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伴野“レイチェル”嶺さん、母・直美さん(中編)│低山トラベラー、偏愛ハイカーに会いに行く#18

低山トラベラーの大内征さんが山好きさんと山を歩く、連載「偏愛ハイカーに会いに行く」。山の愛し方は人それぞれ、とはいうけれど。十人十色の偏愛ワールドをのぞいてみれば、これからの山の愛し方とその先の未来が見えてくる、かもね。

今回の偏愛さん

伴野“レイチェル”嶺さん 母・直美さん

よちよち歩きのころから山を歩き始め、6歳で山梨百名山を全山、小学6年生でキリマンジャロを踏破した少女と、その母。現在は日本三百名山全山登頂を目指している。行動中は景色や草花を愛でたり、ふもとでは各地の食や文化体験を堪能するなど、山+αもふたりで楽しんでいる

初の海外はタンザニア
キリマンジャロの“奥”に見えた光と影

歳をすぎてから本格的に山を歩くようになった僕からすると、小学校に入学する前から「山梨百名山」に挑戦しようと思うこと自体が尊いし、それを1年9カ月で達成してしまったというのだから想像の斜め上をゆく存在だ。簡単には到達できない遠くて高い目標を打ち立てて実行する。これって、大人になってもなかなかできることではないだろう。低山おじさん、ちょっと気が引き締まる。

そんなレイチェルの今後の人生に関わっていきそうな強いインパクトが、キリマンジャロでの登山〝以外〞での体験にあった。現地の人との交流や暮らしの奥深くに、地球の環境や各国の人の営みに対する観察力と問題意識が芽生えたのだという。楽しい山登りの話はほどほどに「下山後の見聞がすごく貴重だった」と、いくつかの体験についても話してくれた。その内容をここで詳しく書くことはしないけれど、それが僕の印象にも強く残ったほど。ああそうか、こういうことが〝偉人伝〞とつながっていくんだなあ。

▲出発前には低酸素室や高地トレーニングジムに通い、高山病対策を
▲「キリマンジャロ山頂のウフルピークで、ガイドのフレディさんと支援者さんの名前が入った旗を掲げたきは、なんともいえない気持ちになりました」
▲「ずっと見たかった氷河も間近で見ることができました!」。

低山トラベラー、山旅文筆家
大内征(おおうち・せい)

歴史や文化をたどって日本各地の低山を歩き、ローカルハイクの魅力を探究。NHKラジオ深夜便、LuckyFM茨城放送に出演中。著書に『低山トラベル』など。ライフワークは熊野古道

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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