コールマンおすすめバーナー7選!選ぶポイントから使い方までを解説
FUNQスタッフ
- 2023年09月29日
INDEX
携帯性にすぐれたバーナーは、難しい知識やテクニックがなくても簡単に火を付けられるため、キャンプ飯やコーヒー、カップラーメンなどのお湯を沸かすのに便利です。
バーナーはさまざまなメーカーから販売されていますが、おすすめなのはコールマン。この記事では、コールマンのバーナーがおすすめの理由や、用途に応じたおすすめのアイテムを紹介します!
バーナーは信頼と安全性が大切!
コールマンのバーナーの燃料はガスやガソリンなどを使いますが、引火すると燃え上がるどころか大爆発を起こす危険性があります。
バーナーの使い方は、購入したアイテムの説明書通りに使うのは当然のこととして、信頼のおけるメーカーのものを使いましょう。
使い方は簡単なのか、安全性を考慮した機構は付いているかなどを確認するのは大事なことです。
特に、小さなお子様やペットを連れてキャンプに行く場合は細心の注意を払いましょう。
おすすめは大人気ブランド『コールマン』
コールマンは1900年頃に創業したアメリカ発の人気アウトドアブランドです。
元々はガソリンランプを中心に製造していたメーカーですが、1920年代にはキャンプ用品を販売し始め、信頼性の高いキャンプストーブから人気に火が付きました。このキャンプストーブは多少のモデルチェンジを経て現在でも販売しており、完成度の高さが伺えます。
日本には日本法人のコールマンジャパンがあり、豊富なバーナー類はもちろんのこと、様々なキャンプ用品を揃えており、キャンプ用品店やアウトドアグッツ専門店、ホームセンターなどで簡単に購入できます。
Amazonや楽天などでは無名のブランドや中華製の格安バーナーなども売っていますが、できればコールマンのような歴史と信頼性のあるブランドのバーナーを購入するのがおすすめです。
コールマンバーナーを選ぶ上でのポイント
一口にコールマンのバーナーといっても様々な製品がありますよね。
そこで、コールマンのバーナーを選ぶポイントも紹介します!購入の際の参考にしてくださいね。
人数に応じて2バーナーや3バーナーを選ぶ
コールマンのバーナーを選ぶ時はキャンプを囲う人数が多いか少ないか、複数の料理を一気に作りたいかなどで必要なコンロの口の数は変わります。
炎の吹き出し口が1つのものをシングルバーナー、2つのものを2バーナー、3つのものを3バーナーと呼びます。
一人なのであれば、携帯性に優れたシングルバーナーが軽くてコンパクトなので便利ですが、車中泊なのであれば2バーナーでも問題なく持ち運べるでしょう。
また、煮込み料理と焼き料理を同時に行いたいという方や、大人数に料理を振る舞う時の使用を考えている方は2バーナーや3バーナーを選ぶことをおすすめします。
あるいは、シングルバーナーをとりあえず購入しておき、必要に応じてシングルバーナーを追加するという方法もありますね。
作りたい料理で選ぶ
鍋やフライパンのサイズは、作りたい料理によって変わるでしょう。
たとえば大きくて重いダッチオーブンなどは、小型バーナーでは対応できない可能性もあるので注意が必要です。
大きな肉や魚を焼きたい場合も、重い調理器具が必要になるのであればそれに対応できるバーナーを買う必要があります。
移動手段で選ぶ
コールマンのバーナーの火力や料理時の便利さだけを考えれば、シングルバーナーよりも2バーナーや3バーナーの方が使い勝手が良いです。ただ、移動手段が徒歩の場合は重すぎて運べなかったり、バイクの場合は積載量を超えてしまったりする可能性があります。
バーナーの重さと寸法もしっかりと確認し、自分の移動手段に適しているかを確認しましょう。
燃料の種類にも注意しよう!
