豚肉・豚ホルモン部位大図鑑|すべて答えられたら本物の豚肉好き!
buono 編集部
- 2020年09月23日
INDEX
テール(別名:トンビ)
テールは英語で尻尾。豚のテールは牛のテールに比べると短い。中心に関節のある骨が通っていて、長時間煮るとまわりのコラーゲンがゼラチン化して豚足と近い感覚に。また骨周辺の肉はクセがない赤身のようなテイスト。
目利き・調理のポイント
くるんと丸まっているものもある。
豚足(別名 : てびち)
文字通り豚の足で通常は足関節より舌の部分を指す。ほとんどが皮とスジ、軟骨から成り立っていて、骨と爪以外の部分はすべて食べることができる。コラーゲンを豊富に含む。煮付けてもいいが、スライスしたものを酢醤油で食べても美味。
目利き・調理のポイント
先端の爪は落として使う。
ブレンズ(別名 : ブレイン)
脳のことで、名前は英語で脳を表す「brains」から。牛のブレンズはBSEの危険部位のため流通が禁止されているが、豚のブレンズは出回っている。あまり見かけないレアな部位。魚の白子のような味と食感だが、魚のような生臭さはない。
目利き・調理のポイント
1頭150gしか取れない希少部位。
ホーデン(別名 : タマ)
珍味系のホルモンで、オス豚の睾丸のこと。名前の由来はドイツ語で睾丸を表す「Hoden」。食感はやわらかく、それでいてコリコリしていて鶏の胸肉や貝に似ている。イメージに反してほとんど臭みもない。通常は網焼きや串焼きで。
目利き・調理のポイント
赤色が薄いほうがより新鮮。
ツナギ(別名 : キンツル)
オス豚のペニスと睾丸のつけねに位置する、長さ10cmほどの筋肉。つなぎ目の部分であることからこの名前が付けられている。メニューにあったら幸運に思えるくらい1頭から1人前も取れない希少部位。
目利き・調理のポイント
切れ込みを入れて食べやすく。
ドテ
肛門の部分。見た目がドテッとしていることが名前の由来と思われる。ここにつながるテッポウ(直腸)よりさらに脂がのっていて、皮に脂がついているような感じ。内側まで脂たっぷりなので非常にジューシーで美味しい。
目利き・調理のポイント
ぽってりして脂肪がたっぷり。
出典
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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