
屋上ジャグジーにインナーテラス。リゾート感あふれる住まいに海外のゲストも大満足|葉山エリア【FORM GIVING】

湘南スタイルmagazine 編集部
- 2020年09月24日
INDEX
海岸線から小高い山が広がる葉山。その緩やかな傾斜地に建つS邸は、海側に向かう地上3階建てで、大きなバルコニーや、ジャグジーのある屋上からは絶景のオーシャンビューが広がる。
白を基調に開放感も抜群
室内でも眺望を活かし、LDKは3階にレイアウト。リビングは葉山の海辺に似合う白を基調とし、壁板やブロック壁、さらに天井や梁なども白でペイントされ、素材やテクスチャーの違いで、広さや開放感を生み出している。
眺望が抜群の3階にレイアウトされたLDK。開口部を開け放てば、段差などがストレスフリーなバルコニーへと、シームレスにつながる。
2階に設けた玄関ホール。メインの動線となる階段脇には、背の高い大きな窓を設え、太陽光や緑の借景を取り入れた。
快適かつ長く住み続けられる家づくり
こちらの家を手がけたのは藤沢を拠点に、湘南エリアの注文建築に関わる老舗ビルダーの「新都市建設」。公共事業にも携わる高い技術力が強みで、次世代型制振ダンパーや高性能サッシ・吹付断熱を標準仕様に自然素材も採り入れながら、快適に長く安心して住み続けられる家を実現する。
キッチンは実際に使用するものと、サーブ用のパーティーシンクの2つを設置。写真のアイランドキッチンは明るく開放感がある。
リビングにはアメリカの音響機器メーカー「アルテック」社のスピーカーが。スピーカーシステムの導入計画は当初からあり、スペースも考慮した。
オークの無垢材を使用したフロア以外のインテリアは、梁や板張りの壁、家具や照明なども含めて白で統一。想像以上の広がりや、開放感を感じさせる。
屋上ジャグジーで葉山の絶景を独り占め
そして今回、Sさんが要望したのは、「西海岸にあるような雰囲気で、リゾート感あふれる住まい」だった。ガレージの横にはフットバス、屋上には絶景が望めるジャグジーをつくるなど、上質な非日常を感じる設備も充実させた。
海が見える2階のバスルームはオーダーメイド。大きな窓やバルコニーへの出入り口を設けたことで、明るい陽射しや心地よい風も感じられる。
1階に設けたインナータイプのベランダには、フットバスを設置。ガレージに隣接しており、車での帰宅時や、海帰りにも重宝する。
3階バルコニーよりステップを通じて屋上に上がると、ジャグジースペースが。葉山の山々や、青く輝くオーシャンビューが広がる。
明るくモダンな茶室でおもてなし
一方で1階には奥様が、茶を点てるためのモダンな茶室も設計され、文化的なゆとりのある住まいとなっている。「海外のゲストも多いので、お茶などでおもてなしします。階上のリビンングや屋上のジャグジーからは相模湾越しに富士山が眺められ、景色も喜ばれます」と奥様。葉山の豊かな自然を享受するゆとりの住まいで、ゲストにとっても貴重な時間を提供している。
1階に設置された茶室の出入り口には、モダンさを感じさせるガラスの躙口(にじりくち)を。お茶は奥様が点て、外国人ゲストをもてなす。
茶室は本格的な仕様も保持しつつ、下窓から採り入れる陽光などで、湘南らしい明るくモダンなつくりとした。
坂の上端にあたる好立地。バルコニー側に張られたレッドシダーと、白い塗り壁がクルーザーのような佇まいで、海辺の街によく溶け込む。
注文住宅情報|葉山エリア
- 敷地面積:208.57平方m
- 延べ床面積:228.34平方m
- 1階面積:33.33平方m 2階面積:101.23平方m 3階面積:93.78平方m
工法
在来工法
構造材
柱:集成材 RW
梁:集成材RW
土台:ヒノキ
主な外装仕上げ
屋根:ガルバリウム鋼板
外壁:漆喰 レッドシダー
主な内装仕上げ
天井:塗装 クロス
壁:塗装 クロス
床:無垢フローリング(オーク)
開口部
窓:サッシ アルミ樹脂複合+Low-Eガラス+ガス
施工ビルダー
FORM GIVING
神奈川県藤沢市南藤沢12-4
FORM GIVINGの詳細はこちらから。
- BRAND :
- 湘南スタイルmagazine
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PROFILE

湘南スタイルmagazine 編集部
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。