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【要チェック】テント内でのキャンプストーブ、注意点を細かく解説!

テント内で安全にキャンプストーブを使用するためのポイントを解説

少し外に出るだけでも億劫になる冬。しかし、近年のキャンプブームの中、寒い冬にもキャンプを楽しむ方が増えています。

そんな中で、冬キャンプに欠かせないアイテムといったらまずは「ストーブ」が挙げられます。アウトドア用品店やネットショップにもたくさんのキャンプストーブが販売されているので、容姿やサイズ感を選ぶことも可能です。しかし、使い方を誤るとせっかくの楽しい冬キャンプが台無しになってしまうことも。

そこで今回は、テント内で安全にキャンプストーブを使用するためのポイントを解説します!

冬キャンプ経験者も、今から冬キャンプを始めようと思っている方も、冬キャンプを楽しむために必ず知っておいてほしいことをまとめました。

  • キャンプストーブをテント内で使用する際に注意すること
  • テント内で安全にストーブを使用するためのポイント4選
  • ストーブ以外に暖を取る方法

ぜひ、最後までご覧くださいね。

まずは「一酸化炭素中毒」を知ろう

冬キャンプで暖を取るために使用するストーブ。そんな薪ストーブ、石油ストーブを使ったときに起こる事故というと、やはり一酸化炭素中毒が多く挙げられます。

一酸化炭素中毒とは換気をしないまま物が燃え続け、空気(酸素)不足で不完全燃焼を起こして発生した一酸化炭素を吸ってしまうことが原因で起こる症状のこと。

一酸化炭素は毒性が強く、無色無臭。気づかないうちにめまいや頭痛、吐き気、耳鳴りなどの中毒症状を起こし、最悪の場合は死に至るケースもあります。

友人やご家族、ソロでのキャンプで悲惨な目に合うことがないよう、テント内でストーブを使用する際には細心の注意を払うようにしましょう。

テント内の使用では火災にも注意!

テント内でストーブを使用して起こる事故は一酸化炭素中毒だけではありません。テント内で起こる火災にも注意が必要です。

年々キャンプ道具は軽量化され、キャンパーにとって使いやすいものになってきました。しかし軽量化を目指して使われている素材の多くは、化学繊維ポリエステルやナイロンなどの素材です。これらは火に弱い素材のため、テント内でストーブを使うときは使用しないようにしましょう。

では、どんな素材のテントがおすすめなのでしょうか。
それは「焚き火やバーベキューにも最適」と謳った、火に強いコットンやポリコットンなどの“難燃性素材”のテントです。

しかしあくまでも火に強い素材というだけで、燃えない素材ではありません。
テント内でストーブを使用することは、火の粉によってキャンプ用品に穴が開いたり、軽い火傷をしたりするだけにとどまりません。テントの全焼や死亡事故につながる可能性を十分に含んでいることを忘れず、安全な使用を心がけましょう。

キャンプでストーブを使う時の注意点4つ

それでは実際に、テント内でストーブを安全に使うために注意すべきポイントを解説しましょう。

テントを閉め切らない

まず、テントを完全に閉め切ってしまうことがないようにしましょう。完全に閉め切ってしまうと空気の出入りがなく、一酸化炭素中毒の原因になります。

テント上にベンチレーション(換気口)がついているものも多く販売されていますが、それだけでは不十分だと考えた方がいいでしょう。

空気は出口と入口があって流れるもの。ストーブで暖められた空気は上へと上がっていくので、風の通り道を作るためにもテント下部から空気が入ってくるように心がけるようにしましょう。

適度に換気をする

外部からの空気の通り道を作れば良いだけ…というわけではありません。テント内でストーブを使う時には、小さな空気の出口と入口を確保するだけでなく、テントを全開にして空気をまるごと入れ替えましょう。

新鮮な空気をテント内に取り込むことで安全なストーブ使用ができます。

せっかくテント内が暖まっているのに、と換気作業をためらう人もいますが、自身の命よりも大切なものはありませんよ。

火をつけたまま就寝しない

ストーブをつけたまま就寝しないこともストーブ使用において必須です。

朝、目覚めた時にテント内が暖かい方がいいから、とストーブをつけたまま寝たくなる気持ちもわかります。しかし、絶対にやめましょう。

就寝している間は定期的な換気ができず、知らない間に一酸化炭素中毒になっている危険性に加え、火災に気づく時間も大幅に遅れてしまいます。

テントに近づけすぎない

ストーブの置き場所にも注意を払いましょう。テント内で使用するストーブは約200〜250℃とかなり高温です。直接触れることがなくても、火が燃え移ったり焦げたりすることにつながります。

また、雨や風など悪天候に見舞われることが多い冬キャンプ。風にあおられたシートや倒れかかったキャンプ用品がストーブに触れてしまうことで火災につながることもあります。

ストーブを置く位置には十分注意するようにしましょう。

 

テント内でストーブを使うときはコレを使おう!

