ホームブレイクのすぐそばで暮らすサーファーの家~Matsumono Family at Haleiwa~

日本プロサーフィン連盟において初のハワイ出身選手として長年活躍したグレン・マツモトさん。ハワイのラジオ局でMCを務める日本人の妻トモコさんと、現役プロサーファーの2人の息子、長男カイくん(左から2番目)、次男コアくん(左から3番目)との暮らしについて伺った。

世界で一番好きな海の近くに家を

1987年に日本で史上初のハワイ出身プロサーファーとなった、グレンさん。それまでなかった道を切り開き、約15年もの間トップ16にランクインし続けるという快挙を成し遂げた。現在はハワイのノースショアで、サーフィン関連ビジネスのプロデュースをサポートしたり、サーフガイドを行ったりと、現役選手を引退後もサーフィンと密接した生活を送っている。「昔からハレイワのビーチが大好き。サーフィン、ダイビング、釣りもできるので、最高ですよ」

アグレッシブに大きな波を制してきたグレンさんだが、丁寧な日本語の受け答えに穏やかな人柄が表れている。「いまはもう、サーフィンをただエンジョイしていますね。人が少ない時間にゆっくりと行きます」

引っ越しの準備をしている様子を見つけて

自宅はハレイワ・アリイビーチから徒歩すぐの場所にあり、妻のトモコさん、息子のカイくん、コアくんとの4人暮らし。息子たちは二人共プロサーファーだ。「サーフィンができる海の近くに何年も家を探したけど、なかなか手に入らなくて。ある時、引っ越しの準備をしている様子の家を見つけ、『もしかして引っ越しますか?』って、直接住人に聞いたのが、この家(笑)」

自らチャンスを掴みに行き購入に繋がったその家は、爽やかなセルリアンブルーのアクセントが家族の雰囲気によく似合っている。

シンプルで豊かなノースショアの生活

プロサーファーとしてデビューした息子達は、この日も足早に海へ出かけて行った。昔に比べると、夫婦だけの時間が増えた現在の暮らしだが、親子で海へ出かけたり、テレビでサーフィンを観たりと、家族で共有する時間も自然に生まれているようだ。親子共通の趣味はサーフィンだけではない。「グレンや子供達がアジやパピオ(シ
マアジ)を釣ってきてくれるんです。友達にお裾分けできるくらい、たくさん釣れることもありますよ」と、トモコさんが素敵な笑顔で教えてくれた。

家の外の広い庭にふと目をやると、鶏の親子が散歩するノスタルジックな光景が。この辺りは夜になると真っ暗で、空には無数に煌めく星が眺められるのだそう。ラナイ(ベランダ)で過ごす夜は、昼間とは変わってぐっとロマンチックになりそうだ。同じオアフ島といえど、ホノルル中心街にはない静かな別世界が広がっている。朝から夜まで、自然の中で楽しめることは山程ある。

好きなものに囲まれている楽しさ

家の中はというと。ヴィンテージやビーチスタイルのインテリアで表現されたレイドバックな雰囲気が心地良い。どの空間も家族や友達が一緒に過ごしやすいよう、ゆったりとしたレイアウトが印象的だ。サーファー友達の出入りも多いそうで、ゲストルームもしっかり用意されている。

子供達について、「夢はたくさんあるだろうし、若いうちにどんどん好きなことをやればいいと思っています」と語っていたグレンさん。好きなものに囲まれ、好きなことを楽しむ。そんなマツモト家の自由なスタイルは、家族や友達、みんなが笑顔で集まるエッセンスなのかもしれない。

(出典『ハワイスタイル No.57』)

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