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特別扱いせず、普通のウエアと思って付き合おう|インシュレーション編【ウエアメンテナンスの基本②】

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好評発売中「PEAKS 2023年11月号(No.162)」より、誌面記事の一部をご紹介します!
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中綿にダウンを使用したものは、大事に扱いがち。もちろんていねいに扱うのは大事なことだが、そのためにあまり洗濯をしなかったり、きっちり収納したりというような“特別扱い”は、逆にダウンにとっては良くなかったりする。ほかのウエアと同じように、汚れが付着するくらい着用したらケアラベルに従って洗濯し、その後、しっかり乾燥させてフレッシュな状態に戻してあげよう。

手入れについては化繊インシュレーションも同じ。着用後は乾燥させる、汚れたら早めに洗う、しっかりとすすいで、きちんと乾かすという手順を覚えておこう。なお、ダウンに比べて化繊の場合は圧倒的に乾くのが早いので、より気軽に洗濯しやすい。

編集・文◉PEAKS編集部
イラスト◉尚味

POINT1 すすぎと乾燥が洗濯のポイント

ダウン製品は湿気を吸いやすく、そのまま放置しておくとダウンがへたったり、嫌なニオイが発生したりする。着用後は毎回、部屋の空気が通りやすい場所で乾かしてから、クローゼットに保管すること。

汗や皮脂が付着するほど着用した場合には、しっかり洗濯する。ケアラベルで洗濯方法をチェックして、さらに洗剤はダウン専用のものを使用するのがベター。洗剤が残らないようにすすぎをしっかりして、乾かすときは羽毛がほぐれるように空気を含ませながら乾燥させるとふっくらする。自然乾燥させる場合は、ダウンが片寄らないように平干しで。

 

POINT2 小さい穴は自分でリペアテープで補修

生地に穴が空いてしまった場合、小さい穴であれば市販のリペアシートで補修できる。リペアシートはさまざまな種類のものがアウトドアショップなどで販売されているが、透明なものであれば製品の色に関係なく使用できるので便利。破れが広範囲の場合はリペアシートでは対応できないので、メーカーに修理を依頼しよう。その際、破れたままにしておくとダウンがどんどん抜けていってしまうので注意すること。

なお、穴が空いていなくてもダウンが生地から出ている場合は、抜くのでなく内側に引っ張って戻してあげるようにすると良い。

 

POINT3 圧縮しないようにゆったり保管

保管する際、携行時に使用するスタッフバッグに入れたままだとダウンが押しつぶされていまい、元のかさまで戻らなくなってしまう可能性がある。また、湿気が残ったままスタッフバッグに入れてしまうと湿気が抜けず、ニオイやカビが発生してしまうことも。

長期保管時は通常の衣類と同じようにハンガーに掛けておくか、通気性に優れる大きめのメッシュの袋などに入れておこう。なお、これは同じ中綿製品である化繊インシュレーションも同じ。スタッフバッグに詰めたまま長期間保管せず、吊るす、あるいは通気性が良い大きな袋に入れ替えよう。

 

教えてくれたのは◆さかいやスポーツ/高橋典孝さん

登山歴24年のベテランスタッフ。アウトドアウエアのメンテナンスなら、お任せ。最近は源流テンカラ釣行やトレイルランニングに没頭中だが、のんびりソロ縦走登山も大好き。

 

※この記事はPEAKS[2023年11月号 No.162]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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