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震災後の‟いま”すぐしてほしい4つのこと/チョコレートコーヒーwith スモア|CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた!」#20

キャンプの道具や知識には、防災に役立つものがたくさんあります。でも、いくら優れた道具を揃えても、電源や水道のないストイックなキャンプ経験があっても、災害時にはまったく経験したことのないさまざまな問題が襲いかかってくるでしょう。予期せぬ事態を目の前にした時、道具や知識がいつものように使えないかもしれません。

そんな悔しい思いをしないために、災害時に役立つ情報やすぐに使える収納方法など、ちょっとしたヒントを知っておくとあなたの知識や道具がもしもの時にぐっと頼もしいものになってくれるはずです。

この連載では、無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱するCAMMOCの防災士資格を持つメンバーから、アウトドア好きの皆さんへ、もしものときに役立つ情報とレシピをお届けします。

不安な気持ちが生きる力に変わる

令和6年1月1日16時10分に石川県能登地方で「最大震度7」の地震が発生しました。今回の地震で被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

震災関連の報道が連日続くなか、押し寄せる情報に不安で心が潰れそうになる方もおられると思います。

もちろん不安を募らせるのは良いことではありません。1日のあいだで少しの時間はテレビを消し、スマホを手から離し、空を見上げたり、自然に触れたりしながら「自分の大切なものはなにか」確認する時間を作ってみましょう。

いっぽうで、情報を遮断して「自分は大丈夫、ここは安心」と言い聞かせると、それが正常性バイアスとなり、瞬時の行動を妨げる可能性があります。

日本中で安全な場所はどこにもありません。
次の災害は地球上のどこで起きるかわかりません。

災害に対して不安になることができる人は、想像力が豊かです。
それは危険予測能力であり、生きる力となります。
今回は、その想像力を生きる力に変えるポイントをお伝えします。

震災後の“いま”すぐしてほしい4つのこと

みなさんもしものときを想定して、防災対策をされると思いますが、なかなかもしもを想定するのが難しかったり、後回しになってしまい手につかないこともあるでしょう。

地震は天気予報のように「3日後に起きる」と予測することはできませんが、大きな地震があった直後は余震が続くので、確実に地震が起こりやすい状態と考えられます。

「いますぐ揺れたら」「今夜揺れたら」をポイントに防災を見直していきましょう。

①危険チェックと対策

防災でいちばん大切なのは「死なないこと」です。どんなに備蓄品を揃えても、それを使える自分がいなければ意味がありません。

まずは危険がある場所と、危険が少ない場所を知ることが大切です。

あなたが普段よくいる場所を見回して、「今」大きな揺れがきたら倒れてきそうなものはないか、飛んできそうなものはないか、確認してください。

そして、揺れた瞬間どこでどんな体制になるかを決めてシミュレーションしてください。

たとえば、テーブルの下にもぐり脚につかまる。物が倒れたり落ちてくる心配のない場所で屈むなど、いくつか身を守ることのできる場所を確保しておきましょう。

この期に棚を買い替える、配置を変えるなどを検討している方もいるかもしれません。危険が予測されるものがある場合は、すぐに取り付け可能な固定器具を用いたり、棚と天井までのあいだに段ボールや箱を詰めたり、倒れない状態にすること。

まずは「今」危険がないように対処しましょう。

オープンラックに収納しているもの、壁にぶら下げたりしているもの、ペン立てなどに入れているものは、落ちるだけではなく、飛んできて刺さる凶器になる可能性もあります。少なくともハサミや包丁など鋭利なものが落ちたり飛び出す可能性がないように収納しましょう。

すべての部屋にしっかりと防災対策をすることができない場合は、せめて揺れたらそこには近づかないことを意識し、家の中の危険箇所を知っておくことが大切です。

②行動の確認と準備

あなたが普段よくいる場所から避難が必要になった場合、どこへどのルートで避難するのか?を確認してください。

その時、何を持って出るのか?どの靴を履いていくか?夜だったらライトはどうやって持つか?雨が降っていたらどうするか?など、「今夜避難するなら」をリアルにイメージしてみてください。そして、避難に必要なものをすぐに取り出せるよう準備しておきましょう。

③連絡先の確認と共有

緊急連絡シートデザイン:サラ・ガリー

あなたと家族がいつもいる場所で大きな揺れがきたとき、どのような手段で連絡を取り合いますか?

