ツイスト打法を取り入れて今の筋力、体力のまま飛距離アップを狙おう
EVEN 編集部
- 2019年12月20日
5. バックスイングで両腕を右に回したらインパクトで素早く戻す
ツイスト打法は良い意味での手打ちなので、体を回すことよりも腕をしっかり振ることを第一に考えましょう。多くのゴルファーは体を回すことばかり考えて、体へのブレーキングが働かなくてパワーをかなりロスしています。体の回転を止めるくらいの意識が必要です。
体の真正面で両手のひらを合わせてアドレスの形をつくり、バックスイングでは両腕を右側に回旋します。両手が腰の高さくらいに上がった時に左手甲が真正面を指すのが目安です。インパクトで両手が体の正面に戻った時に、右手の甲がすでに真正面を指しているのがツイスト打法のイメージです。体の真正面で両腕を素早く入れ替える感覚がないと、振り遅れが直りません。
6. フェースターンを使えばヘッドスピードが一気にアップ
クラブを持たないで両腕を左右に回旋する感覚をつかんだら、実際にクラブを持ってスイングしましょう。バックスイングで左手甲を真正面に向ければ、フェースが自然に開きます。そしてインパクトの時点で右手の甲が真正面を向くくらいに、両手を素早く返す。こうするとインパクトでフェースが閉じていることになります。
体の真正面で両腕を入れ替えることで、右手が左手を追い越すように振り抜けます。結果的にフェースターンがつかえてボールがつかまりやすくなり、力を入れなくてもヘッドスピードが劇的にアップします。ドライバーが飛ばないと悩む人のほとんどが、この両腕の入れ替えとフェースターンができていません。ツイスト打法は飛ばしに特化した理論です。まずは正しい腕使いを覚えましょう。
SHARE
PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。