おすすめ焚き火シート20選!失敗しないポイントや安いアイテムも紹介
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- 2023年09月20日
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キャンプの大きな楽しみといえば、焚き火ではないでしょうか。焚き火の前での語らいや、1人静かに過ごす時間は、日常生活では味わえない特別な時間といえます。
自然保護の観点から、焚き火をする際は、焚き火台使用を義務づけているキャンプ場が大半です。焚き火台だけでなく焚き火シートをプラスして使うと、さらなる自然保護に繋がります。また焚き火シートは自然保護以外にもメリットがあり、ぜひおすすめしたいアウトドアギアの1つです。
そこで今回は、焚き火シートを使うメリットや素材による違い、選び方、さらにおすすめの焚き火シートを紹介します。「もっと自然に優しく焚き火を楽しみたい!」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
焚き火シートとは?
焚き火シートとは、主にキャンプ場の自然を保護する目的で、地面と焚き火台の間に敷くシートのことです。必須アイテムではありませんが、キャンプのマナーとして使用することが推奨されます。
直火(地面の上で直接行う焚き火)でなくても、焚き火シートを敷かずに焚き火をすると、焚き火台の下には火の粉や熱によるダメージが残ります。しかし、焚き火シートがあれば地面に与えるダメージを大きく軽減することが可能です。
なかには焚き火台に加えて「焚き火シート」を使わないと、焚き火ができないルールのキャンプ場もあります。そうでなくても、みんなが気持ちよく過ごせるように、ぜひ常時使いたいアイテムですね。
焚き火シートを使うメリット
焚き火台を使用することで、自然保護に繋がります。同様なメリットが、焚き火シートにもあります。焚き火シートの使用をおすすめする主なメリットは以下の2点です。
- 地面や草木を炎から守る
- 片付けが楽チンに
それぞれ詳しく解説していきます。
地面や草木を炎から守る
焚き火をしていると、焚き火台の端や隙間から灰や火の粉、火の付いた薪が地面に落ちるのは、よくあることです。灰や火の粉、火のついた薪が地面に落ちると、そこに生えている芝生などの植物、小さな生き物はダメージを受けます。また灰や薪が落ちなくても、焚き火台からの輻射熱(ふくしゃねつ)で地面はかなり熱くなります。焚き火シートを敷くことで、灰や火の粉、火の付いた薪、輻射熱による地面のダメージの軽減可能です。
片付けが楽チンに
前述のように、焚き火をしていると焚き火台から灰や火の粉、火の付いた薪が地面に落ちてしまいます。焚き火シートを敷けば、焚き火後はシートごと灰置き場に持って行って捨てるだけ。片付けがずっと簡単に楽チンになるので、ぜひ使用をおすすめします。
失敗しない焚き火シート選びのポイントTOP3
ここでは、あなたに最適な焚き火シートを選ぶために、購入前にチェックすべき重要ポイントを3つお伝えします。これから焚き火シートを購入する人は、ぜひ参考にしてください。
① 耐熱温度
耐熱温度も、焚き火シートを選ぶ際の重要なポイントです。焚き火は500~700℃くらいの温度になるので、500℃程度の熱に耐えられると安心です。
焚き火シートの耐熱温度は「連続使用温度」と「瞬間耐火温度」の2種類で表示される場合があります。「連続使用温度」は一定時間継続して使用しても耐えられる温度、「瞬間耐熱温度」は瞬間的なら耐えられる温度を表しています。焚き火シートは一定時間継続して使用するものなので「連続使用温度」を重視すると良いでしょう。
② サイズ
選ぶべきサイズの目安は、焚き火台が4台置ける面積です。焚き火シートは焚き火台よりも大きいサイズでなければ、落ちてくる灰や燃えカスを受け止めきれません。もちろん目安よりも大きい分には問題ないので、大小さまざまな焚き火台を持っている方は、大きい焚き火台に合わせてサイズを選びましょう。
