BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

採って、登って、料理して|アウトドアタウンときがわで里山遊び#12

「アウトドアといえば、ときがわを思い浮かべるような”アウトドアタウン”にしたい!」。そんな思いを抱き、地元の人を巻き込みながら日々さまざまな活動を行なう、野あそび夫婦のアオさんこと青木達也さんが、ときがわの自然の楽しみ方や、そこで暮らす魅力的な人たちなどを紹介します。

採って、登って、料理して

あなたのマイホームマウンテンは?と聞かれたら、私は迷うことなく弓立山と答える。理由は家から歩いて行ける距離感と何度も登りたくなる頂上の景色にある。

関東平野を一望できる頂上は手軽に登れる低山のご褒美としては充分すぎるほどで、もしときがわ町に遊びに来た際は一度は登ってみてほしい。そんな私のマイホームマウンテンで今回は山ご飯料理をやってみようというイベントを開催してみた。

弓立山はいわゆる一般的な表のルートと裏のルートがある。裏のルートは大附地区と呼ばれるみかんの栽培が有名なエリアから入る道で、そこにはちょっとディープな山道がある。

まずは山道に入る前に、山頂での調理に使う果実を収穫する。今回お世話になった「みかん農園 大附園」さんでは、みかん以外にもたくさんの種類の果実が収穫ができる。この時期は、伊予柑、八朔、グレープフルーツ、福みかん、カボス、夏みかん、シークワーサーなどさまざまな果実が採れるのだが、柑橘の香りに包まれた収穫時間がとても心地良く、もはや山を登らなくて良いのでは?という雰囲気になったくらいだ。

裏のルートは舗装路を避けて歩く場合、少し傾斜がある山道を30分ほど歩くことになる。裏ルートというだけあって、山道の目印が分かりにくかったり、一見するとここは人の家の敷地?と勘違いするような場所を歩いたりするのだが、里山の生活を感じることができて表ルートにはないおもしろさがある。(実際に歩いていると、庭先で作業しているおじさんがあいさつをしてくたりもする)山頂に到着したらアウトドアフードコーディネーターの関根千種さんによる、スモークチキンのカレーパエリアと柑橘のリゾットの調理実演。パエリアに柑橘を加えてリゾットにするアレンジレシピが絶品だった。

ちなみに今回のイベントでは、いろんな種類のバーナーをイワタニ・プリムスさんに用意してもらい、参加者はバーナー違いを実際に調理しながら体験ができたのも大きな魅力。点火方法、風への強さ、ゴトクの大きさ、高さ、分離型なのか一体型なのか。4種類のバーナーを使い比べながら、自分にあったバーナーをみんなそれぞれ確かめながら調理を楽しんだ。

自然に近いお店だからこそ、こんな感じでフィールドで試せるイベントをどんどん開催していきたい。次回は4月に山菜とストームクッカーの調理イベントを開催予定。ご興味がある方はぜひ、GRIDのインスタグラムをチェックしてみてください!https://www.instagram.com/grid_outdoor

弓立山山頂での火器の利用はときがわ町役場協力のもと運営スタッフが安全に配慮したうえで実施しております。

■Profile|青木達也(アオ)

レンタル・レクチャー付きでキャンプ体験ができる施設「キャンプ民泊NONIWA」と、暮らしとアウトドアをテーマにしたお店「GRID」を埼玉県ときがわ町で運営。「野あそび夫婦」という夫婦ユニットでキャンプインストラクターとしても活動。監修「ソロキャンプ大事典」。

SHARE

PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

No more pages to load