 |
4 | 20 | 4.8 | 6.0 | 97 |
5 | 32 | 9.7 | 9.8 | 96 |
6 | 28 | 9.2 | 9.0 | 90 |
7 | 48 | 17.7 | 12.0 | 87(※2) |
8 | 38 | 12.4 | 10.8 | 90 |
9 | 28 | 9.3 | 9.1 | 95 |
10 | 24 | 8.2 | 7.0 | 96(※3) |
11 | 11 | 2.2 | 4.0 | 94 |
12 | 18 | 9.9 | 8.4 | 96 |
(※1)fin=DRD4 CRITTER 10.25″使用 (※2)fin=DRD4 JoulTuder#1 10.0″使用 (※3)fin=DRD4 Tuder#17 10.0″使用
3本のフィンを使い分けてフィンとボードの相関関係を実験。ある程度の波の差異はあるものの、10’0”の2本目に使用したフィンが最高速度と最長ライディングを記録した。そして驚くべきは、心拍数も下がりリラックス状態にあることが実証されたことだ。
SINGLE FIN SHOT 6’3”
- 波の大小を選ばないファンサーフに特化した浜瀬海のスペシャルボード。ベースの広い7’5”ロブ・マチャド・シングルフィンをセットし、カーヴィングしやすいセッティングをデータ化!
距離 [m] |
最高速度 [km/h] |
時間 [s] |
心拍数 [bpm] |
|
---|---|---|---|---|
13 | 14 | 6.2 | 4.0 | 98 |
14 | 18 | 6.8 | 6.0 | 102 |
15 | 24 | 6.0 | 8.4 | 104 |
16 | 21 | 6.5 | 8.2 | 102 |
17 | 32 | 7.2 | 10.4 | 104 |
ショートボードにおいても公認プロである浜瀬海の、まさにロングボードで培ったスタイルと、ショートボードならではのマニューバーを高次元で融合させた実験結果。ロングボードに比べやはりライディング自体は短いが、それでいて時間が同等という結果は、それだけマニューバー性が高いことを証明している。
TWIN FISH 5’4”
- メインシェイパーの添田知博と一緒に作り込んできたフィッシュボード。ロブ・マチャドのキールフィンをセットし、どんなコンディションでも最高のフロー感と操作性を発揮するようにセッティング。フィッシュ独自の乗り味を解き明かす!
距離 [m] |
最高速度 [km/h] |
時間 [s] |
心拍数 [bpm] |
|
---|---|---|---|---|
18 | 4 | 1.3 | 1.8 | 96 |
19 | 7 | 6.2 | 6.0 | 102 |
20 | 14 | 5.0 | 6.0 | 104 |
21 | 11 | 6.5 | 8.2 | 102 |
22 | 11 | 4.3 | 10.4 | 104 |
実験の一番最後となり、タイドも上げいっぱいのタイミングで波がマッシーな状態だったためか、距離数と時間はそれなりに稼げたものの、フィッシュ本来のスピード性に欠けてしまった結果となった。以上の結果からも今回の波のコンディションは、ロングボード向けの波だったことが立証された。
INSTINCT DUAL POWER SURF
詳細をチェック
二人のプロが語るSURF EDITIONの魅力
「自分の感覚ではフィッシュが一番スピードが出るのかと思っていたんですが、ベストポジションでノーズライディングできた時が最高速度だったことと、一番ロングライドできた時に心拍数が下がっているという結果は意外でしたね。人によっても違うんでしょうけど、いい波に乗ってリラックスしているときは、一番いいライディングができているって、なんかとてもいい発見でした。これからの試合とかにも今回のデータは役立てそうです」と、業界初となる実験を行ってくれた浜瀬プロは感慨深そうにコメントしてくれた。
そして、今回は裏方として『Garmin SURFING LAB』supported by JPSAを実現させてくれたGarmin アンバサダーの牛越プロは、 「プロアスリートの世界では、自分の身体を科学的に管理するのはすでに当たり前のことになっています。そういった点から考えると、この「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」の登場は実に僕らにとって心強いですね。一目でわかる潮見表やソーラー充電という機能もついているし、ミルスペックに準じたタフさ、そして何と言っても今回の実験で使ったサーフィンアクティビティの機能を使えば、より効果的に練習をすることができる。そしてこれが一番重要なポイントなんですが、この「INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION」に搭載されている全ての機能を以ってすれば、自分が一番調子の良い状態の身体的コンディションをデータとして把握することができるんです」とその重要性を語ってくれた。
スマホやPCをペアリングしてデータ管理!
ライディングの数や到達最大速度、移動距離などをアプリに記録。また、サーフィン中の軌跡や心拍数の推移、消費カロリーまでも振り返れるのだ。
これらの記録のみならず、睡眠時間など日常のライフログも確認できるので、サーフ以外でも活躍すること間違いなし。
GARMIN INSTINCT DUAL POWER SURF EDITION
(ガーミン・インスティンクト デュアル パワー サーフ エディション)
- 49,800円(税抜)
- 本体サイズ:45.0×45.0×15.3mm
- 重量:53g
- ケース素材:繊維強化ポリマー
- レンズ素材:Power Glass(材質:Gorilla Glass)
- ディスプレイタイプ:モノクローム、太陽光の下でも見やすい、半透過メモリインピクセル(MIP)
- ベルト:シリコン、QuickFit 22mmウォッチバンド対応
- 電池:充電式リチウム電池
- 防水等級:10ATM
- 接続機能:Bluetooth、ANT+
GARMIN
INSTINCT DUAL POWER SURF
ちょっとした好奇心で始まったこのサーフィン研究所。しかしその実験から見えてきたものは、サーフィンがサーファーにもたらすあらゆる事象を解き明かすサイエンスであり、それはまた新たなるサーフィンの扉を開くものだった。
INSTINCTシリーズのおすすめ記事はこちらから。
https://funq.jp/feature/garmin-202003/
問い合わせ:ガーミンジャパン
https://www.garmin.co.jp/
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PROFILE
FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。