植物の持つパワーをダイレクトに伝える魅惑の色彩感覚

ハワイに住むアーティストたちは、豊かな気候に囲まれ、自然を愛でるうちに、インスピレーションが大きく開花する。今回紹介するLauren Roth(ローレン・ロス)さんは、水性とアクリル絵の具を使って、花やグリーンなどの植物を中心に描くアーティスト。彼女の筆から生み出されるグラデーションは深みがあり、見る人を引き込んでいく魅力がある。

ローレンが生み出すカラー・マジック

ニュージャージー生まれのローレン。物心ついたころから絵を描くことが大好きで、卒業後、『ホールフーズ・マーケット』のアート担当に選ばれ、プロの道を歩み始める。彼女がモチーフにするのは、色とりどりの花や鮮やかなグリーンが目を引く大きな葉っぱなどの植物が中心で、時にはフルーツが加えられることも。同郷出身のご主人ジョンとは職場で知り合い、ともにハワイブランチでの仕事を希望したところ、ラッキーなことに2人はハワイ勤務に選ばれ、10年前にオアフ島に移住した。

ホールフーズの仕事が決まっていたため、居住地は迷わなかった。勤務先の都合で住み始めたカイルアの環境には、ローレンもジョンも、最高に満足していると言う。カイルアのダウンタウンにほど近いロケーションに、自宅兼アトリエを構えるローレン。決して大きくは無いアトリエだが、彼女の仕事には完璧にフィットするサイズで、ここで数々のアートピースを作り出している。

前述したように、プランツにインスパイアされることが多く、植物やフルーツをモチーフにした作品が多い彼女だが、ハワイに移ってからは、ウェーブやレインボー、ALOHAというキーワードも取り入れ、彼女らしいテイストの中に、アイランドファクトも加え始めた。また、ホールフーズだけでなく、『レスポートサック』、『ノーティカ』、『ノードストローム』、それにジェイク・シマブクロらのビッグブランドとのコラボレーションを通じ、一層メジャーな世界に飛躍しているが、それでも彼女は自分らしさを忘れることなく、優しいトーンで、誰をも包み込むようなアートを描き続けている。

そんなローレンが2018年11月、地元カイルアの中心部にアートギャラリーをオープンさせた。自分の名を冠した『ローレン・ロス・アート』は、彼女が描き出す世界感、自然や人々に対する愛情やリスペクトが詰め込まれている。彼女のアートピースに囲まれた、カイルアの新スポットにぜひとも訪れてみてほしい。

(出典:『ハワイスタイル NO.56』

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