③ 素材
焚き火シートに使われる主な素材は、大きく分けて3種類です。
- 耐炎繊維
- ガラス繊維
- シリカ繊維
それぞれメリットやデメリットがあり、使う人によっておすすめの素材は違います。素材の特性をしっかり押さえて、自分にピッタリの素材を選びましょう。以下で、詳しく解説します。
柔らかくて持ち運びやすい耐炎繊維
耐炎繊維は、特殊なアクリル素材を高温加熱して作られます。焚き火シートに使用されるのは「炭素繊維織物」と「カーボンフェルト」の2種類です。
【炭素繊維織物の特徴】
- メリット:小さくたためる・チクチクしない・耐熱性が高い
- デメリット:他に比べて連続耐熱温度が低い・高価
【カーボンフェルトの特徴】
- メリット:小さくたためる・手触りが軽い・耐熱性が高い
- デメリット:炭素繊維織物より厚みがある(かさばる)・汚れやすい
それぞれ同じ原料を使っていて、性能に大きな差はありませんが、使い心地は異なります。記載があれば、炭素繊維織物なのかカーボンフェルト(不織布)なのかもチェックしましょう。
種類が豊富でメジャーなガラス繊維(グラスファイバー)
名前どおり、ガラスを原料とするのが「ガラス繊維」です。耐熱性が高く、1,000℃の環境でも燃え上がりません。他の素材と比べて安価なので、最も焚き火シートに採用されている繊維です。
しかし細かなガラスの破片が手に付き、チクチク感を感じるのがデメリットです。敏感肌の人は、痛みやかゆみを感じる場合もあります。軍手や皮手袋を使ったり、表面にシリコンコーティングされているモデルを選んだりするのがおすすめです。
耐熱性に優れているシリカ繊維
シリカ繊維は、ガラス繊維の一種です。通常のガラス繊維よりも多くの二酸化ケイ素(天然石から採れるガラス原料でシリカと呼ばれる)を含むため、さらに耐熱性が高く、1,100℃の環境でも連続して使用できます。
ガラス繊維同様、細かなガラス片が手に付き、触った時にチクチク感があります。チクチク感が苦手な方は、グローブの使用やシリコンコーティングされている製品を選ぶことをおすすめします。
【番外編】機能や付属品が充実していればプラス評価!
すでに紹介した3つのポイント(耐熱温度・サイズ・素材)を押さえていれば、焚き火シート選びで失敗することはありません。ただし、商品を比べるときにプラス評価できるポイントも知っておくとベスト。
以下の機能や付属品についても加味して選べば、理想のアイテムが見つかりますよ。
- ペグ穴(グロメット)の有無:強風でも固定できる
- 縫製:縫い糸の難燃性が高ければ「ほつれ」にくい
- シリコン加工の有無:表面が滑らか・水や泥をはじく
- 収納袋の有無:袋がないと周りを傷つける(素材による)
すべてを兼ね備えたアイテムは、高価になりがちです。あなたにとって外せないポイントに絞ってアイテムを選ぶと、理想の焚き火シートに出会えますよ。
高品質なおすすめ焚き火シート10選
ここからはおすすめの焚き火シートをご紹介します。機能性だけでなく、デザイン性の高いものもピックアップしたので、テントサイトをさらにオシャレにしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
LOGOS(ロゴス) たき火台シート
ナチュラルカラーがどんなテントサイトにも合う、ロゴスの「たき火シート」。耐熱温度は500℃で、安心して焚き火を楽しめます。おすすめの使い方は、テーブルで卓上グリル使用時に、二つ折りにして断熱シートとして使う方法。しっかり熱を遮断して、テーブルに影響を与えません。
- メーカー参考価格:1,980円(税込)
- 使用サイズ:80×60cm
- 収納サイズ:15×20×1.5cm
- 重量:270g
- 耐熱温度:500℃
- 素材:グラスファイバー(ガラス繊維)
DOD(ディーオーディー) TAKIBI BOBBIDI BOO(タキビバビディブー)M