電話回線が繋がらない、インターネットが繋がらないときはどうしますか?

もしものときに必要な連絡先や行動ルートを書き込んだ紙を2枚用意し、1枚は「いつも見ることができる場所」に貼り、もう1枚は「いつも持ち歩く」ようにしましょう。

④生き延びるために必要なものを確認

今すぐ避難することになった場合、持ち出す避難バッグには今ほしいものが入っていますか?今停電したらどうやって暖を取りますか?今断水したら自宅には何日分の水が備蓄されていますか?

生き延びるために必要なものは季節や体調などによっても変わってきます。

今生き延びるために必要なものは何かを確認し、できる限り用意しておくようにしましょう。

みんなの「防災バッグ」中身紹介/グミのヨーグルトムース|CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた!」#19

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2023年12月31日

自宅を避難所に!在宅避難に必要な備え/サバ缶のローリングストックレシピ ・台湾風混ぜそば|CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた!」#18

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2023年11月23日

被災地支援〜だれよりも身近な人を笑顔に〜

▲心を落ち着かせるお気に入りのアロマや、防災ホイッスルになるネックレスは笑顔のお守り

被災地を想い辛い気持ちになっている方もいらっしゃると思いますが、そんなときはどうか「笑顔でいること」にご協力ください。

ひとりでも多くの方が元気に過ごしていることが被災地支援になります。

これからも辛いニュースが続くかもしれませんが、いまあることから目を背けず、自分にとって必要な情報を聞き取れるようになりましょう。

そして、だれよりも身近な人「自分自身」が健やかでいられるように、あなたの心をあたため笑顔でいてください。

冒頭の「不安な気持ちが生きる力に変わる」と、まとめの「被災地支援〜誰よりも身近な人を笑顔に〜」は、CAMMOCマガジンにて公開した記事を抜粋しております。全文はこちらよりお読みいただけます。

 

被災地支援〜誰より身近な人を笑顔に〜

 

今月のレシピ/チョコレートコーヒーwith スモア

心がザワザワするとき。落ち着かないとき。少しだけひと息ついて、甘くて温かく、心に優しいドリンクで癒しのひとときを作ってみてください。

キャンプでも簡単に出来る、ビターで甘いホットドリンク。マシュマロやクッキーがあればスモア風にも!

材料(1人前)

板チョコレート…1枚
インスタントドリップコーヒー…1個
熱湯…適量
マシュマロ…適量
クッキー…1枚

作り方

① 板チョコレートを細かく砕いてマグカップにいれる。
② ①に熱湯50ccほど入れて混ぜチョコレートを溶かす。完全に溶けきらなくても大丈夫。
③ ②の上からインスタントドリップコーヒーを入れて、軽く混ぜ合わせ、マシュマロ、クッキーをトッピングする。

※マシュマロをバーナーで炙ると、よりスモア感が出てオススメです!

クリエイターズユニット
CAMMOC(キャンモック)

左から、三沢真実、三宅香菜子、内舘綾子
「キャンプのある暮らし」をテーマに地球の未来を創造するクリエイターズユニット。トータル撮影コーディネートやコンサルティング、キャンプをとおして自然と身につく知恵や道具でできる防災法「SDGs防災キャンプ」の提案を行なっている。アウトドアやフードロス、防災などの観点からドライフードに注目し、初著書「うまみがギュッ!干すだけ簡単 はじめてのドライフード(山と溪谷社)」全国書店にて絶賛発売中。

https://cammoc.com
www.instagram.com/cammoc

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PROFILE

キャンモック

キャンモック

「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱。 https://cammoc.com/

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