
夫婦それぞれが得意とする職人技とデザインセンスが結集|平塚エリア【ベストホーム】

湘南スタイルmagazine 編集部
- 2021年01月21日
住まい手のスキルやセンスを活かした自由な発想で理想の家に仕立て上げる。
住まい手の個性やセンスを生かした、理想の空間
ともに地元湘南育ちの平野夫妻。子どもの成長を機に、仕事場でもある実家に新居を構えた。そんなご主人の家業は代々続く建具屋で、ベストホームのパートナー企業でもある。長年信頼のある同社に家づくりをお願いしたのは自然な流れだったのだ。
「自宅ですので自作の建具を入れたい。そこで仕事がきちんとしていて自由な要望にも応えてくれる会社が必要でした」。
ドアやカウンターなど規格品以外の建具はご主人が手掛けた。中でもリビングの入口となる大型建具は自慢の作。
「この家の顔になると思い、早い段階から製作を始めました。天井高すらこの建具優先で決めました」。普段はベストホームや施主の要望を叶える立場が、今回は逆転していた点も面白かったのだそう。
ご主人作となるリビング入口の大型建具。木目が美しいタモ材を使用し、ガラス部分はデザインガラスを数種使い分けている。
そうしたご主人の緻密な職人仕事がある一方で、家の構造やテイストについてはアパレル出身でデザインスケッチなどが得意な奥様が主に担当。「お願いしたのは、居心地がいい四角い箱を作ってもらうことでした」。将来のステージ変化により、可変性が持てるシンプルな構造を求めた。さらに収納については大型のクローゼットやパントリーでまとめ、作り付けの収納は極力排した。
そこに収まらないものは「見せる収納」としたが、モノがあるべき場所にディスプレイされており、生活がしやすい。それでいて乱雑にならないのは並べ上手な奥様のセンスによるものだろう。
現実の生活と、理想の空間づくりの間で悩む方も多いはず。しかしこの家では、夫婦それぞれの力でそのバランスを取り、ベストホームが的確にサポートするという、チームプレーにより実現した。
落ち着いた雰囲気の外壁はブルーグレーの塗装をオーダー。正面にはリビングの続きとなるウッドデッキを設置。屋根もあり雨天時にも利便性が高い。
玄関からの廊下のみヘリンボーン状に無垢材を組み合わせ、他とは表情を変えた。
2階のセカンドリビングとベットルーム。ハウス型にくり抜いた仕切り部分は壁を設けることで、将来もう一部屋増やすこともできる。海外のDIYにヒントを得て、ベッドのマット下には通気性がいい工業用パレットを敷いた。
リビングに隣接する和室。天井より下がる照明は奥様のコレクションよりセレクト。和洋折衷の雰囲気を併せ持つモダンさで、洋室に隣り合う違和感を排除。
窓の障子はご主人の手によるもの。蚤の市で探した和菓子の型を嵌め込んだ逸品。
キッチン壁面はボードでなくタイル貼り仕様に。窓辺や天井下に棚板を設え、調理道具やカップをディスプレイしている。パントリー奥には採光部があり、明るくモノが探しやすい。
朝の混雑を解消するためシンクは2つセット。シンク下のパイプはあえて見せる仕様でオーダー。床はタイルに見えるが実はクッションフロア。
注文住宅情報|茅ヶ崎エリア
施工ビルダー
ベストホーム
茅ヶ崎市堤2585-3
ベストホームの詳細はこちらから。
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PROFILE

湘南スタイルmagazine 編集部
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。