六角形のデザインが焚き火台をオシャレに彩る、DODの「タキビバビディブー」。焚き火シートを、テントサイトのアクセントに使いたい方におすすめです。大きめサイズで、どんな焚き火台でも使えます。チクチク感が気になるガラス繊維製ですが、両面シリコン加工されているので滑らかな肌触りです。
- メーカー参考価格:3,940円(税込)
- 使用サイズ:100×100cm
- 収納サイズ:22×4.5×32cm
- 重量:650g
- 連続使用温度:250℃
- 素材:ガラス繊維(両面シリコン加工)
- 付属品:収納袋
- カラー:カーキ、タン
ZENCamps(ゼンキャンプス) 焚き火専用シート(ブラック シリコン加工モデル)
ソロキャンパー向けのアウトドアギアを送り出している、ゼンキャンプス。ブラックカラーを中心とした、カッコ良いギアの数々が人気です。「焚き火専用シート」も、ブラック生地にホワイトのステッチがオシャレな焚き火シート。武骨系キャンパーにおすすめです。ガラス繊維製ですが、両面にシリコン加工されているので、肌の弱い人も安心して使えます。
- メーカー参考価格:3,980円(税込)
- 使用サイズ:95×60cm
- 重量:430g
- 耐熱温度:550℃
- 素材:ガラス繊維(シリコン加工)
吉野株式会社 焚き火台用保護シート
溶接現場で使われるスパッタシートの国内有数メーカー「吉野株式会社」。
プロ仕様の高品質さはそのままに、アウトドア用に開発された「焚き火台用保護シート」。断熱性を向上させるため、中綿を入れた三重構造になっており、地面へのダメージを最大限に防いでくれます。カラーは白、さくら、カーキの3色展開。特に優しい「さくら」は、可愛いテントサイトを目指す女子キャンプにおすすめです。
- メーカー参考価格:7,260円(税込)
- 使用サイズ:92×92cm
- 素材:表材/ガラス繊維(両面シリコンコーティング)、中材/ガラス繊維厚手織物
- カラー:白、さくら、カーキ
Coleman(コールマン) ファイアープレイスシート
アメリカの老舗ブランドコールマン。高品質なアウトドアギアを適正価格で展開する、キャンパーの頼れる存在です。
「ファイヤープレイスシート」はコールマンらしい、落ち着いたカラーが良い感じの焚き火シート。耐熱温度600℃で、安心して焚き火を楽しめます。サイズは中程度ですが、重さが330gと軽量。持ち運びしやすい焚き火シートを、探している方におすすめです。
- メーカー参考価格:3,300円(税込)
- 使用サイズ:80×80cm
- 収納サイズ:22×22×4cm
- 重量:330g
- 耐熱温度:600℃
- 素材:ガラス繊維
SINANO WORKS(シナノワークス) 焚火シートSOLO(ソロ)
スキーや登山用ポールの老舗ブランドSINANO(シナノ)が、2020年にスタートさせた新鋭ブランド「シナノワークス」。
シナノワークスの「焚火シートSOLO」はコンパクトに収納可能で、名前通りソロキャンプにおすすめです。柔らかで、手触りの良い炭化繊維が使われており、肌の弱い人でも安心して使えます。片面がシリコン加工されており、汚れが落ちやすい点も魅力です。
- メーカー参考価格:2,970円(税込)
- 使用サイズ:45×35cm
- 収納サイズ:12×15×厚さ1.5cm
- 連続使用温度:250℃
- 瞬間耐火温度:1,000℃
- 素材:特殊アクリル焼成炭化繊維(片面シリコンコーティング)
FUTURE FOX(フューチャーフォックス) ナバホ柄焚き火シート
同じく信州発2020年誕生の新鋭ブランド、フューチャーフォックス。「世の中に出回っていない本当に良いキャンプ用品」をコンセプトに、デザイン性に優れたアウトドアギアを展開しています。
「ナバホ柄焚き火シート」は「人と違った焚き火シートが欲しい!」という方におすすめの、デザイン性の高い焚き火シート。ネイティブアメリカン「ナバホ族」が用いた、ナバホ柄がプリントされています。ガラス繊維にシリコン加工されており、手触りが良く、汚れが落ちやすくなっています。
