1泊で必要なガスの量はどれくらい? 山deバーナーテスト

PEAKS 編集部
- 2020年08月09日
テスト時の状況
標高約2,000m程度の山中でテストを実施。麓は真夏日であったために山のなかでも18℃程度と気温は高かったが、夏山のテント泊のシチュエーションと思っていただいて問題はないだろう。
- 気温 18℃
- 水温 20℃
- 風 無風
「夜はドライフード、朝はラーメン、あとコーヒー2回分だけだから110gで大丈夫だろう」
そう、思いながらも「もしも」を考えると、これだけでいいのかとガスカートリッジの量に悩む出発前夜。なんとなく、これくらいあればいいだろうという目安はあっても、実際に使う量は果たしてどれくらいなのだろうか。
そこで、今回この悩みを解決すべく、現在市場に出回っている代表的なバーナーを持って山に向かい、ドライフード、パスタ、鍋など、使う水の量や沸かし続ける時間が微妙に違うものを作ってみることに。それぞれの料理に使うガスの量を軽量し、1泊でどれくらいのガスが必要か、ぼんやりと想像していたものが明確になった。
結論を言うと、1泊ならよほどのことがない限り110gサイズのカートリッジでOK。もちろん気温や水温などの条件によっても変わってくるし、雪を溶かす必要がある冬山などでは必要な量が根本的に変わってくる。だが、無雪期という前提であれば、今回の結果は目安になるだろう。もう出発前に悩むことはない、はず!
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PROFILE

PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。