コールマンのバーナーは大きく分けるとガス式のものとガソリン式のものがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあるので覚えておきましょう。
ガス式のメリット・デメリット
まずは、コールマンのガス式バーナーのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
コールマンのガスバーナーのメリットは高火力を得るのが簡単で、軽量なモデルも豊富なことです。また、自動点火レバーがついているモデルが多いので、感覚的にカセットコンロのような使い方ができます。火力の調整も細かくできるため、様々な料理に使えるのもメリットです。
ガス缶にはCB(カセットボンベ)缶とOD(アウトドア)缶の2種類があるので覚えておきましょう。
・CB(カセットボンベ)缶
コールマンのバーナー用CB缶は一般のカセットコンロに使うものと同じで、取扱のある店舗が多く安価で手に入ります。
ただし、OD缶と比べると火力が低く、高所や低温時では安定した火力がでないものが多いのが難点です。
・OD(アウトドア)缶
コールマンのバーナー用OD缶はアウトドア缶というにふさわしく、火力が高いです。そのため、高所や低温でも安定して火力をキープできます。また、OD缶自体が自立するため、バーナー部分は軽くて小さいものが使えます。
しかし、OD缶はCB缶に比べると高価。加えて、CB缶用のバーナーと比べるとバーナーの位置が高くなるため、調理器具の安定性の面で劣ります。
デメリット
コールマンのバーナー用CB缶用とOD缶用、どちらを選んだとしても多少のデメリットはあります。
CB缶は火力が低いため、寒冷地や高所では使えません。
また、OD缶はアウトドア専門店や大きなホームセンターでは販売されており、スーパーなどでは買えません。販売場所が限定されているので、手に入りにくいところが難点でしょう。
ガソリン式のメリット・デメリット
次は、コールマンのガソリン式バーナーのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
ガソリンは高火力で安定しているのが最大のメリット。気温が低くても問題なく扱える点もポイントです。
基本的にはホワイトガソリンという無添加のガソリンを使用しますが、中には自動車用のガソリンを使えるモデルもあります。
ガソリンタイプのランタンを使っている場合は、燃料を共用にすることができます。
デメリット
ガソリンはガス缶と比べると高価であることが挙げられます。また、キャンプ用のガソリン(ホワイトガソリン)はどこでも売っているわけではないので、入手のしやすさの面で難点があります。
また、ガソリン缶自体が重く大きく、使い方を間違えると引火する可能性があるので危険です。扱いやすさの面ではガス缶に劣ると言えるでしょう。
バーナー初心者はガス式がおすすめ!慣れてきたらガソリン式を
キャンプ初心者やバーナー初心者の方には、扱いやすくコストも抑えられるコールマンのガス式バーナーがおすすめです。
ガソリン式の場合、ポンピング(ポンプで加圧した空気で燃料を噴出させる)に慣れていないと「ポンピングができない」「ポンピングが上手にできない」といったケースに陥ることもあります。また、ランタンなども充電式や電池式のものを選べば、可燃性の高い燃料を使わないので比較的安全でしょう。
まずは、ガス式のバーナーでバーナーの使い方やキャンプに慣れていき、興味があれば徐々にガソリン式バーナーに切り替えたり、ガソリン式ランタンに挑戦していくのがよいでしょう。
ガソリンを使ったバーナーやランタンの火のゆらめきは優しく、キャンプの雰囲気を楽しむにはもってこいですよ!ぜひ試してみてくださいね。
コールマンおすすめバーナー7選
それではいよいよ、おすすめのコールマンバーナーを厳選して7点紹介します。
【ガス式】おすすめバーナー4選
まずはガス式のバーナーを紹介します。
Coleman(コールマン) アウトランダーマイクロストーブ PZ
コールマンバーナーのアウトランダーマイクロストーブ PZは、コールマンのガスバーナーの中でも特にコンパクトで軽く、持ち運びに便利なアイテムです。
使い方は、OD缶をアウトランダーマイクロストーブ PZの接合部にはめて、栓つまみをひねってから点火装置を推すだけ。自動点火装置付きなので、バーナーを使うのが初めての方でも簡単に使えます。
ちなみにコールマンが発売しているOD缶にはレギュラーガス缶とスーパーガス缶という2種類があります。レギュラーガス缶は通常用で、スーパーガス缶は寒冷地用です。
