ツイスト打法を取り入れて今の筋力、体力のまま飛距離アップを狙おう
EVEN 編集部
- 2019年12月20日
9. テークバックの始動はベルトのバックルと手元が一緒に動く
ツイスト打法は、テークバックの始動も手元から動かせば良いと思われがちです。手元から動かすと、クラブがアウトサイドに上がりやすくなります。だからといってクラブヘッドを先に動かすと、インサイドに低く引きすぎてフェースが完全に開いてしまいます。
テークバックの始動では体の回転の助けを借りる必要があります。ベルトのバックルを右に回しながら手元を始動するイメージです。体を回すとテークバックの軌道が安定しやすくなります。右腰の高さまで上がった時に左手甲が真正面を向くのが基準です。フェースの向きは地面とほぼ垂直となります。フォロースルーで左腰の高さまで振り抜いた時のフェース面も地面とほぼ垂直です。
10. バックスイングのテンポは速いほうが飛ばしに有利
バックスイングのテンポは、飛ばしを追求するなら絶対に速いほうが良いでしょう。超スローテンポでクラブを上げて、トップで間をつくるのが間違いというわけではありませんが、それでは切り返しの動きが生まれにくく、反動を使って下ろすことになり、クラブヘッドが加速しません。
クラブヘッドの真後ろにボールを1個置いて、テークバックでこのボールをまっすぐ押すドリルをやると、お腹を速く回して、テークバックで勢いよくクラブを上げていく感じがよくわかります。ヘッドを走らせるのはインパクトエリアだけでなく、バックスイングも同じだと理解しましょう。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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