スキレットおすすめ4選!選ぶ際のポイントや簡単レシピもご紹介
FUNQスタッフ
- 2022年06月16日
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「スキレットって何?」
「スキレットって重いだけでただのフライパンでしょ?」
「見た目はおしゃれだよね」
「かなり使っている!最高!」
さまざまな意見があるでしょうが、スキレットを使って調理すると、料理が驚くほど美味しくなります!
スキレットは鉄でできているため熱伝導性が良く、肉を焼けば中はジューシーに、外はこんがりと仕上がります。
スキレットは、キャンプや家庭での普段の料理でもかなり重宝されており、購入を検討されている方には是非おすすめしたいです。
この記事では、スキレットに興味を持ち始めたあなたに向けて、スキレットの選び方やおすすめの商品、スキレットを使ったレシピまで幅広く紹介いたします!
スキレットを選ぶ際のポイント
スキレットを選ぶ際は以下のポイントに注目しましょう!
- 大きさ・深さ
- 使用シーンに適した素材
- 取っ手の種類
- フタの有無
- お手入れのしやすさ
ここからは、それぞれのポイントを1つずつ掘り下げていきます。
大きさ・深さ
スキレットには、直径や深さなど、用途に合わせてさまざまなサイズのものが存在します。サイズに合わせた用途について紹介します。
【5~6.5インチ】1人分の調理、ソロキャンプなどにおすすめ
1人分の簡単な調理(オムレツやベーコンソテーなど)を行うのにおすすめのサイズです。
複数で食卓を囲む際には、少々面倒ですが1人1枚ずつ調理して配膳することでおしゃれ度が増します。スキレットは大きくなればなるほど重いので、このくらいのサイズであれば扱いやすいのも魅力です。
【8インチ】2~3人分の調理におすすめ<
8インチは20cmくらいです。2~3人分の調理が可能で、アヒージョが作りやすいサイズ感です。付け合わせなどを一度に調理するのであれば1人分として使用しても便利です。
【9~10.25インチ】4人分以上の調理におすすめ
23cm~26cmくらいのサイズ感になります。家族での食卓や、ファミリーキャンプに丁度良いサイズです。
ステーキが一気に3.4枚焼けます。さらに大きな12インチなどもありますので、少々重たくても平気な方はこちらも検討してみても良いでしょう。
スキレットの深さにも注意
ソースが多いハンバーグや、汁物料理には深さがあるものがおすすめです。目安としては4cm以上のものを購入するようにしましょう。なお、スキレットでパンを焼きたいという方には、さらに深型のものをおすすめします。
使用シーンに適した素材
スキレットの素材には「鋳鉄製」「耐熱陶器製」「ホーロー製」の3つの種類があります。
それぞれのメリット、デメリットを紹介します。
鋳鉄製
メリット
熱伝導率、蓄熱性、保湿性に優れているため食材にしっかり火を通せます。また表面に無数の小さな穴があるため油なじみがよく焦げつきにくいのも嬉しいポイントです。ステーキやハンバーグの調理におすすめ。
デメリット
シーズニング(後ほど詳しく紹介)が必要だったり、洗剤で洗えなかったりとお手入れが少々面倒と感じるかもしれません。
耐熱陶器製
メリット
洗剤を使って洗うことができます。食洗器OKなものもあり、お手入れが簡単です。電子レンジでの調理にも向いています。自宅で使用する際におすすめ。
デメリット
鋳鉄製に比べ、熱伝導率や蓄熱性が低いです。肉をこんがり焼くことには適していません。また、衝撃に弱く頑丈さが足りないため、外での調理や持ち運びを伴うキャンプでの使用には不向きです。
ホーロー製
メリット
油なじみがよく、食材が焦げつきにくい素材です。適温で調理することで料理がきれいに仕上がります。
カラフルでオシャレなデザインが多いので、見た目にもこだわりたい方におすすめです。
デメリット
他の素材と比べてスキレット自体が焦げやすく、直火での使用には適していません。また、上からの衝撃に弱いため取り扱いに注意しましょう。
取っ手の種類
スキレットの取っ手には、以下のようなものがあります。
- 通常のフライパンのように片手用のもの(定番)
- 大きいサイズの場合は鍋のような両手用のもの
- 取っ手がとれるタイプのもの
スキレットは、加熱後、取っ手部分もかなり高温になるため、絶対に直接触らないようにしましょう。おしゃれなハンドルカバーもたくさん販売しているので、お気に入りを見つけてくださいね!