また、レギュラーガス缶とスーパーガス缶ではガスの種類や配合比が異なります。そのため、このアウトランダーマイクロストーブ PZではレギュラー缶ガス用のみが使用でき、スーパーガス缶は使用できないため注意してくださいね。
参考価格 | 6,380円 |
火力 | 最高時約2,500kcal/h(レギュラーガス) |
燃焼時間 | 約1~2時間(230g缶使用時) |
使用時サイズ | 約11×9.5×9.5(h)cm |
収納時サイズ | 約10×5.5×9.5(h)cm |
重量 | 約200g |
機能 | 点火装置 |
付属品 | プラスチックケース |
Coleman(コールマン) ファイアーストーム
コールマンバーナーのファイアーストームも、使い方やコンパクトさはアウトランダーマイクロストーブ PZとあまり変わりません。
使い方は、OD缶をファイアーストームの接合部にはめて、栓つまみをひねってから点火装置を推すだけです。
アウトランダーマイクロストーブ PZと大きな違いは、スーパーガス缶に対応していることであり、寒冷地での使用に適していること。
冬の季節や雪山などで使用する可能性があるのであれば、アウトランダーマイクロストーブ PZではなくファイアーストームを選ぶと良いでしょう。
参考価格 | 10,780円 |
火力 | 最高時約3,300kcal/h(スーパーガス最大出力時) |
燃焼時間 | 約3時間30分(470g缶使用時) |
使用時サイズ | 約φ12×11(h)cm |
収納時サイズ | 約φ6×11(h)cm |
重量 | 約150g |
機能 | 点火装置 |
付属品 | 収納ポーチ |
Coleman(コールマン) シングルガスストーブ120A
コールマンバーナーのシングルガスストーブ120Aは、カセットコンロのような感覚で使えるガスバーナーです。
OD缶をはめて点火装置をまわせばそのまま着火ができ、土台がガッチリしておりガス缶の接続部とバーナー部分が離れているので、安全面でもバッチリ。
フライパンや8インチ(直径20cm)までのダッチオーブンも使えます。
一般的なカセットコンロと違って対風性を考慮した作りとなっており、そもそもカセットコンロではOD缶を使えないので、キャンプには不向きです。
また、本体重量が10kgと重いので、徒歩での持ち運びには不便でしょう。車などで持ち運びするのが前提で、本格的な料理を作りたい方におすすめです。
参考価格 | 11,800円 |
火力 | 約2,150Kcal/h(2.5kw) |
燃焼時間 | 約3時間(470gレギュラー缶使用時) |
使用時サイズ | Hight 約37 x 23 x 23(h)cm Low 約31x 23 x 15 (h) cm |
収納時サイズ | 約31.5 x 12.5 x 25(h) |
重量 | 約10Kg |
機能 | 高さ2段階調節、点火装置 |
付属品 | キャリーケース |
Coleman(コールマン) パワーハウス(R)LP ツーバーナーストーブⅡ
コールマンバーナーのパワーハウス(R)LP ツーバーナーストーブⅡは2バーナータイプですが、使い方はアウトランダーマイクロストーブ PZなどとあまり変わりません。
下部にOD缶を取り付けた後、栓ツマミをひねって点火ボタンを押せば、火が付きます。
スタンドや風防付きで、使わない時はスリムに折り畳めるため持ち運びも便利。
重さは4.2キロほどとなっているので、男性であれば徒歩のキャンプでも持ち運べる重さでしょう。
参考価格 | 16,940円 |
火力 | 最高時約7,000kcal/h(約3,500kcal/h×2)(レギュラーガス最大出力時) |
燃焼時間 | 約1 . 5 ~ 3 時間(470g缶使用時) |
使用時サイズ | 約64×32.5×52(h)cm |
収納時サイズ | 約54×32.5×7(h)cm |
重量 | 約4.2kg |
機能 | 点火装置 |
付属品 | – |
【ガソリン式】おすすめバーナー3選
続いてガソリン式のコールマンバーナーも厳選して3点紹介します。
Coleman(コールマン) スポーツスター(R)Ⅱ
コールマンバーナーのスポーツスター(R)Ⅱは、ガソリンタイプの中では特にコンパクトで軽いモデルです。
使い方としては、はじめに本体タンク部分にガソリンを注ぎ栓をしめたら、ポンプノブをつかってポンピングします。これ以上はポンピングできないくらい固くなってきたら、ポンプノブを押し込んで締めます。あとは、柄の長いライターで火をともしながら、燃料レバーを開けば着火できます。
