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【The Boardroom Show Japanリポート②】3人のシェイパーが1本のボードをライブシェイプ

2019年5月17~18日の2日間にわたって、日本初のThe Boardroom Showが東京流通センターで開催された。ショーの主役は、世界にその名を轟かせる日米のレジェンドシェイパー達。彼らが透明なシェイプルーム内でライブシェイピングを行い、技を披露したり、競い合うというユニークな試みだ。会場にはサーフシーンを彩るブランドのブースも出店し、サイン会やライブ、トークショーなども開催。2500人を超える来場者が集まり、大盛況となった同イベントの全貌をご紹介。

一流シェイパーが協力しあって1本のボードを削る

シェイプ開始前には、それぞれのシェイパーがシェイプに賭ける熱い想いを語った

イベント初日、デモシェイプの後に行われたコラボレーションシェイプは、3人の一流シェイパーが協力しあって1本のボードを削るというThe Boardroom Show史上初となるユニークな試みだ。

参加したのは、このイベントの顔ともいうべき存在のウェイン・リッチ(WAYNE RICH SURFBOARDS)、クリス・クリステンソン(CHRISTENSON SURFBOARDS)、リッキー・キャロル(RICKY CARROLL SURFBOARDS)の三人。

シェイプルームの周りには多くの観客が押し寄せ、ブランクスからガンを削り出すまでのドキュメンタリーを瞼に焼き付けた。

1.まずはアウトラインをのこぎりでカット

今回シェイプするボードは、日本向けのガン。定規やメジャー、テンプレートを駆使しつつ鉛筆でアウトラインを描き、のこぎりでブランクスをカット。のこぎりはクリスが担当した。「日本のビッグウェーブにフィットするガンに仕上げるよ!」

プレーナーやヤスリで理想のフォルムにシェイプ

レール、ボトム、デッキの順にプレーナーやヤスリ、カンナなどをかけていく。この作業は主にウェインとリッキーが担当。クリスが仕上げの微調整を行った。

プレーナーだけでチャンネルを彫る神業を披露!

コントロールが難しいプレーナーを操り、チャンネルを彫るのはリッキーの得意技。今回は深めのチャンネルを6本入れた。このチャンネルにより、波へのホールド力が高まるという。

クラシックをベースにしつつ、モダンなフォルムに仕上がったガン。「日本へのリスペクト」としてY.Uの植田氏に贈呈された

当日の模様は動画でチェック↓

イベント公式サイトはこちら→https://japan.boardroomshow.com/

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FUNQ NALU 編集部

FUNQ NALU 編集部

テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

FUNQ NALU 編集部の記事一覧

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