
焚き火グローブのおすすめ8選。選び方やお手入れ方法まで解説

FUNQスタッフ
- 2022年07月12日
INDEX
焚き火で活躍するアイテムの中でも、薪を割ったり料理をする際に必要とされている焚き火グローブ。
火や熱から手を守ってくれる焚き火の必需品ともいえるアイテムですが、購入を考えている人の中には、どのようなものを選べば良いのかわからない…という人も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、ご自身に合った焚き火グローブの選び方をタイプ別に紹介します。
また、選び方だけでなくお手入れ方法についても詳しく解説していきます。この記事を読むことで、お気に入りの焚き火グローブを長くきれいに利用することができますよ!
グローブは焚き火の必需品!
焚き火グローブはその名の通り、焚き火をする場面で活躍するグローブのことです。熱に強い素材で作られた厚手のグローブになっているので、耐久グローブとも呼ばれています。
焚き火グローブを着用することで、薪割りや枝切りをするとき怪我、調理の際の火傷などを防ぐことができます。
焚き火グローブは、自分の身を守るアイテムであることから、焚き火関連グッズの中でも特に重要なアイテムと言えるでしょう。
自分に合うグローブを選ぶポイント
さまざまな種類がある焚き火グローブですが、選び方を間違えると安全面にも影響が出てしまいます。そうならないためにも、ご自身の使い方に合った選び方のポイントをおさえておきましょう。
用途
キャンプで使うグローブは、「作業用」と「調理用」の2種類があります。ご自身の用途に適したグローブを選びましょう。
作業用
薪や枝をカットする際に使うグローブで、強度や通気性のある革製品のグローブが最適です。
フィット感が高いことから、ナイフなどをしっかりと持つことができます。グローブが手から外れてしまうことが少なく、ノーストレスで作業を行うことが可能。通気性がある分、長時間の作業でも快適に使用できます。
調理用
調理をする際に使用するグローブは、油や火の粉が飛んでくることが予想されるため、手首から上を守れるロングタイプのグローブがおすすめです。
牛革素材のグローブでもロングタイプであれば充分調理に使用できますが、熱い調理器具などをつかむ機会が多い場合、より耐熱性に優れたアラミド繊維素材のグローブを選ぶのがベストでしょう。
耐熱温度
火を扱う場で使用する焚き火グローブにとって耐熱温度は最も重要です。
焚き火で使う炭火の温度は300~600℃、高いときは800℃以上にもなります。そのため、300℃以上の耐熱温度があるグローブならば問題はありません。
しかし、耐熱温度が高くなるほど素材に厚みが出てくるため、フィット感が落ちてしまうといったデメリットも。適度な厚みのグローブを選ぶことをおすすめします。
丈の長さ
丈の長さはロングタイプとショートタイプの2種類です。
ショートタイプ
手首までカバーできるタイプで、冬によく見かける一般的な手袋とほぼ変わらない長さです。
ショートタイプは手指を動かしやすいので、細かい作業に向いています。かさばらないサイズ感が魅力ではありますが、手首から上の腕部分はガードができないため、安全性は低めと言えます。
ロングタイプ
防火性に優れており、腕部分まで広くカバーをすることができます。ショートタイプに比べて安全性が高いところが最大の魅力です。
しかし、着脱が面倒で蒸れやすく、かさばることにより持ち運びが不便といった難点もあります。
素材
耐熱温度が公表されていない焚き火グローブを選ぶ際は、素材に注目する必要があります。
牛革
耐熱温度は低めですが、燃えている薪や炭などの熱いものを直接触ることがなければ問題なく使用できます。
また、牛革は耐久性が高いため長持ちしやすいのが特長です。使い込むほど馴染みやすくなり、経年変化も楽しむことができます。革素材なので、見た目の高級感もポイントです。
アラミド繊維
アラミド繊維とは、消防士の耐熱服などに使われている素材のことです。アラミド繊維が使われているグローブであれば、どのブランドを選んでも間違いないと言われるほど優れた素材です。
軽量かつ負担が少なく「非道電・非磁性」も備えているので、火器に限らず電気を扱う作業にも向いています。
買う前にサイズのチェックが必要!