ちなみに、公式では販売が終了している商品です。
参考価格 | 14,801円(セールによって9,900円になることもあり) |
火力 | 最高時約2,125kcal/h |
燃料タンク容量 | 約520cc |
燃焼時間 | 約1.5~3時間 |
使用時サイズ | 約φ14×14(h)cm |
収納時サイズ | 約φ14×14(h)cm |
重量 | 約960g |
機能 | – |
付属品 | プラスチックケース |
Coleman(コールマン) フェザーTMストーブ
コールマンバーナーのフェザーTMストーブの使い方は、スポーツスター(R)Ⅱとあまり変わりません。本体タンクにガソリンを注ぎ栓をしめてからポンピングして加圧し、柄の長いライターで火をともしながら、燃料レバーを開けば着火できます。
スポーツスター(R)Ⅱと最も大きな違いは、自動車のガソリンも使えること。自動車のガソリンを使うと本体の劣化を招くため、通常時はホワイトガソリンを使うべきですが、非常時には助かります。
例えば、車でキャンプに向かい、なんらかのアクシデントでホワイトガソリンが切れてしまったら、車から給油することもできるでしょう。ただし、車のガソリンタンクから給油するにはガソリンを吸い出す手押しポンプも必要なので、車に常備するとよいです。
参考価格 | 20,680円 |
火力 | 最高時約2,125kcal/h |
燃料タンク容量 | 330cc |
燃焼時間 | 約2.2時間 |
使用時サイズ | 約φ13×15.2(h)cm(脚をたたんだ状態) |
収納時サイズ | 約φ13×15.2(h)cm(脚をたたんだ状態) |
重量 | 約680g |
機能 | 非常時には自動車用無鉛ガソリン使用可能 |
付属品 | – |
Coleman(コールマン) ツーバーナー 120thアニバーサリー 413H@パワーハウスツーバーナーストーブ
コールマンバーナーのツーバーナー 120thアニバーサリー 413Hは、名前の通り2バーナータイプのガソリンバーナーです。燃料タンクが大きく、一回ガソリンを注げばしばらく使えるでしょう。
使い方はスポーツスター(R)Ⅱなどとあまり変わらず、タンクにガソリンを注いでからポンピングして加圧し、柄の長いライターで火をともしながら燃料レバーを開けば着火します。
風防があり、ダッチオーブンや鉄板料理が楽しめるためるのでおすすめです。
120周年記念の限定モデルなので、欲しいと感じたのなら早めに入手しましょう。
参考価格 | 37,180円 |
火力 | 最高時約6,400kcal/h |
燃料タンク容量 | 約1.6L |
燃焼時間 | 約2~6時間 |
使用時サイズ | 約67×46×44.8(h)cm |
収納時サイズ | 約56×35×16(h)cm |
重量 | 約5.8kg |
機能 | – |
付属品 | – |
ガソリンバーナーは長めのライターを使おう!
コールマンのガソリンバーナーや点火装置の付いていないガスバーナーを点火するには、ライターなどが必要になります。
一気に燃え上がる可能性があるため、普通のライターやマッチではなく、先の長い着火用のライターを使うようにしましょう。
おすすめは「ジェットフレイムハンディライター」
ジェットフレイムハンディライターはターボライター用のガスで使える、コールマンの軽量でコンパクトなライターです。
材質がスチールで頑丈なうえ、キャップも付属しているため安全性の面でもばっちりです。
価格的には一般的な柄の長いライターとあまり変わらないため、キャンプ用であるならこちらがおすすめです。
参考価格 | 1,210円 |
サイズ | 約14.8×3.4×2.0cm |
重量 | 約33g |
コールマンバーナーで安全なアウトドアライフを
コールマンのバーナーは信頼性が高く、多くの方が愛用しているおすすめのアウトドアギアとして知られています。
使い方も簡単なので、はじめてバーナーを買うならおすすめのブランドですよ!
コールマン以外のバーナーを知りたい方は下記の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
- TAG :
- BRAND :
- ランドネ
SHARE
PROFILE
「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。