世界の定番パクチー料理レシピ18連発
buono 編集部
- 2020年07月30日
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もはや売っていないスーパーが珍しいというほど身近になり、日常の食材として定着してきた感のあるパクチー(コリアンダー、香菜)。それでも、「パクチーは好きだけど、家でエスニック料理を作るのはハードルが高そう」と避けてしまう人は少なくない。
各国のパクチー定番レシピのご紹介
でも、パクチーは実は東南アジアだけのものではなく、「世界で一番ポピュラーなハーブ」といわれるほど多くの国で食卓に登場する人気者。取り入れないのはあまりにももったいない。ではそれぞれの国では、パクチーをどう料理に取り入れているのか? 各国の定番レシピで旅する気分でパクチーを楽しんでみよう! 使いきれずに残ったパクチーが冷蔵庫にある人も必見。
トムヤムクン(タイ)
すっぱ辛さが特徴の海鮮ベースのスープ。身近な食材で味の再現にチャレンジ!
材料(2人分)
エビ……4~6尾
パクチー……1株
ショウガ、ニンニク……各1片
マッシュルーム……4個
トマト……中1個
たけのこ水煮……100g
ごま油……小さじ1
ナンプラー……大さじ1
タバスコ……適量
レモン汁……1/2個分
塩……小さじ1/2
作り方
1. パクチーの根、ショウガ、ニンニクはみじん切りに、マッシュルームは半分に、トマトは角切りにする。パクチーの茎、葉は刻む。たけのこは食べやすいサイズのイチョウ切りにする。
2. 鍋にごま油、パクチーの根、ショウガ、ニンニク、エビを入れて火にかけ、香りが出たらマッシュルーム、トマト、たけのこ、水400mlを加えて中火で10分ほど煮る。ナンプラー、タバスコ、レモン汁、塩を加えて味を調える。
3. 器に盛り、刻んだパクチーをのせる。
作り方のポイント
本来はレモングラスやバイマックルーなどを使うが、レモンやタバスコで代用。殻付きのエビを使えばさらに旨味がアップする。
ヤムウンセン(タイ)
エビと春雨、野菜たっぷりのサラダ。パクチーが加わると一気にタイの気分に。
材料(2人分)
春雨……30g
むきエビ……6~8尾
豚ひき肉……80g
パクチー……1~2株
セロリの茎……1/2本
(A)
塩……小さじ1/2
ナンプラー……小さじ2
レモン汁……1個分
黒コショウ……適量
作り方
1. 春雨は熱湯に浸して戻し、冷水にさらしてザルに上げる。エビ、ひき肉は耐熱ボウルに入れて酒をふり、ラップをして電子レンジで約3分、火が通るまで加熱し、ひき肉は軽くほぐして冷ます。
2. パクチーは根っこを除いてざく切りに、セロリは斜め薄切りにする。
3. ボウルに1、2を入れ、をかけて混ぜる。
作り方のポイント
豚ひき肉と南部ら―の旨味が味の決め手。セロリとパクチーをたっぷり使い、香り豊かに仕上げよう。エビも必須!
鶏肉のフォー(ベトナム)
ベトナム屋台で人気の麺料理。パクチーのトッピングが必須!
材料(2人分)
フォー……160g
鶏ムネ肉……1/2枚
パクチー……1株
玉ねぎ……1/8個
ミニトマト……3個
(A)
水……1000ml
おろしニンニク……1片分
ナンプラー……大さじ1と1/2
塩……小さじ1
レモン……1/8個
黒コショウ……適量
作り方
1. 鍋に、鶏肉を入れて火にかけ、沸騰したら蓋をして5分ゆで、そのまま15分ほど置き、余熱で鶏肉に火を通す。
2. 1の鶏肉を手でほぐす。パクチーは根を除いて刻む、玉ねぎはスライス、ミニトマトは2~4つ切りにする。
3. 1の鍋を火にかけ、沸騰したらフォーを入れて指定時間どおりにゆで、器に盛り、2をのせ、レモンを添え、黒コショウをふる。
作り方のポイント
ゆで鶏を作るときに、スープを一緒に作ってしまえば楽ちん。あっさりとした鶏だしにナンプラーを加えるだけで本場の味に。
牛肉のフォー(ベトナム)
日本ではチキンフォーがメジャーだが、ベトナムではビーフも人気高し!
材料(2人分)
フォー……160g
牛モモスライス……160g
パクチー……1株
紫玉ねぎ……1/8個
ニンニク……1片
オリーブオイル……大さじ1
(A)
水…1000ml
鶏がらスープの素……小さじ2
塩……小さじ1
ナンプラー……小さじ2
レモン……1/8個
黒コショウ……適量
作り方
1. 牛肉は赤みが残る程度にさっとゆで、冷水にとり、水気をきる。パクチーはざく切り、玉ねぎはスライスする。
2. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、カリッとなるまで炒める。
3. 鍋にAを入れて火にかけ、沸騰したらフォーを加えてやわらかくなるまで煮る。器に盛り、1をのせ、2をオイルごとかけ、レモンを搾り、黒コショウをふる。
作り方のポイント
カリッと焼いたニンニクをオイルごとかけてガツン系にアレンジ。牛肉は茹ですぎると堅くなるのでさっと火を通すのがポイント。
出典
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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