- メーカー参考価格:3,580円(税込)
- 使用サイズ:80×80cm
- 連続使用温度:250℃
- 瞬間耐火温度:550℃
- 素材:ガラス繊維(片面シリコンコーティング)
belmont(ベルモント) 焚き火プロテクトシート
アウトドアブランドの聖地、新潟県三条市のブランド「ベルモント」。金属製品を中心に、高品質なアウトドアギアを展開しています。
「焚き火プロテクトシート」は、地面へのダメージを最大限に軽減することを追求した焚き火シートです。ガラス繊維の上に厚口アルミニウムを貼り付けることで、空中に熱を放射させて、劇的に地面に熱が伝わりにくくなっています。「自然にやさしい焚き火シートが欲しい!」という方におすすめです。
- メーカー参考価格:2,970円(税込)
- 使用サイズ:60×56cm
- 重量:350g
- 素材:厚口アルミニウム、グラスファイバー(ガラス繊維)
FIELDOOR(フィールドア)焚火シート 炭入れポケット付き
火の粉や灰から地面を保護する焚き火シートと、炭を鎮火させる処理袋が1つになったセットです。耐熱温度は高くありませんが、設営から片付けまで効率よく作業が進められるので、とても便利。コンパクトにたためるので、持ち運びも楽にできますよ。
- 使用サイズ:60×90cm
- 重量:500g
- 耐熱温度:280℃
- 素材:ガラス繊維(シリコン加工)
CYMD(シーワイエムディ) 焚き火シート
現役キャンプインストラクターが推薦する、ハイスペックな1枚です。ガラス繊維のイヤなチクチク感は、両面シリコンコーティングによって抑えられています。2.11mmの厚みがあり、縫製部分のケアもバッチリで耐久性は抜群。選べるブラックとゴールドの2色展開も、うれしいポイントです。
- 使用サイズ:60×95cm
- 重量:850g
- 瞬間使用温度:1,300℃
- 連続使用温度:700℃
- 素材:ガラス繊維(シリコン加工)
安い!コスパ重視のおすすめ焚き火シート10選
ここでは、相場よりお得なコスパ重視の焚き火シートをご紹介します。他にもキャンプ道具を揃えたい初心者のみなさんは、ぜひチェックしましょう。
CARBABY(カーベイビー) 焚き火シート98×61cm
瞬間耐火温度1,500℃、作業温度700℃と安心の耐熱性を持つ、カーベイビーの「焚き火シート」。加熱した薪やダッチオーブンを、焚き火シートに置きたいという方におすすめです。こちらもガラス繊維製ですが、片面がシリコン加工されており、肌の弱い人でも扱いやすくなっています。水洗いOKで、後片付けも簡単です。
- 使用サイズ:98×61cm
- 重量:740g
- 作業温度:700℃
- 瞬間耐火温度:1,500℃
- 素材:ガラス繊維(片面シリコンコーティング)
- 付属品:収納袋
BUNDOK(バンドック) 焚火シート
リーズナブルな価格で、シンプルでカッコ良いアウトドアを展開するバンドック。バンドックの「焚火シート」は、優しい手触りのカーボンフェルト製。チクチク感がないので、肌の弱い人にもおすすめです。やや小さめサイズになっており、ソロキャンプにピッタリです。
- メーカー参考価格:2,200円(税込)
- 使用サイズ:600×600×3.5mm
- 重量:140g
- 耐熱温度:700℃
- 素材:カーボンフェルト
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 焚き火台シート 80×80cm UG-3300
耐熱温度700℃のグラスファイバーを採用した焚き火シートです。表面には、やや艶があってスベスベしており、どんなサイトにも馴染むベージュカラーになっています。シンプルな正方形のデザインなので、いろいろな焚き火台との相性もよいでしょう。
- メーカー参考価格:4,400円(税込)
- 使用サイズ:80×80cm
- 重量:350g
- 耐熱温度:700℃
- 素材:ガラス繊維