フタの有無
スキレットにはフタ付きのセットで販売されているものがあります。
フタは必ず使用するわけではないですが、調理の幅が広がるのでもっていると便利です。無水調理や蒸し料理、燻製などをする予定がある方にはおすすめです。
主にスキレットのフタを手に入れる方法は以下です。
- フタ付きのセットを購入
- あとからスキレットのサイズに合う別売りのフタを購入
- 同じサイズのスキレットを逆さにして上から被せてフタの代わりにする
フタ付きのもののほうが高額なので、躊躇される場合には、無理してフタ付きのものを購入する必要はありません。
しかし、既にフタを使う調理をする予定があるのであれば、最初からフタ付きのセットを購入した方が、あとから購入するよりも安価で済みます。
セットなら、フィットしないなどといった不安も解消されます。
お手入れのしやすさ
スキレットはシーズニング(後ほど詳しく紹介)が必要なものや、洗剤で洗えないものなど、ものによってお手入れのしやすさに差があります。
前述した素材の違いによるお手入れのしやすさを改めて、以下にまとめます。
鋳鉄製
シーズニング(ならし)が必要で洗剤不可のものが多いです。(焦げや臭いが気になる場合は重曹を使います。
耐熱陶器製 ホーロー製
洗剤OKで、食洗器可のものもあり、鋳鉄製に比べお手入れ簡単です。
お手入れのしやすさで見ると、鋳鉄製は少々面倒に感じますが、購入時のシーズニングが不要なものも販売されています。
またスキレットの魅力(熱伝導性など)を存分に発揮する素材は、「鋳鉄製」のため、少々面倒であってもおすすめです。
スキレットおすすめブランド
さまざまな特徴がある、スキレットを販売しているブランドを紹介します。
実用的なもの、おしゃれなもの、コスパが良いもの、全て魅力的です!
LODGE(ロッジ)
超人気のキャストアイアンブランド。迷ったらLODGEを買っておけば間違いないです。
鋳鉄製のものを取り扱っていますが、初回のシーズニングは不要ですぐに使い始められます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
楽しいアウトドアライフをサポートすべく、調理用具だけでなくテント、シュラフなど様々な商品を展開しています。
サイズ展開や種類もかなり豊富。深型・朝型だけでなく、両手タイプのスキレットやカバーだけの販売など幅広い商品を揃えています。
LE CREUSET(ル・クルーゼ)
日本でもよく店舗を目にする馴染みが深いブランドですよね。ル・クルーゼのスキレットはホーロー製で、色味が鮮やかでとってもおしゃれです。
Coleman(コールマン)
創業120年を超える老舗ブランド。ロングライフ製品を目指しており、長く使い込むほどに愛着が湧く製品を作り続けています。
スキレットおすすめ4選
さきほど紹介したブランドから1つずつ、おすすめの商品を紹介します。
是非お気に入りを見つけてください!
