
ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)活用方法を徹底ガイド

ハワイスタイル 編集部
- 2019年08月01日
2017年、「ホノルル国際空港」は正式名称が「ダニエル・K・イノウエ国際空港」へと変更されました。ダニエル・K・イノウエ国際空港は日本語の案内表示が整備され、日本語が話せるスタッフも常駐しているので、初めての旅行者にもフレンドリー。楽園ハワイへの玄関口である空港の利用方法を、ハワイスタイルが徹底ガイドします!
入国編~スムーズにワイキキに行くためのポイント
入国審査をスムーズに済ませるための英語フレーズを確認
初めてハワイを訪れる際に心配になるのが、入国審査なのではないでしょうか。英語での受け答えが不安かもしれませんが、聞かれる内容は決まっているので、以下の三つのフレーズを覚えておけば大丈夫です。
・What is the purpose of your trip?(旅行の目的はなんですか?)
→Sightseeing. (観光です)
・How long are you staying?(どれくらい滞在しますか?)
→●days.(●日間です)
・Where are you going to be staying?(どこに滞在しますか?)
→ホテル名を答えます。
Wi-Fiをさっそくつなごう
空港に到着したら、すぐにWi-Fiを使うことができます。キャリアの国際ローミングを利用する場合は、設定が必要なく自動で接続されるので手間もかかりません。ルーターをレンタルしていたら電源を入れて、スマホからWi-Fiの設定でネットワークを選び、パスを入力すれば接続は完了。
注意したいのは、入国審査エリアでの通話です。携帯での会話や写真撮影は 禁止されているので厳守しましょう。ルールを破ると別室へ連れて行かれる恐れもあります。
迷いやすいのは税関を抜けた後!
荷物をピックアップしたら出口へ向かいます。 個人旅行は右、団体旅行は左方向へ進みましょう。個人旅行の場合は、出口を出て正面の道路を渡るとタクシーやレンタカーのシャトルバスに乗ることができます。ホテルのシャトルバスサービスを利用する場合には、出口付近にボードを持って立っている係員がいるので、声をかけましょう。
空港からワイキキへ
空港からホテルや目的地への移動は、旅をスムーズにする第一歩。荷物の量や人数によって、ベストな移動手段を選びたいもの。ホテルによっては無料送迎があることもあるので、予約時に確認しておきましょう。
タクシー Taxi
ワイキキまでの所要時間:約30~50分
運行間隔:随時
料金:約$40~45 ※チップ約15%を含む
何人かで利用するならタクシーが断然速くて快適。運が良ければ、リムジンタイプに乗れることもあります。長時間のフライトで疲れていても、快適に目的地まで行けるし、人数が何名かいれば割り勘ができるのでより安く利用できます。空港の到着ロビー1階出口のすぐ先に乗り場があり、配車スタッフに案内を頼みましょう。目的地までドア・トゥ・ドアで行けるので一番快適な移動法です。スーツケースなど大きな荷物が ある場合はチップを多めに用意しましょう(総額の15%+α)。
エアポート・シャトル Airport Shuttle
ワイキキまでの所要時間:約45~60分
運行間隔:約20~30分 ※ロバーツ・ハワイの場合、間隔は不定期。
料金:約$16~(往復$30~) ※ロバーツ・ハワイの場合。大きな荷物は別料金
また、エアポート・シャトルという交通機関もあります。ホテル以外でも乗車できるスピーディー・シャトルが運行しています。ロバーツ社のシャトルはミニバンタイプの乗り合いシャトルで、ワイキキでは乗客の宿泊ホテルを巡回します。往復チケットを購入すると$30~とお得です。
ロバーツ・ハワイ Roberts Hawaii
電話:808-954-8637
営業時間:8:00~17:00
ザ・バス The Bus
ワイキキまでの所要時間:約75~90分
運行間隔:約15~60分
料金:$2.75
ザ・バスという交通機関もあり、19.20番のWAIKIKI BEACH&HOTELS行きを利用します。料金の安さは一番ですが、スーツケースなどの大きな荷物の持ち込みはできないので、旅行客には不向きです。また時間もかなりかかります。週末や祝日は運行本数が減るので注意しましょう。
レンタカー Rent a Car
ワイキキまでの所要時間:約30~50分
運行間隔:―
料金:レンタカー会社により異なる
レンタカーの利用も可能です。初心者にはその後の移動も含めて難易度が高めです。手続きに時間もかかります。ハーツなど、空港の個人出口を出て少し歩いた所に営業所がある会社と、シャトルバスを利用して空港外の営業所に向かい手続きをする会社の2パターンがあります。快適さと時間を重視して選ぶとよいでしょう。
ハワイでレンタカーを利用するための基礎知識|借り方・返し方、給油、交通ルール
出国編~最後までハワイを楽しむ!
帰国時に意外と手持ち無沙汰になってしまうのが、搭乗手続きを済ませた後。やることがなく、ひたすら時間がすぎるのを待つだけになってしまいがちです。でもホノルル空港は人気のブランドショップや品数が豊富な免税店があるので、ショッピングも楽しめるほか、レストランやカフェも充実しています。これらの施設を上手く利用すれば帰国までのハワイ時間も余すことなく満喫することができるでしょう。ハワイ旅行を最後の最後まで楽しみましょう。
2Fフロアマップ
両替所
ドルは使い切るのがベスト。日本円に両替する際に、再び手数料がかかってしまうからです。だが、使い切れなかった場合は空港の両替所で日本円に両替できます。ただし紙幣のみで硬貨は不可。次回のハワイ旅行のために両替しないで所持しておくのも一つの手段です。
レストラン
国際線ターミナルの2階中央にフードコートがあり、さらにフロアの両サイドにもバーやカフェがあります。ハワイ旅行の最後のグルメを楽しむことができます。
案内所
無料の地図やパンフレットが手に入ります。次回のハワイ旅行の参考に持ち帰ってみてはいかがでしょうか。1階にも2階にもあります。
フライト・デック・ビジネスセンター
2階に4ヵ所あります。コンピューターやファックス、インターネットの他、ファックスも利用することが可能です。旅行用品や携帯電話のアクセサリー、事務用品なども購入できます。
注意!カートは有料
日本の空港と異なり、ホノルル空港ではカートの使用は有料になります。利用料金は5ドルで、支払いは現金あるいはカード。出国時は慌ただしくなるので、空港ですぐに使用できるように小銭かクレジットカードをあらかじめ準備しておいた方がいいでしょう。
機内預け荷物は重量オーバーに注意
一般的に飛行機に預けられる荷物はエコノミークラスの場合一人2個、1個あたり23㎏までです。お土産を買うために帰りの荷物はどうしても増えてしまいます。スーツケースに入り切らないことがあるので、あらかじめコンパクトになるダッフルバッグなどを持って行くといいでしょう。それに荷物一個当たりの重量制限があるので、分けた方が無難です。
カードラウンジは穴場
ホノルル空港にもゴールドカード以上のオーナーが利用できるラウンジがあります。ガーデンコートエリアという穴場にあるので、利用客もまばらです。無料のドリンクや雑誌を楽しめます。
ちなみに、ゴールドカードは年会費は有料ですが、上手に活用すればかなりお得。海外旅行保険が付帯されているのを始め、空港のラウンジを無料で利用でき、さらにスーツケースを無料配送してくれるサービスもあるなど、海外旅行の強い味方となってくれます。
※掲載内容は2019年7月取材時のものです。
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「一年に一度」のハワイを提案する、ハワイラバーズに向けたハワイ専門メディア。現地スタッフによる地元密着情報を交えた、奥深い魅力的なハワイ情報をお届けする。
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