料理紳士の名にかけて……!料理バトルにチーム「buono-ブオーノ-」が参加してみた【決勝戦】
buono 編集部
- 2016年11月24日
本業を持ちながら、趣味の料理も仕事と同じくらいの熱量を注ぐインディーズシェフたちの料理バトル「COOK BOSS」に我ら料理紳士buonoが参戦してきた。
1回戦の内容はコチラ▼
意気揚々と参加し、満場一致で1回戦を勝利した「チームbuono」。次はいよいよ決勝戦。テーマ食材はその場で発表され、90分の買い出しとアイディアを練る時間を与えられる。これこそ、料理紳士の力のみせどころだ。
決勝戦のテーマは「スパイス」。
これには、編集長含めスパイス好きの「チームbuono」は勝利の笑み。なんたって彼らはスパイス料理が大得意なのだ。
一方の対戦相手は、「リーデル・フーディーズ」。ワイングラスのトップシェアを誇る「リーデル」の社員を含めたチームだ。ワインに合う料理が得意というのだから、こちらも立派な料理紳士である。
決勝のテーマ食材が「スパイス」と聞いたとき、おもわずガッツポーズをしてしまうほど、「チームbuono」に負けないほどスパイス好きだ。
食材発表後、各々が買い出しに。そうして決勝戦がスタート。
今回は、一回戦よりも15分時間が伸びて60分の時間制限。お伝えするのを忘れていたのだが、本大会は時間内に審査員含め10名分の料理を作る必要があるのだ。
開始直後、またもやナイスフォーメーション。それぞれが自身の作業に取り掛かる。一体、どんなスパイス料理をみせてくれるのだろうか。
「チームbuono」のスパイステクニック
スパイスでは定番の“テンパリング”。王道のカレーで勝負だ。
こちらではクミンをすり潰して調味料を加え、サバにつけて焼く。スパイス×和のミックス料理だ。
なんと、こちらはゴーヤ。スパイス×ゴーヤでどんな味に仕上がるのか……!
気づくと、観客も増えて「チームbuono」の周りには人だかりが。応援団も固唾をのんで見守る。
最後の盛り付けは3人で力を合わせて真剣そのもの。料理を作る男性の姿はやはり女子だけでなく、男性も圧倒されてしまう。敗者チームもしっかりとその姿勢とテクニックを見ていた。
そうして出来上がったのが、サバと野菜のマサラ、サバのクミン味噌漬け〜ウニソース添え〜、クミン塩で食べる野菜の素揚げ、そしてごぼうたっぷりのカレーうどんだ。
さあ実食!決勝戦は審査員が増えて合計5人!一回戦のときのように、全票獲得出来るのか…?!判定は…
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ドドン!「リーデル・フーディーズ」3票、「チームbuono」2票!
惜しくも「チームbuono」破れたり……。さすが、ワインに合う大人の味を知っている男たち。優勝おめでとうございます!
今回のイベント、9チームの料理男子・料理紳士が参加し、多くの観客が訪れて盛り上がりをみせた。やはり、男の料理というのは、人に喜んでもらい、人を魅了するものであるということがよく分かった。なにより料理する姿は、カッコイイ!
あなたも、こんな熱く料理に挑戦してみてはいかがだろうか?勝利以上のものがきっと得られるはずだ。
編集長の勝負メニューはこちら
サバと野菜のマサラ
材料(4人分 ※おつまみ量)
ゴーヤ…1/2本
オクラ…5本
サラダ油…適量
サバの水煮缶…1缶
パクチー…数本
塩…ひとつまみ
(スパイス)
クミンシード…10g
キャラウェイシード…5g
カルダモン(粉末)…適量
コリアンダー(粉末)…適量
シナモン(粉末)…適量
カイエンヌペッパー…適量
ガラムマサラ…適量(多め)
ブラックペッパー(粗挽き)…適量
作り方
1
ゴーヤを縦半分に切り、中のワタを取り除いた後で半月切りにする。オクラは輪切りにしておく。パクチーの茎を細かく切っておく。
2
フライパンに油をひき、クミンとキャラウェイを軽く炒め香りを立たせる。
3
サバの水煮缶の中身を汁ごと入れ、ほぐしながら炒めていく。缶はとっておく。
4
1のゴーヤとオクラ、残りのスパイスを加え、火が通り過ぎない程度に炒める。
5
火を止めて塩で味を整えたら、パクチーの茎の部分を加え混ぜる。
6
皿に盛り、パクチーの葉をあしらったら完成。
DATA
http://cookboss.jp/#rule
3人以上一組でチームを組み、料理の腕を競い合うフリーバトル、それがCOOK BOSS。決められたテーマ・食材、制限時間でつくる、至高の料理。煮るのか? 焼くのか? 揚げるのか? それともー。
http://cookboss.jp/
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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