グローブ購入の際、サイズ選びは重要なポイントです。
製品によっては豊富なサイズ展開から選べるので、じっくりとご自身に合ったサイズ選びをしましょう。
また、フリーサイズ・各サイズの両方が展開されているモデルもあります。
フリーサイズは誰でも着用できるように作られているのがメリットですが、フィット感に関しては、サイズ展開が豊富なモデルと比較すると劣ってしまいます。
S・M・Lなどの各サイズを展開しているモデルは最適なフィット感を選ぶことができるので、できればフリーサイズを避けて、自分の手のサイズに合ったものを購入した方が良いでしょう。
グローブの洗濯・お手入れ方法について
革製品のグローブは縮み・脱色・シワなどのダメージを与えてしまうため、基本的に水洗いNGです。
革へのダメージを覚悟した上で水洗いする場合は、自己責任になりますが、ぬるま湯で洗い陰干しでしっかり乾燥させましょう。
革製品は保湿することが基本ですので、汚れは乾いた布で拭き取ったり、煤を払う程度で充分です。
インナー付きグローブであればインナーを取り外して洗うことも可能ですので、気になる人はインナーのみを洗濯するのもひとつの手です。また、グローブ内部の匂いが気になる場合は消臭スプレーで対応しましょう。
長年使用によりダメージを負ったグローブの場合、劣化により怪我や火傷防止の効果が低下しています。その場合、手入れだけでなく買い替えも検討した方が安全に使用することができます。
人気・おすすめな焚き火グローブ8選
焚き火で活躍するおすすめのグローブのおすすめ商品8つを紹介します。
ロング丈・ショート丈それぞれ紹介しますので、利用シーンによって合ったものを見つけてくださいね。
【ユニフレーム】キャンプグローブロング
肘下までしっかりカバーするロングサイズで不意な火傷を防ぎます。大人の男性でもゆったりとした作りで窮屈さがないのがポイント。
- 重量:約550g
- サイズ:約450mm(ロングタイプ)
- 素材:牛革・ケブラー
- カラー:ブラック
- メーカー参考価格:4,900円(税込)
【キャプテンスタッグ】アウトドア ロングレザーグローブ
アウトドアに幅広く使えるグローブ。
手のひら部分に牛革が厚めに使われているため、しっかり握っても手に熱が伝わりにくいので調理にも最適です。
- 重量:約300g
- サイズ:約400mm(ロングタイプ)
- 素材:牛革
- カラー:ブラック
- メーカー参考価格:2,860円(税込)
【DOD】アツイノイケルシランケド 耐熱グローブ
耐熱性・難燃性に優れたアラミド繊維を使用。
軍手の用着脱が簡単で初心者にもおすすめのアイテムです。
内側に綿生地を使用しているため肌ざわりが良く、長時間の使用でも蒸れにくく快適に使うことができます。
- 重量:約240g
- サイズ:フリーサイズ(ショートタイプ)
- 素材:アラミド、コットン
- 耐熱温度:500℃(15秒以内)
- カラー:カーキ
- メーカー参考価格:2,200円(税込)
【ペトロマックス】防火手袋 アラミドプロ300 12611
約300℃までの高温に対応できるので、焚き火の薪などの取り扱いにも最適です。ゆとりのある長さで手首をカバーできるのも魅力です。
- 重量:約450g
- サイズ:フリーサイズ(ショートタイプ)
- 素材:アラミド、コットン
- 耐熱温度:300℃
- カラー:オレンジ
【カイマン】レボリューション ゴート クレイン
アラミド繊維に加え軽くて丈夫なヤギ皮を使用しているため、さらに耐久性が高くなっています。指先までしっかりフィットする構造なのであらゆる作業に適しています。
- 重量:約4.54g
- サイズ:L(ショートタイプ)
- 素材:アラミド、ヤギ皮
- カラー:茶・白
【スノーピーク】ファイヤーサイドグローブ
アウターにスエード革、インナーにポリエステルと難燃素材のコットンを使用。
長時間着用していてもムレにくく、快適な肌ざわりのグローブです。
- 重量:約4.54g
- サイズ:約340mm(ショートタイプ)
- 素材:スエード、ポリエステル、コットン
- カラー:ブラウン
- メーカー参考価格:7,040円(税込)
【コールマン】ソリッドレザーグリルグローブⅡ
立体縫製を採用しているのでグローブのままでも作業しやすく、ダークブラウンカラーなので汚れが目立たないところも嬉しいポイントです。
- 重量:約300g
- サイズ:約340mm(ショートタイプ)
- 素材:牛革
- カラー:ダークブラウン
- メーカー参考価格:7,990円(税込)
【ブッシュクラフト】焚き火グローブ ロング600
大人でも肘まで余裕でカバーできるサイズ。特殊オイル加工された柔らかい牛床革を使用しており、濡れても硬くなりません。雨の日でも快適に使えます。
- 重量:約540g
- サイズ:約600mm
- 素材:牛革
- カラー:ブラウン
- メーカー参考価格:6,490円(税込)
グローブ以外にもあると便利な焚き火グッズ
焚き火の際に起こるトラブルは道具があれば防げる案件も多く、近年では焚き火台だけでなく焚き火に必要なグッズが増えてきています。
それぞれの道具を正しく活用し、正しい焚き火をたのしみましょう。
▼便利な焚き火グッズまとめはこちらから!
グローブをつけて安心・安全な焚き火をしよう!
焚き火グッズの中でも特に重要なグローブについて紹介しました。
火を扱う場所は怪我や火傷の危険性が高くなってしまうため、火に強い素材のグローブは必要不可欠です。
この記事で学んだことを活かして、安心・安全な焚き火を楽しんでみてくださいね!
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