LODGE(ロッジ)【スキレット6 1/2インチ】
- 参考価格:2,970円(税込)
- 深さ:3cm
- 厚み:5mm
- サイズ:15.5cm
- 素材:鋳鉄
LODGEの小型鋳鉄製スキレットです。熱伝導率が非常に良いので、餃子やハンバーグなどを美味しく調理できます。サイズ展開も豊富です。
CAPTAIN STAG【深型スキレット 18cm】
- 参考価格:2,750円(税込)
- 高さ:6cm
- 幅:18.5cm
- 素材:鋳鉄
深方のタイプでパンやケーキなども焼けるだけでなく、同じサイズのスキレットを重ねればオーブン料理なども楽しめます。
手に入れやす価格なので、サイズ違いなどで複数購入もおすすめです。
LE CREUSET(ル・クルーゼ)【シグニチャー スキレット 20cm】
- 参考価格:22,000円(税込)
- 直径:20cm
- 高さ:4cm
- 容量:843ml
- 重量:1.5kg
- 素材:鋳物/ホーロー
ホーロー製ならではの、美しい色が特徴です。カラーバリエーションもチェリーレッド、マリンブルー、オレンジと、どれも魅力的。
ホーロー製なので、食材の焦げ付きの軽減が期待でき、パンケーキや目玉焼きの調理におすすめです。20cmあるのでファミリーで使用するのも良いですよ!
Coleman【クラシックアイアンスキレット】
- 参考価格:9,460円(税込)
- サイズ: 約27.5×41.5×10(h)cm
- 重量:4.4kg
最初からフタがついた商品。水分が食材に均等に落ち、旨味を逃がさず、蒸し料理にぴったり。
面倒なシーズニングが不要なのも嬉しいポイントです。
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- 取手:11.5cm
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スキレットで作れる簡単レシピ!
続いては、スキレットで作れる簡単なレシピを3つ紹介します。
どれも簡単で美味しいので、ご自宅でもキャンプでもぜひ作ってみてください。
海老と帆立のドリア
大人も子どももたまらない、キャンプの主役になれる逸品です。担々ごま鍋の素をベースに使うので、味付けの失敗なんていう不安もありません。
アジア風アクアパッツァ
キャンプの定番でありながら、やっぱり作りたいアクアパッツァ。こちらはキムチ鍋の素を使っているため、普通のアクアパッツァとは一味違います!
ナスチキンオイル煮
簡単なレシピが嬉しい。複数のハーブやニンニク、とうがらしを入れることで食欲倍増!
スキレットのお手入れ方法
ここまでに何度か登場した「シーズニング」について紹介いたします。
鋳鉄製のスキレットは、普通に使っていると当然錆びてしまいます。そのため、シーズニングと言われるお手入れが必要です。
購入時に初回のシーズニングが済んでいるものもありますが、そうでないものは購入したらまずシーズニングを行いましょう。
シーズニングに用意する物は、以下のとおりです。
- タワシ
- 重曹(汚れがひどい場合)
- 食用油
- キッチンペーパー
- 新聞紙
シーズニングの手順
1.洗う
購入時は、初期についている油やワックス、使用後は調理でついた汚れをタワシとお湯でよく洗い流します。汚れがひどい場合は、重曹を使いましょう。洗剤はなるべく使わないようにしましょう。
2.乾かす
洗ったスキレットを火にかけて乾かします。スキレットには無数の小さな穴が開いており、そこに入った水分もすべて乾かすことが重要です。取っ手部分やフタもしっかり乾かしましょう。
3.油を塗る
十分乾いたら、スキレットが熱いうちに食用油を薄く塗ります。小さな穴までしっかり浸透させるように、キッチンペーパーを使って満遍なく塗りましょう。
4.保管する
スキレットを十分に冷ましたら、湿気の少ないところで保管しましょう。しばらく使用する予定がない場合は、新聞紙などにくるんで保管しておくと、なお良いでしょう。
ぴったりのスキレットを見つけて調理を楽しもう!
スキレットを使うと、家庭やアウトドアの料理がさらに楽しくなります。
ソロキャンプでも家族や友人とのアウトドアでもホームパーティーでも、それぞれのシーンに合わせたスキレットがあります。この記事を参考にお気に入りのスキレットを見つけてくださいね!
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