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登山用レインウェアは上だけでOK?選び方についても詳しく解説

登山の必需品の一つ、レインウェア。レインウェアは「ジャケットタイプ」や「パンツタイプ」「レインコートタイプ」「ポンチョタイプ」など、さまざまな形状の製品が販売されています。

低山中心の登山初心者は、気軽に着脱できる「ジャケットタイプ」や「レインコートタイプ」「ポンチョタイプ」など「上だけ」の製品を選びがちです。しかし、登山用レインウェアはこういった上半身を雨から守る「上だけ」のタイプで大丈夫なのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は登山用レインウェアについて、「上だけ」問題をはじめ、以下の内容で詳しく解説していきます。

  • レインウェアの重要性とは
  • 購入するときにチェックしたいポイント
  • 登山用のレインウェアは上だけでいいの?

「雨が降っても快適に安全に登山を楽しみたい!」「低山中心だからレインウェアは上だけでいいのでは?」と感じている登山初心者の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

レインウェアの重要性とは

「登山靴」「バックパック」と並び、登山の三種の神器とされる「レインウェア」。必ず持って行くべき登山の必需品です。天気が変わりやすい山中では、予報が晴天でも突然土砂降りの雨に遭遇することがよくあります。1,000m以下の低山であっても同様で「低山だから大丈夫」ではなく、低山であってもしっかり雨を防ぐレインウェアを選びましょう。

低体温症を防ぐ

山中は平地よりも強い風が吹きます。雨で濡れた体に強風が吹きつけると、急激に体温が奪われ、低体温症を引き起こすことも。低体温症になると身体が思うように動かせなくなり、最悪の場合は死に至る恐ろしい症状です。風雨の強い山では、上だけのレインウェアでは全身をカバーできません。全身をカバーできるレインウェアで体が濡れるのを防いで、低体温症を起こさないようにする必要があります。

アウター代わりにもなる

レインウェアは、防水性だけでなく防風性が高いアイテムです。そのためアウターとして、防寒着にもなります。レインウェアの上だけを防寒着として普段使いしている人も多く見かけます。風が強く標高の高い山頂では、レインウェアを羽織ることで身体が冷えきるのを防ぐことができるでしょう。

購入するときにチェックしたいポイント

登山初心者の方は、どうやってレインウェアを選べばよいか迷ってしまいますよね。「活動時間が短い低山ならば、レインウェアは上だけでいいのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか。

ここからは、登山用レインウェアを選ぶ際のポイントを詳しく紹介します。

登山にはセパレートタイプがおすすめ

山中では、さまざまな方向から風が強く吹きます。そのため雨が上からだけでなく、下や横方向から吹き付けてきます。レインコートタイプなど「上だけ」のレインウェアでは、下半身がずぶ濡れになってしまいます。登山用には、上だけでなく全身を雨から守れるものを選びましょう。ジャケットとパンツの上下セパレートタイプは全身を雨から守れて、脱ぎ着もしやすいのでおすすめです。

機能性が優れているか

快適に安全に登山を楽しむには、機能面が充分なレインウェアを選ぶ必要があります。登山用レインウェアに重要な性能は「防水性」「透湿性」「耐久性」です。

防水性

レインウェアの防水性能は、耐水圧〇mmで表されます。20,000mm以上のレインウェアであれば、嵐のような強い雨を長時間防ぐことが可能です。高山やテント泊、縦走など過酷な環境での登山では、20,000mm以上のレインウェアを選ぶ必要があります。

ただし、耐水圧が高いレインウェアほど、価格が高い傾向があります。低山中心の登山初心者でコスパを重視したい方は、10,000mm以上を基準にするとよいでしょう。

透湿性

活動量の多い登山では、寒い時期でも体が熱くなり汗をかきます。そのため、登山用レインウェアは体から出る湿気や熱気を放出する「透湿性」に優れていることが重要です。

透湿性は〇g/m²-24hで表されます。10,000~20,000g/m²-24hのレインウェアであれば、レインウェア内が蒸れることなく快適な登山を楽しめます。

耐久性

登山では足場が悪い場所で転倒することがあります。また、木の枝や岩にレインウェアが引っかかってしまうことも想定されるでしょう。そのため、登山用レインウェアは耐久性の高さも重要です。

レインウェアに使われる生地は「2レイヤー」「2.5レイヤー」「3レイヤー」など、層の数に違いがあります。一番層が多い「3レイヤー」素材のレインウェアは、他のものに比べて耐久性が高いといわれています。また引き裂きに強い「リップストップ」と呼ばれる素材のレインウェアも、耐久性が高いのでおすすめです。

ベンチレーター・ジップの有無

汗をかきやすい方におすすめなのが、ベンチレーター・ジップの付いたレインウェアです。ベンチレーターとは換気口を意味し、ジップを開けることによりレインウェア内の湿気や温まった空気を外に排出できます。ベンチレーター・ジップの多くは、水が入りにくい脇下に付いています。

コンパクトな収納性を重視

前述のようにレインウェアの生地は、構造によって「2レイヤー」「2.5レイヤー」「3レイヤー」に分かれます。「2レイヤー」や「2.5レイヤー」の生地を使ったレインウェアは生地が薄く、「3レイヤー」のものに比べて軽量でコンパクトに収納可能です。テント泊や縦走登山など荷物を軽くコンパクトにしたい場合は、「2レイヤー」や「2.5レイヤー」のレインウェアを選ぶのおすすめです。

普段のサイズよりもワンサイズ上のものを

レインウェアを選ぶ際には、サイズ選びも重要です。寒い時期には、ダウンなどのアウターの上にレインウェアを着用することがあります。そのためレインウェアは、通常のウェアよりもワンサイズ上のものを選ぶとよいでしょう。

登山用のレインウェアは上だけでいいの?

