飛行機輪行でロードバイク旅を楽しもう!知っておきたい空輸テクニック&疑問集
Bicycle Club編集部
- 2019年09月24日
CASE1 輪行袋派のパッキング術
自身でバイクを持ち運ぶことが多くなりそうなら、コンパクトで持ち運びもカンタンなソフトタイプの輪行バッグがオススメ。さまざまな種類があるなか、今回は人気の高いオーストリッチ・OS-500を使った輪行スタイルを紹介する。
おすすめポイント
- 軽量でコンパクトなので自身で気軽に持ち運びができるうえ、厚手なので保護機能も心配なし。とくに飛行機輪行の際に便利だが、宅配にも使うことができ、伝票を入れるポケットも付いている。
注意ポイント
- 自立がむずかしいので、パッキングの際は輪行バッグを支えながらバイクを収納する必要がある。置いておくときは、カベのあるところに立てかけなければならない。
オーストリッチ・OS-500 トラベルバッグ
厚さ約1mmのウレタンを使用し、保護機能に優れている。バイク収納時以外は、3つに折りたたむことでさらにコンパクトにできる。サイズ:820×1350×210mm。 重量:2kg。2万2000円(税抜)。
初心者にもおすすめのカンタン飛行機輪行
ライトやサイクルコンピューターなど、運搬中に壊れそうなものを外す。ふだんの輪行とは違い、ボトルケージも外しておくと安心。ペダルも外す。
チェーンをアウタートップにし、ブレーキのクイックレバーを指で上げる(アーチを開く)。前輪は、クイックを開きナットを緩めて外す。後輪は、クイックを開くだけで外せる。
前後輪を外したら、バイクを逆さまにする。横から見てクランクがチェーンの外側に出ないように位置調整する。
万が一衝撃が加わってもブレーキレバーがズレたり壊れたりすることのないよう、レバーをタイラップで固定する。なるべく突起を減らす工夫をしよう
チェーンを引っ張り、シートステーに固定することで、飛び出しているリアディレイラーを内側に寄せる。運搬中にチェーンがたわんだり、落ちたりすることがなく安心だ。
リピートタイが便利
固定に使用するタイラップは、何度でも付け外しができるリピートタイがオススメ。外すときにハサミいらずで、替えのタイラップを用意する必要もない。ベルクロテープやタオルなどでも対応できるが、固定力が強いことが大切。運搬中に動いてしまう部分がないようにしよう。
フロントエンド、リアエンドそれぞれにエンド金具を装着する。クイックはフレームに沿うように閉め、リア用は、ディレイラーとワイヤーを保護できる角度で装着。
ステムのネジをゆるめ、ハンドルバーがトップチューブの下に入るように向きを変えて固定する。チェーンが地面に付かないように、バイクを足や輪行袋の上に載せて作業するといい。
ホイールからクイックを抜き、スプロケットに保護カバーをつける。バイクを逆さまにして輪行バッグに入れたら、スプロケットを内側にしてホイールも収納する。
輪行バッグの中はホイール用の仕切りポケットが付いている。バッグの中に納まるよう、場合によってはサドルを下げる必要がある。
最初に外した小物類、ホイールのクイックを忘れないようにポケットに収納しよう。バイクといっしょに収納する場合、細々としたものや重さのあるものは、バッグの中で動かないようにする。
持ち物は梱包して同梱しよう
輪行バッグの中には、バイクから取り外した小物類のほか、現地で使うウエアやシューズなども入れて運ぶことができる。シューズの金具やウエアのジッパーが干渉してフレームが傷つくかないように、個々で梱包しよう。ヘルメットは衝撃が加わり傷む可能性があるので同封しないで持ち運ぶのがおすすめ。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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