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瓦奇岳オーナー小島史郎さんと “嘉右衛門ハイカー”のみなさん(中編)│低山トラベラー、偏愛ハイカーに会いに行く#21

低山トラベラーの大内征さんが山好きさんと山を歩く、連載「偏愛ハイカーに会いに行く」。山の愛し方は人それぞれ、とはいうけれど。十人十色の偏愛ワールドをのぞいてみれば、これからの山の愛し方とその先の未来が見えてくる、かもね。

今回の偏愛さん

瓦奇岳オーナー小島史郎さんと “嘉右衛門ハイカー”のみなさん

オーナーの小島さんは、有名なカルチャー誌の元デザイナー。家業である瓦の卸問屋を手伝うかたわら、好きな山道具店をオープンさせた。小島さんの個性に引き寄せられて、自然と仲間になったのが “嘉右衛門ハイカー” のみなさん。ちなみに “嘉右衛門ハイカー” さんは増殖中!

商売っ気ナシ、内輪感ナシ。
でもカルチャーがないのは耐えられない!

▲神戸発のトレランシューズブランド、ペンタペタラの試し履き会を地元、太平山で開催

週末の瓦奇岳には、関東中からたくさんのハイカーが訪れる。もちろん僕もそのひとりだ。とくに栃木を中心に北関東からが多く、この店を通じて〝山仲間〞になっていく。なかでもご近所の常連ハイカーさんたちは「史郎さん、なんか放っておけないんですよね」と口を揃え、なにかとお手伝いをしにくるそうだ。そんなみなさんを、僕は〝嘉右衛門ハイカー〞と呼んでいる。

この日は今後予定されているイベント出店やハイキング企画などについてあれこれと意見を交わしながらも、その間には新しいギアの話題やMYOG(Make Your Own Gear)の話で盛り上がっていた。なるほど、こういう流れから「何を置くべきかを提案される」ことになるんだな。僕も提案しようかな。

▲不定期開催しの夜歩くイベント「ナイトハイキングクラブ」。この日は赤薙山
▲フリマイベントのテンプルマーケット。多数のお客さまが来てくれた

瓦奇岳は、史郎さんの実家の家業である瓦屋の〝EC部門〞として運営されている。それが店名由来のひとつ。本職はデザイン業で、バックボーンには高校時代から傾倒している音楽やスケートボードといったサブカルチャーが色濃い。お店やイベントのフライヤーをはじめ、オリジナル商品などにその〝匂い〞を感じる。目下の悩みは、商品を仕入れるときに親会社の名を名乗るかお店の名前でいくか。たしかに、瓦販売の会社名で問い合わせをしたら、アウトドアブランドの方は「?」になるだろう。そんな成り立ちのUL系アウトドアショップなんて、おそらく日本広しといえどもここだけだと思う。

▲昨年夏に千葉の南房総を仲間と横断した
▲ナイトハイキングクラブ「両崖山」

低山トラベラー、山旅文筆家
大内征(おおうち・せい)

歴史や文化をたどって日本各地の低山を歩き、ローカルハイクの魅力を探究。NHKラジオ深夜便、LuckyFM茨城放送に出演中。著書に『低山トラベル』など。ライフワークは熊野古道

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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