キャンプやごく短時間のハイキングでは、雨宿りできる場合も多く、レインコートなど「上だけ」のレインウェアでも、さほど問題ありません。

しかし、天候が変化しやすく風が強い山では、横や下方向からも雨が吹き込んできます。上だけのレインウェアでは下半身がずぶ濡れになるので、登山にはおすすめできません。低山であっても平地よりは天候が変わりやすく風が強いので、上だけでなく上下が分かれたセパレート型のレインウェアを選ぶ必要があります。

登山用レインウエア上下セットもおすすめ

登山初心者は揃えるべき登山ギアが多いため、コスパを重視したい方も多いですよね。ついつい予算を気にして、上だけのレインウェアを選びがちです。しかし、登山では上だけのレインウェアではなく、上下揃ったレインウェアを選ぶ必要があります。

登山用レインウェアは、上下セットの製品の方が上下別売りのものよりも割安。コスパ重視の方には、上下セットのレインウェアがおすすめです!

mizuno(ミズノ) ベルグテックEX ストームセイバーVI レインスーツ メンズ レインウェアー

高い機能性とコスパの良さが魅力のミズノの「ベルグテックEX」シリーズ。耐水圧は30,000mmを超え、嵐のような強い雨でも水が浸みてきません。透湿性も高く、高山など過酷な登山の雨天時でも快適に過ごせます。

  • メーカー参考価格:18,150円
  • 素材:本体/ナイロン100%、内衿切替/ポリエステル100%
  • 重量:約550g(Mサイズ)
  • 耐水圧:30,000mm以上
  • 透湿性:約16,000g/m²-24h
  • サイズ展開:S、M、L、XL、2XL、SB、MB、MBB
  • 付属品:収納袋

公式サイトでみる

PUROMONTE(プロモンテ) ゴアテックスパックライト レインスーツ

代表的な防水透湿素材であるゴアテックス。比較的高価なゴアテックス素材のレインスーツですが、こちらは初心者でも購入しやすい実勢価格3万円。高品質でありながらもコスパが優れており魅力的なモデルです。2レイヤーの課題である肌へのべた付きを解消した「ゴアテックス パックライトプラス」素材が採用されています。

  • メーカー参考価格:33,000円
  • 素材:75Dポリエステル、GORE−TEXパックライトプラス
  • 重量:約640g(Lサイズ)
  • サイズ展開:S、M、L、XL、3XL

公 式サイトでみる

ONYONE(オンヨネ)レディース 3L コンバット レインスーツ

3レイヤー素材が採用され、耐久性高く着心地の良さが魅力のレインスーツです。「腕上げ楽々カッティング」が施され、腕の上げ下ろしが楽に行えます。裾のずり上がりもありません。活動量の多い登山はもちろん、ガーデニングや釣りなどにもおすすめです。

  • メーカー参考価格:15,400円
  • 素材:ポリエステル100%(ポリウレタンラミネート3層加工)
  • 重量:765g(Mサイズ平均)
  • 耐水圧:20,000mm
  • 透湿性:10,000g/m²-24h
  • サイズ展開:S、M、L
  • 付属品:収納袋

公式サイトでみる

OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ) W’sアポロジャケット+W’sアポロパンツ

[アウトドアリサーチ] ウーマンズアポロレインジャケット W’s Apollo Rain Jacket (レディース) 1783_chambray S 19842111002003
OR(アウトドアリサーチ)

アメリカのアウトドアブランド「アウトドアリサーチ」。最先端の機能性を備えたアウトドア製品を提供し続けています。「W’sアポロジャケット」と「W’sアポロパンツ」は、ともにアウトドアリサーチ独自の防水透湿素材「Ventia」を使用したレインウェア。強い雨もしっかり防いでくれます。

  • メーカー参考価格:15,400円
  • 素材:Ventia™ 2.5L、ナイロン100%、70Dリップストップ
  • 重量:313g
  • サイズ展開:S、M、L

公式サイトでみる

  • メーカー参考価格:14,300円
  • 素材:Ventia™ 2.5L、ナイロン100%、70Dリップストップ
  • 重量:309g
  • サイズ展開:S、M、L

公式サイトでみる

「今後は高山や縦走などハードな登山にも挑戦したい!」という方は、さらにハイスペックなレインウェアを選ぶのもよいでしょう。

以下の記事では、人気ブランドのハイスペックなレインウェアを多数紹介しています。

【最新】寒さ対策にも重要!おすすめレインウエア(前編)|超厳選!マウンテンギア大辞典2022

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2022年06月01日

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2022年06月03日

優れたレインウェアで雨天時の登山を快適に!

いかがでしたか?登山初心者の多くが感じるのが「レインウェアは上だけではダメなの?」という疑問です。

低山であっても天候が変わりやすく風が強いので、下半身が濡れてしまう「上だけ」のレインウェアは適していません。低体温症を防ぐためにも、セパレートタイプのレインウェアを選んで全身を雨からしっかり守ることが重要です。

当記事ではレインウェアの「上だけ」問題の他に、登山用レインウェアの選び方のポイントやおすすめレインウェアを詳しく解説しました。今回紹介したポイントをしっかり押さえて、登山に適した「上だけ」のウェアでなく、上下揃ったレインウェアを選んで雨天時でも快適な登山を楽しんでくださいね。

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