Yumosmn 焚火シート
特殊なアクリル繊維を高温処理した「炭化繊維」が、優れた耐火性・耐熱性・断熱性をもっている焚き火シートです。溶接や溶断作業に対応できるスペックがあるので、焚き火でもバッチリ使えます。従来より厚みを増した約3mmの生地は、耐久性も抜群です。
- 使用サイズ:45×45cm
- 重量:50g
- 瞬間使用温度:1,300℃
- 連続使用温度:700℃
- 素材:耐炎繊維(カーボンフェルト)
NBEUCA 焚き火シート
製造技術のアップグレードにより、普通のガラス繊維より表面が滑らかで柔らかいため、手で触れてもチクチクしません。収納時は、A4サイズに折りたたむことが可能。専用の収納袋も付属しています。サイズ展開が豊富なのも、魅力的なシリーズです。
- 使用サイズ:60×90cm
- 重量:310g
- 瞬間使用温度:1,300℃
- 連続使用温度:800℃
- 素材:ガラス繊維
Chisafly 焚き火シート 100×100
6層からなる生地には2.5mm厚みがあり、バッチリ地面を保護してくれる焚き火シートです。耐熱性も非常に高く、瞬間使用温度は1,500度を誇ります。生地はシリコンコーティングも施されているので、お手入れもカンタン。ペグや専用の収納袋が付属しているのも、魅力の1つです。
- 使用サイズ:100×100cm
- 瞬間使用温度:1,500℃
- 連続使用温度:800℃
- 素材:ガラス繊維(シリコン加工)
GOMAPH 焚き火シート
圧倒的な耐熱性があり、チクチクとしない感触の生地を採用した焚き火シートです。収納時はコンパクトになり、約A4サイズのケースに収納が可能。防水シリコンコーティングなので、汚れを丸洗いできます。20cmの鍛造ペグ付きで、この価格はコスパ最高です。
- 使用サイズ:94×60cm
- 収納サイズ:29×16cm
- 重量:約670g
- 瞬間使用温度:1,300℃
- 耐熱使用温度:700℃
- 素材:ガラス繊維
Aollpala 焚き火シート
両面シリコン加工により、滑らかな質感と優れた撥水性を実現している焚き火シート。特筆すべきは耐熱性能で、瞬間使用温度はなんと2,000℃。良質なガラス繊維で作られた生地は縫製部分の強度も高く、耐久性が抜群で電気絶縁性能もあります。
- 使用サイズ:98×65cm
- 重量:650g
- 瞬間使用温度:2,000℃
- 耐熱使用温度:1,300℃
- 素材:ガラス繊維(両面シリコン加工)
CAMP GREEB(キャンプグリーブ)焚き火シート
シートの両面はコーティングされており、滑らかな手触りで撥水性にも優れた焚き火シートです。耐火性・耐刃性能に優れた米国デュポン社のケブラー(プラスチック繊維の一種で、世界初のスーパー繊維)を使用しており、縫製にも強いこだわりが感じられます。4隅のハトメはサビに強いステンレス製なので、付属の専用ペグ4本を使ってしっかり固定もできますよ。
- 使用サイズ:60×80cm
- 収納サイズ:23×35cm
- 重量:280g
- 瞬間使用温度:1,500℃
- 連続使用温度:800℃
- 素材:ガラス繊維(両面シリコン加工)
WORKMAN(ワークマン) 焚火耐熱シート
ワークマンのキャンプ用品シリーズにも、焚き火シートがあります。普通の焚き火なら、十分に対応できる耐熱性能もあり、コスパよく焚き火シートを手に入れたい方におすすめです。ハトメもバッチリあるので、風のある日はペグで固定も可能。
- メーカー参考価格:1,280円(税込)
- 使用サイズ:60×80cm
- 収納サイズ:17×29cm
- 重量:250g
- 耐熱温度:550℃
- 素材:ガラス繊維
焚き火シートにまつわる3つのQ&A
馴染みのない方のために、焚き火シートにまつわる疑問とその答えをご紹介します。これから、焚き火シートをゲットしようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
① 100均に焚き火シートはある?実際どう?
