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Keishi Tanaka「月と眠る」#27 デイキャンプから始める

ランドネ本誌で連載を続けるミュージシャンのKeishi Tanakaさん。2019年春から、連載のシーズン2として「月と眠る」をスタート。ここでは誌面には載らなかった当日のようすを、本人の言葉と写真でお届けします。

Keishi Tanakaの「月と眠る」
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Keishi Tanakaさんの連載が掲載されている最新号は、こちら!
>>>『ランドネNo.131 9月号』

デイキャンプから始める

「月と眠る」という連載を続けている。その名の通り、山やキャンプ場など自然のなかで眠り、本誌ではその時に感じたことをコラムとして、このWEB版ではその日のようすを記録として残している。

では、泊まらないことはないのかと聞かれたら、そんなことはない。日帰り登山の日もあれば、今回のようにデイキャンプをテーマにすることもある。デイキャンプも目的によっては大満足の一日になるし、これからキャンプを始めようとしている人には有意義なお試しデイとなるだろう。

「次は月と眠ろう」という想いも、この連載には載せていこうと思う。

▲富士山の頭がチラリ。

初夏の気持ち良いある日、デイキャンプに出かけることにした。行き先は山梨県の洪庵キャンプ場。本栖湖の先に富士山を見ることができる人気のキャンプ場だ。

今回の目的のひとつは、新しく手に入れたMINIMAL WORKSのテントの試し張り。というわけで、久々にギア紹介風にお届けしてみようと思う。

▲収納した状態はこちら。

ソロ用のテントと、5人用の大きいテントをすでに所有しているのだが、今回紹介する「MINIMAL WORKS V HOUSE M」はそのあいだと言って良いだろう。

▲ひとまず張ってみる。

ソロテントと同じくらい簡単に張ることができた。所要時間は初めてでも10分くらい。

▲すべてをメッシュにした状態。

このテントの特徴は、すべてをメッシュにして蚊帳のよう使うこともできるし、さらにそのメッシュも開け放てば、タープのようにもなる点だ。

▲インナーテントを吊るす。
▲3分もあれば寝室が完成。

別売りのインナーテントを吊るせば、リビングと寝室が分かれた快適なテントになる。メッシュのまま使えば、子どもを寝かせても見守ることができて安心である。

▲今回の基地。

というわけで、いきなりのテント紹介はこれでおしまい。V HOUSE、かなり気に入ったので、今後は出番が増えそうな予感。

▲視線の先はこんな感じ。

晴れてはいたものの、雲が富士山を隠している時間が多かった。そんなことお構いなしに、子どもたちは水遊びに忙しい。元気にはしゃぐ声を聞きながら、何もしないことをする時間。ぜいたくな時間である。

▲昼食はそうめん。

今日の昼食はそうめんにした。テントを張り終わったあとは、とてもお腹が空いていることが多いので、まずはすぐに食べられるものでその後のやる気を出す。僕がよく使う手だ。

▲火を起こして少しだけ焼肉を。

そのあとに焚き火をしながら、鉄板で少しだけ肉を焼いた。デイキャンプなのでビールは飲めないが、ノンアルコールビールがあれば最近は大丈夫。

いや、それは少し強がりか……(笑)。

▲食後の珈琲。

ビールを飲めない代わりに、しっかりと珈琲を楽しむ。外で食べる肉も、外で飲むビールや珈琲も、なんでこんなに美味しいのか。もちろん実際の味は変わらないので、舌ではなく、心が喜んでいるということだろう。

僕のキャンプは、夜に焚き火をしながら酒を飲むことが目的のひとつになっている。デイキャンプではそれができない。できればキャンプをして、月と眠りたいという気持ちは変わらない。

しかし、今回のデイキャンプでも、しっかりとリフレッシュして満足している自分がいた。目的があってのデイキャンプならそれも悪くない。短い時間でも、気軽に自然を感じられるようになれば、さらに豊かな人生が送れる気がした。

▲自然から元気をもらう。

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¥36,300
多機能でありながらスタイリッシュなリュック。デイキャンプのようなライトなフィールド使いか、街での普段使いがおすすめ。背面や腰の部分に気の効いたポケットがたくさんあるところがお気に入り。電子機器を持ち運ぶことも想定されていて安心感もある。

〇Keishi Tanaka
1982年11月3日、北海道生まれ。ミュージシャン。作詞家。作曲家。Riddim Saunterを解散後、2012年よりソロ活動をスタート。ライブハウスや野外フェスでのバンドセットから、ホールやBillboardでの11人編成ビッグバンド、さらには小さなカフェでの弾き語りなど、場所や聴く人を限定しないスタイルで年間100本前後のライブを続けている。最近はV6への楽曲提供が話題となる。5枚目のアルバム「Chase Aftrer」をリリース。

Keishi Tanaka Official Site
https://keishitanaka.com

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PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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