サーフィンには欠かせないウェットスーツ。世界一の着心地とは?| PART3
FUNQ NALU 編集部
- 2021年06月30日
日々サーフィンをする上で欠かせないウェットスーツだからこそベストクオリティなものを着用したい。でも、知ってました? 日本製のウェットって世界一の品質なんですよ(語弊を恐れず断言しちゃいます)! そこで、ここでは日本製ウェットを着用しているプロたちから、その着心地などのインプレッションを紹介しよう。
◎出典:SurfStyle 2021
快適なサーフィンのために
サーファーがウェットスーツに求める機能はどんなものがあるだろうか? 保温性、パフォーマンス性、耐久性、安全性…。さまざまな要素が挙げられるはずだが、その中でパフォーマンス性は特にプロサーファーの成績に直結する要素の一つだ。例えば肩周りの動きはパドリングのしやすさに繋がるし、脚回りの品質はマニューバーの質に大きく関係してくる。
また、日本人サーファーにとっては、保温性も最重要項目。暖かい地域と異なり、四季のある日本では寒さを軽減してくれるウェットは必須。特に年を重ねるほど冬の寒さは体にこたえてくるので、いつまでも快適にサーフィンを続けたいのであれば、日本製のハイクオリティウェットは欠かせない。事実、プロサーファーも、一度日本製ウェットを使用したら、他のものは使えないという声が圧倒的だ。海に入る頻度の高いプロが、誰よりもその事実を実感していると言えよう。
新井洋人|O’Neill
photo: Kenyu
Q: 最初に日本製ウェットスーツを着用したのはいつ?
A: オニールを着たのは2020年1月から
Q: 着用したときの第一印象
A: ウェットスーツ自体の柔らかさや保温性はもちろんだけど、特に袖や足首がすぼんでいて水が入りにくくなっているところなど、細部まで考えて作られていて感動した
Q: どの点で日本製ウェットスーツは優れていると思う?
A: 常にサーファーのことを考えて、パフォーマンスや着脱しやすいように作られているところ
Q: 日本製ウェットスーツは一年で何着くらい作る?
A: 7着前後
Q: コンテストがほとんどない状況の中、どうやってモチベーションを保っている?
A: ほぼ毎日、昔のCTの試合などを動画で観て、試合がある/ないだけじゃなくてサーフィン自体のレベルを上げようと思ってサーフィンしている。小学生とか小さい頃に戻った感じ(笑)
Q: コロナが終わったら何をしたい?
A: 自由に波を探してサーフィンしに行きたい。海外ももちろんだし、国内も行きやすくなるといいな
Q: 今年の目標は?
A: 試合が始まることを常に想定してやっているから、試合が始まれば目標はもちろん勝つこと。試合がなければ、サーフィンやサーフボード、ウェットスーツなど良いものをできる限り一般の人に伝えていって、楽しんでサーフィンできる人が増えていけばいいなと思う
photo:Kenyu
キレのあるサーフィンを擁し、洋人が見つめる先は世界の舞台。そのための努力を欠かさないことこそ、洋人の才能だろう。自身のYouTubeにも、常に楽しそうにサーフィンする様子が収められている洋人。それも快適なO’Neillのウェットがあるから。約1年前に新井洋人をチームに迎え入れたO’Neill。海外ブランドながら、日本の市場には日本製ウェットを提供するメーカーだ。
小川直久|Rock Hopper
Photo:Kenyu
Q: 最初に日本製ウェットスーツを着用したのはいつ?
A: 33年前の15歳のとき
Q: 着用したときの第一印象
A: 自分に合った初めてのオーダーメイドウェットスーツだったからピッタリ感が凄くて、ビックリしたのを覚えている
Q: どの点で日本製ウェットスーツは優れていると思う?
A: 生地が柔らかいのは当たり前で、縫製の繊細さや昔と比べても立体感のある作りになってきているところ。あと、作る技術の工場はもちろん、日本人のおもてなしを感じて、とても着心地がいいところ
Q: 日本製ウェットスーツは一年で何着くらい作る?
A: 6〜7着
Q: コンテストがほとんどない状況の中、どうやってモチベーションを保っている?
A: 今、コンテストがない中、いつコンテストが始まってもいいようにしっかり準備をしたり、サーフィンをより楽しめるようにいろんな種類のボードに乗ったりしている。そうすることによって新たな発見があり、さらにサーフィンの魅力にはまっている
Q: コロナが終わったら何をしたい?
A: 家族で温泉旅行や海外へサーフとリップに行きたい
Q: 今年の目標は?
A: 関わることすべてに感謝できるように過ごすこと
photo:Kimiro Kondo
ビッグウェーブのときでも直久が安心してパフォーマンスに没頭できるのは、長年のパートナーであるRock Hopperの功績が大きい。
長い間、コンペティションの最前線で活躍する小川直久。シャープなライディングは日々の節制の賜物だろう。直久はRockHopperのウェットスーツに日本人のおもてなしの心を感じるという。そんな感性が現在の彼を育てたに違いない。
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FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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