
見事なオーシャンビューが広がる絶好のロケーション|葉山エリア【イソダ】

湘南スタイルmagazine 編集部
- 2020年09月14日
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葉山に40年以上暮らし、終の住処に相応しい土地を探していたというS夫妻。共有地に隣接し、これ以上前後に家が建たないという好条件の土地に巡り合い、購入を決意。設計・施工は地元湘南に根ざした老舗「イソダ」に依頼した。2階に設けたリビングの周囲にはテラスを一周巡らせ、雨の日でも家にいながら、散歩ができるようにした。テラスの出入り口には大型の引き戸としてドイツの「ヘーベシーべ」を採用している。
外の景色を存分に味わえる空間に
家づくりが5軒目となるSさんが求めたのは、「内に向かう部屋づくりではなく、外の景色や地域の特色を持たせる家」だった。周囲に広がる自然林や、高い場所からは長者ヶ崎や相模湾が望めるという地の利を活かし、リビングやダイニングは2階に設置。屋上も設け、見事なオーシャンビューを享受できるフロアとした。
ご主人の書斎は2階と屋上の間に設置。畳敷きで天井が低く、隠れ家的な雰囲気を持った落ち着きの空間。
段差をなくして大開口を実現
さらに生活の基盤となるLDKの周囲には、段差のないフラットなテラスを巡らせ、外の自然と一体化するよう、大型の開口部を設けた。部屋の中にいても、木々の緑や広々とした空と繋がり、テラスを歩けば、まるで緑の回廊を歩くような空間となっている。
住宅街の角地で奥まった場所に建つS邸。葉山らしい高台に位置する土地で、屋上からは絶景のオーシャンビューが望める。
空間を引き締めるキーカラーを取り入れて
インテリアでは、和の伝統色「柿色」と、「黒」をキーカラーとし、D.I.Y.が得意なご主人作によるテーブルや棚が要所々々に置かれ、空間を引き締めている。
壁際の書棚はご主人のD.I.Y.による。腕前はプロ顔負けで、設計図を自ら描き、細かい意匠も入れながら仕上げていく。その完成度の高さに、作業中、道行く人から注文を受けたこともあるそう。
自然とともに家族が寄り添う、理想の家が完成
この家が完成したことで、息子世帯も近隣に呼び寄せ、一族に団欒の時が訪れた。自然や家族と寄り添う家づくりの真骨頂が発揮されている。
来客の多いS邸では広い玄関間口を採用。屋内に入ると、家のキーカラーである柿色が全面から飛び込んでくる。
注文住宅情報|葉山エリア
- 敷地面積:462.39平方m
- 延べ床面積:173.46平方m
- 1階面積:92.46平方m 2階面積:75.00平方m
工法
枠組壁工法
構造材
柱:―
梁:―
土台:―
主な外装仕上げ
屋根:瓦
外壁:モルタル左官、焼杉
主な内装仕上げ
天井:杉板、珪藻土
壁:珪藻土
床:無垢フローリング
開口部
窓:木製サッシ
施工ビルダー
イソダ
神奈川県鎌倉市腰越4-9-7
イソダの詳細はこちらから。
出典
- BRAND :
- 湘南スタイルmagazine
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PROFILE

湘南スタイルmagazine 編集部
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。
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