
米軍ハウスのイメージを現代的にアップデート|寒川町エリア

湘南スタイルmagazine 編集部
- 2021年02月01日
服から家具、ついには家まで。好きなものに囲まれる豊かな暮らしは、何気ない日常を特別な時間に変えてくれる。
アメリカンカルチャーの魅力あふれる住まい
かつて古着を買い集めていくうちに、雑貨やインテリアにいたるまでアメリカンカルチャーの魅力ハマっていったと語る木内さん。横浜で暮らしていたところ、実家の前の前にあった畑の一部を譲り受け、自宅を建てるプランが浮上し、夢が一気に広がったという。
インターネットで気になる家を見つけては、サイトを運営する会社に問い合わせる毎日。ある日インスパイアを受けた家がラスティックゴールドが手がけた物件であることを突き止める。そこからこの家のヒストリーが始まったのだ。
木内さんが理想の我が家として思い描いていたのは、旧きよき時代の米軍ハウスのような平屋建て。これを大きな軸にプランナーが知恵を絞り、家族構成を加味した上での暮らしやすい間取りや生活導線をレイアウト。そこにアメリカから取り寄せた建材や家具を並べ、期待を上回る家を提供した。
「プランナーのセンスを信じていたから、ほぼお任せでした。探してもらったインテリアはどれもお気に入り。好きなものに囲まれる暮らしがこんなにも気持ちがいいことを改めて実感しています」。
道路に面している土地だからこその配慮として、庭に盛り土をすることで傾斜をつけている。
近所に植えられていたパームツリーがあまりにも見事だったのでプランナーが交渉をして譲り受けた。
日本の住宅ではまず見られないタイプの立水栓。こんなところにまでラスティックゴールドのセンスが見え隠れする。
実家の目の前にあった畑の物件ゆえ、子どもが走り回れるほど広々とした敷地。芝やパームツリーを植えることで居心地のいい庭に仕上げている。
ガレージはまさに男の趣味部屋
好きなものが並ぶガレージはまさに男の趣味部屋といった佇まい。
この家を建ててから始めた趣味のガーデニング。庭にあるアウトドア用の家具はすべて木内さんがペイントを施している。
手先が器用で凝り性の木内さん。ガレージの棚には愛用の日用品がキレイに整頓されている。
現行品とユーズドをうまく組み合わせた内装
シンプルにアメリカっぽさを表現したリビング。家具はアジのあるユーズドを中心に構成しており、思わずそのセンスに見惚れてしまう。
ステレオタイプの米軍ハウスにはない快適さをプラスするため、リビングの上に天窓とシーリングファンを。
ガレージの上に設けた収納スペース。入り口に繋がる階段は子どもたちの遊び場になっている。
安全性からも薪ストーブは現行品をチョイス。まさにこのリビングには必要不可欠なアイテムだ。
リビングの飾り棚には木内さんが集めた雑貨が一堂に会す。
実用性を忘れない女性の視点を大切にするプランナーが提案するダイニング。新旧問わず、家のイメージに合う建材やインテリアを集め、それぞれが馴染むようにバランスを配慮。
ドアは基本ユーズドをチョイスしていて、部屋ごとに異なるテイストを合わせている。
心地いい陽射しとペンドルトンの寝具は最高のマリアージュなのだ。
- BRAND :
- 湘南スタイルmagazine
- CREDIT :
- Photo/T.Katayama Photo/T.Tsuneyuki
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PROFILE

湘南スタイルmagazine 編集部
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。