ダイソーやセリアなどの100円均一でお馴染みのお店にも、焚き火シートはあります。しかし、本格的な焚き火シートが欲しい方には、あまり推奨できません。その理由は、以下の2つです。
- 耐熱温度が低め:最も安価なものは260度
- サイズが小さめ:最も小さなものは30cm四方
耐熱温度が260度だと、700〜800度の高温の焚き火には耐えられません。焚き火と地面との距離が近いと、火の粉は防げても熱によるダメージは十分に防げないでしょう。場合によっては、溶けたり焦げたりする可能性もあります。また、サイズが30cm四方ほどだと、周りに飛ぶ火の粉は防げません。
「焚き火シートを忘れた方」や「初めは使い捨てで構わない方」にとっては、100均の焚き火シートはコスパ最高のアイテムです。しかし長く使いたいと考える方は、この記事で紹介しているアイテムを選ぶのがいいでしょう。
② 代用できるものはある?
焚き火シートを持っていない人や忘れてしまった人は、他のものを代用するのもアリ。似たような用途のアイテムや焚き火の熱に耐えられる代物であれば、十分代わりになります。具体的には、以下のアイテムで代用が可能です。
- 灰受け皿
- 焚き火リフレクター(金属製)
- 湿らせた薪(乾かないように注意が必要)
- スパッタシート(溶接・溶断作業の火花などを受けるシート)
スパッタシートを使用する方法以外は応急処置なので、焚き火シートほどの効果は得られません。しかし、なにも対策しないより自然を保護できるでしょう。
③ 焚き火台と地面の距離が近くても使って大丈夫?
結論からお伝えすると、絶対に安全であるとは言い切れません。その理由は、焚き火の温度と焚き火シートのスペックによるからです。
熾火(おきび)や炭火は、700度から1,000度近くになることも…。焚き火シートの耐熱温度が下回っている場合には、熱損する可能性が十分にあります。直火のような地面に近い状態の焚き火台は、焚き火シートとの距離も近く、なおさらリスクは上がるでしょう。
心配な方は、対策として焚き火シートを二重にしたり、調理に使用するステンレスパッドや灰受けを組み合わせたりするといいでしょう。荷物を増やしたくない方は、やはりハイスペックな焚き火シートの入手をおすすめします。
焚き火シートで快適なアウトドア時間を!
焚き火台にプラスして使うことで、さらなる自然保護に繋がる焚き火シート。今回は焚き火シートについて、以下のような内容を詳しく紹介しました。
- 焚き火シートを使えば、地面の保護や延焼の予防、片付けの簡略化ができる
- 焚き火シートの素材は「対炎繊維」「ガラス繊維」「シリカ繊維」がある
- 焚き火シートを選ぶ際は「大きさ」「耐熱温度」「ペグ穴付か」をチェック
焚き火シートを使えば、自然を保護できるだけでなく、焚き火後の片付けも楽になります。オシャレなデザインの製品を選べば、テントサイトの彩りにもなります。お気に入りの焚き火シートを見つけて、オシャレに快適に自然保護に繋げてくださいね。
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