テント内でストーブを使用する際には必ず「一酸化炭素チェッカー」を用意しましょう。一酸化炭素チェッカーは一酸化炭素濃度が高くなると警報で知らせてくれるもの。

一酸化炭素は無色無臭なので気づくことができません。テント内でストーブをするなら、一酸化炭素チェッカーは必須だといえるでしょう。

しかし、チェッカーの電池切れやたまたま作動しなかったというケースも。十分な換気をした上で、ストーブの近くや空気が抜けるテント上部の2ヶ所につけ、安全に配慮して使うようにしましょう。

身体を温めるための道具は他にもある

ストーブ内で暖を取る方法はストーブを使用することだけではありません。他の方法でも暖を取ることができれば、より安全で快適な冬キャンプを楽しむことができますね。

ストーブファン

ストーブファンとは石油ストーブや薪ストーブの上に置いて使用するファンのこと。ストーブ本体の温度が上昇することによって生じる温度差でファンが自然と動き出すという道具です。

ストーブ本体上部に置くだけで回転し始めるため、電源は不要。また、ストーブを使用するとストーブ上部だけが温まりがちですが、ファンが回ることで効率良くテント全体を暖めることができます。

ストーブを使用するなら必ずセットでストーブファンを準備するようにしましょう。

底冷え防止のマット

いくらストーブでテント内を暖めても、地面からの冷気を防ぐことができなければ暖かいと感じることは難しいもの。底冷えを防ぐための大原則は地面からの放射冷却を防ぎ、地面と居住スペースの間に空気の層を作ることです。

そのために大切なのが銀マットやウレタンマットなどを下部に敷くこと。冷気を防ぎつつ、暖かさを逃がさないようにすることでテント内で快適に過ごすことができます。

加湿器

冬の日本列島は非常に乾燥しています。湿度が10%台ということもめずらしくありません。さらにテント内で暖房器具をつけることでさらにテント内が乾燥することにもつながります。

そこで活躍するのが加湿器。暖かく湿度の高い空気がテント内にたまっていくことで人は暖かさを感じます。これは夏の暑い日に湿度が高いと、余計に暑く感じてしまう状態と同じです。

寒い冬キャンプだからこそ、テント内の湿度を保つように心がけるといいでしょう。

こたつ

テント内でこたつを設置して暖を取る方法もあります。こたつはストーブとちがい、下半身を暖めてくれる道具。ストーブと併用することでずいぶん心地よく過ごすことができるでしょう。

「コンセントがさせないからこたつは暖かくないのでは」と思われる方もいるかもしれません。しかし電気カーペットや湯たんぽなどを熱源にすることで、こたつの中はしっかりと暖かくなりますよ。

湯たんぽ

持ち運びが簡単で、自然にも優しいのが湯たんぽです。こたつの中はもちろん、寝袋の中やイスの上、足を置いておく床などあらゆるところで大活躍します。

一酸化炭素を発生させる心配もなく、電源も必要なく使うことができるのでとても経済的。

湯たんぽの材質やお湯の量によっては夜から朝までずっと暖かさをキープしてくれるものもあります。

正しく安全に使用して、冬キャンプを暖かく過ごそう

ここまで冬キャンプで安全にストーブを使うためのポイントとストーブに変わるアイテムの紹介をしてきました。

  • ストーブを使用する際には「一酸化炭素中毒」と「火災」に十分注意する
  • 安全なストーブの使用のためには、「換気」と「つけっぱなしにしない」ことが大切
  • ストーブとセットで一酸化炭素チェッカーを用意する
  • ストーブ以外にも暖を取る方法はある

冬キャンプで使うストーブは安全に使えば楽しさを最大限に引き出してくれるでしょう。しかし一歩間違えば大事故に繋がってしまうことも。

十分使い方やポイントを理解した上でストーブを使用し、最高の冬キャンプを楽しんでくださいね!

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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